こんにちは、粟津サヤカです
京都でオリジナルツアーのガイドをしています。
私はもともとは大の歴史ファンで
本を読んだり、史跡を訪ねたりしていました。
京都はどの時代をとっても、
歴史の舞台として欠かすことのできない場所です。
平安時代から現代に至るまで
いろんなできごと、いろんな人物にゆかりの場所を訪ね歩いてきました。
そんな時、ふと、価値ある建築物の解体を知ったのです。
前を通るたび、すごいっと見上げていたレストランの建物でした。
その時、思ったのです。
私は一度もそこで食事をしたことがなかった。
その素晴らしさに永遠にそこにあると思い込み、
食べに行こうとすら思わなかったのです。
それなのにレストランの解体を知ってショックを受けたのです。
まったく身勝手な話です。
このことがきっかけになって、
私の京都散策の目的のひとつに
価値あるレトロな建物への訪問が加わりました。
商業施設ならそこで飲食や買い物をし、
自分の目で見て記録に残す。
そのためにこのブログを書いています。
さて、今回のレトロは、
同志社礼拝堂です
同志社礼拝堂は京都御所の北どなり、
同志社大学今出川キャンパス内にあります。
鋭角な三角屋根の礼拝堂がその歴史を感じさせます。
プロテスタント系のレンガ造りのものとしては現存最古のも。
重要文化財に指定されています。
定礎はなんと明治18年、献堂は明治19年。
基礎部分に動かざる歴史が刻まれています。
京都に現存する西洋建築のなかでもかなり初期のものです。
設計は米国外国伝道団体(アメリカンボード)の宣教師D.C.グリーン。
同志社初期の建築設計を担当しました。
グリーンの作品で同じキャンパス内にあるものは下記の二つ。
このブログでも過去に取り上げています。
![拍手](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/130.png)
![目](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/242.gif)
![!](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/092.png)
![タラー](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/099.png)
![!](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/092.png)
![グッ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/114.png)
![キラキラ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/088.png)
今回ご紹介した同志社礼拝堂はご案内コースに入っていませんが、
私がガイドをつとめるオフアワーズの京都のんびりおさんぽ旅では
他にも面白い場所をご案内しています。
2017年開催分はすべて受付終了しましたが、来年も開催を予定しています。
- 伏見稲荷から清水寺 ゆるトレッキングコース 1/13(土) ・ 2/3(土)
- 洛中レトロ御所南コース 1/20(土) ・ 2/17(土)
- アカデミック北白川・疎水コース 1/27(土) ・ 2/10(土)
まだ公開されていないコース、日程については
1ヶ月前を目途に公開してく予定ですので、
ぜひご参加の上、冬の京都で新しい京都の魅力をご堪能ください
さて、次はどこへ行こうかな~