半径3メートルから宇宙の果てまで -3ページ目

おかあさんといっしょ

こうちゃんもすっかりテレビの魔力にとりつかれ、しょっちゅう「びー! びー!」とテレビがみたい!と要求するようになっています。朝の教育テレビのちびっ子タイムです。みいつけた、おかあさんといっしょ。どちらも2歳にならないこうちゃんよりも少し上のターゲットですが、そのあとにやっている「いないいないばぁ」にはそれほど執着がないようです。とくに「おかあさんといっしょ」には魂を吸い取られたかのような集中力で見入っています。

先日、ヨメの同僚家族の家に遊びにいったんですが、そこでもテレビの話になり、意外にも子供番組の話で大人が盛り上がってしまいました。オレはすっかりおかあさんといっしょの体操のおねえさん、いとうまゆちゃんの虜になっており、ヨメにからかわれております。あの妙な衣装に一本調子のかけ声、お世辞にもかわいいとはいえない容姿ですが、なぜか釘付けです。小林おにいさん(体操のお兄さん)の顔芸の話題も盛り上がりました。うちのヨメはこのおにいさんが好きになっております。

みんないわゆる美男美女じゃないんですがとても印象に残るという、絶妙な人選をやってくれているわけです。NHKは。

番組コーナーに、「ポコポッテイト」というぬいぐるみの寸劇があるんですが、この動物のモチーフが、ラーテルとマンチカン猫とジャコブ羊というマニアックさ。オレの子供の頃は、せいぜい犬、猫、牛とか動物の種くらいしか限定してなかったろうに、今じゃこんな品種を限定してるわけです。そのうち絶滅危惧種が挙がってくるんでしょう。いや、絶滅したやつでもいいのかも。ステラー大海牛やドードーなんかの巨獣シリーズとか。

気がついてみると、ここ最近ほとんど民放は録画でなんとか見ているって感じ。それもごく僅か。そういう意味でもタモリ倶楽部の定番度はすごい。

テレビの話〜フジテレビとか韓流おしとか

オレのテレビライフは、もう放送で見ることはほとんど皆無で、 能動的に見る番組は100&録画でCMスキップです。 そして見たい番組は、CATVとNHKで事足りているってのが現実。 あ、でも松本人志のすべらない話とかそういうたぐいのものは好んで観ます。

で、今騒ぎになっている高岡某のフジテレビへの韓流批判の話について少し書いておこうと思うんですが、正直言ってどうでもいいわっていうのがあるんだけど、たしかにKpop特集とか頻繁にやってるのをみても、 供給先行すぎなんじゃないか程度には思ってます。少女時代とか観るの好きだけど別にテレビである必要は全くなくて、YOUTUBEで十分。

▼ロンブー淳の「観なきゃいいんじゃない」ってツイッター
基本的にそれに尽きる。 視聴に関してユーザーは選択権を持っているので、不快なものは観ないっていうのが
わりと能動的なアピールになると思う。 出てる側がそれを言うのはずいぶん偉そうだとは思うけども。

▼客の嗜好を無視する権利をテレビ局は持つのか。
この手の批判に特にフジテレビが何かコメント表明しているってことは、今のところないようだけど、電波は公共物という考えにたつと、 嫌なら観るなは局側が言っていいことじゃない。 放送局は単なる民間営利団体だと開き直るにしても、 利権構造を作ってしまってからやっていることからくるごり押し感は客観的に観てやはり気持ち悪い。
ただ、局側がそれらを本当に良いコンテンツだからと思ってやってるだけで、単なるビジネスであると名言するならまだしも、観ているとどうもそういうことだけじゃないんじゃないかと邪推してしまう程度に露骨ではあると思う。

一番問題だと思うのは、フジテレビが韓流をごり押ししていることそのものではなくて、これらネットで話題になっていることが当事者であるテレビによる報道が一切されてないっていうこと。営利団体として利益に反することは完全に統制して出さないというならもう報道の中立性なんて自ら放棄していることになるんじゃないか。
これまでも都合が悪くなると、報道の中立性や表現の自由を武器に声高に主張しているけれど、それは全体的な話であって、一つのテレビ局がそれら全てを担っているわけではないので、個人的には在京キー局が半分になっても視聴者は別に困らないだろう。

外国による持ち株比率が電波法を違反して2割を越えているという話題も出てきたことだし、社会的にもフジテレビ一局くらい法律上の処理で停波処分にしてもいいんじゃないかな。 むしろ本当にあっさり潰されるんだくらいの緊張感はテレビ局サイドにあってもいい。というかあったほうがいい。

少なくとも報道をはじめとしたジャーナリズムに関して、テレビにしか担えないものというのはもう無くなったと言ってもいいと思う。その信頼性からしてもネットで補完することなしに成立できないと個人的には思う。

今思いついたけど、ネットで流れるニュースに○○テレビで報道されたとか、××新聞で報道されたとかわかるようなアイコンがついたりすると局自体の報道の思想背景までみえてきたりしてすごい面白いことが分かってくるんじゃないか!?

夏山!ボッカトレーニング

この週末は、本格的な夏山に向けたトレーニング。20kgのオモリ(水)を担いで8時間の行動。はっきり言って何度も心が折れそうになりました。埼玉の奥武蔵、鳥首峠から蕨山へのプチ縦走。登山口前のアスファルト上をホタルが歩いているのにびっくりした。

「リーダー、もうダメです。水棄てます!」と何度言いかけたことか。
そのたびに、(これはトレーニングだからつらくて当たり前だ)と自分に言い聞かせてゼエゼエハアハア、汗だくになりながら登る。オレより年上に女性もがんばってるんだ。オレがへこたれてどうする。

昼にむけて日が差し、樹林帯の中でピーカンになった上に無風。湿気と気温で汗も乾かず不快指数1000%。こまめに休憩を取ってくれるのはありがたいけどなんせ荷物が重い。昔の登山家はボッカというと40~50kgを担いで登ったというが、貧弱な現代人としては全く信じがたい。

尾根に出る手前、なんだか汗だくの両腕に鳥肌がたち、悪寒がするようになっていた。なんだかおかしいと思っていたら、発汗による放熱がうまくいかず、肌が表面積を増やして対応しているのだと教えてくれた。このままだと熱中症になるおそれがあるからもっと水を飲むように言われるが、水はしっかり飲んでいる。塩分も摂っている。どうしたものかとゆっくり登っているうちに、尾根に出た。さすが尾根、風がひゅーと通って死ぬほど気持ちいい。ああ生き返るとはこのことだ。風に吹かれることで体温が下がるのを自覚する。暑さに滅法弱いので夏山は標高が上がるまでほんとうにつらいのです。
休憩のたびに藪蚊や蝿に集られ、足下ではものすごい勢いでのたうち回る山ミミズに驚く。ビバ自然。

最近、シングルストックを突くようになってんですが、明らかに膝への負担が軽くなりました。なぜシングルなのかは両手がふさがるのが怖いから。悪路になったらストックは逆に邪魔になるし、片手でどこかに捕まりながら足下をストックでバランス取るってのはなかなか便利。

午後になり、尾根道を上下しているうちに眠気に襲われ、なんどか眠りながら歩いてしまい、あとになってぞっとする。こうやって滑落遭難とかするんだろうなと一人でびびる。夏の低山だけど疲労して滑落したら登り返す力も出ず、充分に死ねます。あな怖し。

14時、蕨山の頂上でメンバーの女性がオモリ替わりにもってきたとネーブルをくれ、サブリーダーがメロンをザックからごろりと出し、一切れずつ振る舞ってくれる。こんなに果物がうまいとは。瑞々しすぎる。もちろんメロンのタネも落とさずにゴミで持ち帰ります! 
頂上を越えると急に雲行きが怪しくなり、あっというまに激しい雷雨。急な下りがあっという間に濁流になる。こりゃたまらんと雨具を着込むも雨脚に追いつかずにずぶ濡れに。どうせ汗で濡れてたから気にならない。むしろ雨のおかげで一気に気温が下がり、体調もよくなってきた。
軽装のカップルが1枚のビニールシートをかぶって木陰で雨宿りしている。どでかいザックを背負ったオレたちをみてポカンとしていた。

靴のひもをゆるめに結んでいたためか、気がついたら靴の中が完全に濡れてしまった。すごい急な下りを重い荷物を背負って下りるので、脚のふんばりが半端ない。なのに靴が濡れているので、靴の中でも足が滑り、指先に尋常じゃない力が加わり、太股の筋肉があっというまに悲鳴を上げ始めた。何度かふくらはぎがピクピクと痙攣し出すが、塩飴を口の中で転がし、「電解質スーパー摂取&即効果あり!」と自分に暗示をかけながら効果倍増を狙う。ちなみにこの自己暗示法はなにかにつけてよく使う。本当に痙攣が引くんだからオレってすごい。

あと2時間で温泉だ。あと1時間で冷たいビールだと根性だけでふんばりぬく。途中で雨も止み、晴れ間の見え始めた中、17時半無事下山。太股がものすごい発熱している。笑えるほどに。
這々の体で温泉にいきつくと、なんと18時には閉館ですと冷たい宣告。ぐったりしながらオモリの水を棄て、自販機のポカリスエットで少し回復。ひょこひょこ歩きしながらバスに乗り込むが全身濡れているので冷房が寒い寒い。

蕨山


自宅につくとヨメの第一声が。
「うわ、くさい!」
なんだよ酷いなと思いながら風呂に直行してぬれた服を脱いでいると、
「あれ、浮浪者のニオイがする・・・」
と自分でも自分のくささに気づいた。やだ、まじくさい。山男って最低!
とりあえず体を洗って湯船に沈む。
(もう登山なんてとうぶんいかねえぞ。あんなの何がそんなに楽しいんだ。ちぇ!)
ぼやきながらふと風呂の上に投げ出した自分の足をみると、親指の爪になにやら黒いものがくっついているのが見えた。
なんだろうと思って触ってみると、
「う!?」
なんとも鈍い痛みが。
やだなにこれ!内出血じゃない! やだ!
ツメが内出血するほど踏ん張るなんてことがあるのかと我ながらびっくり。
他にも両腕の肘あたりをいつのまにか虫に食われ、赤く腫れ上がって痛がゆい。山の虫は強いんだよな。
これだから夏山は嫌いだよ。
風呂からあがってバンテリンを脚にたっぷり塗り、飯をくってさっさを寝てしまいました。

翌日の日曜、両脚の筋肉が張り散らかし、歩くのがつらくなりつつあったので、逆にじっとしてたら固まっちまうとヨメとこうちゃんと3人でショッピングモールに電車で出かけた。歩いていると楽になるのだが、しばらくじっとしているとまた痛みがぶり返す。特に何も買わず、現地でアイスクリームを食べて帰ってきた。まだ山登りで筋肉痛を起こすなんて、ほんと情けない。おのれの貧脚に情けなくなる。

近所のマッサージに電話を入れて、夜いってきた。初めてオレをやってくれた施術士のお姉さんが「こんなの初めてです!」と感動するほど両脚がガッチガチにはっていた。もう笑えるほどだ。予約をしようと思っていた施術士のサトウさんは当日予約はまず取れない売れっ子とのことだったので仕方ないなと思っていたら、なんと途中から顔を出してくれて二人がかりでやってくれるはめに。
「こんなのアリなんですか」と笑っていると、「わたしもこんなの初めてです」と最初からやってくれていたお姉さんもびっくりしていた。

帰ってきてヨメに「わたしもトレッキングとか行きたいなあ」と言われ、申し訳なく思ってます。
こうちゃん押しつけておればかり行ってるもんね。ごめんよ!ヨメ。
この夏はオレがこうちゃん背負ってトレッキング行こう!!

氷川屏風岩にて

近況であります。

へんな咳が長引く風邪を引く。そんでもって登山1回休み。

奥多摩を地図とコンパスでルートファインディングしながら逍遙するという計画も、前日のギックリ腰でお流れ。

ある日突然右肩が痛くて上がらなくなって、四十肩かと整形外科に行ってみたが、違いますという診断で、肩に注射を打ってもらう。それで岩登り1回お流れ。

なんかこう立て続けにあちこちを故障して気分的に満身創痍。

でも先週末は氷川屏風岩にてクライミング時の滑落時の確保の研究に行く。
6人で錘代わりの水を担いで登るが、9mmロープとギア類、水で結局20kgオーバーの荷物。思いがけないボッカトレーニングになった。湿気と気温でぼーっとしてくるが、水だけは豊富なので妙な安心感があった。

氷川屏風岩に到着。
奥多摩駅からすごい勢いで一気に急登を45分ほど登るのだが、足場も悪く短いながらなかなかきつい。
A峰B峰ともに岩肌は充分に濡れて苔だらけ。とてもじゃないけど登れる状態じゃない。クライミングシューズでもツルッツル。まあでも今回はクライミングというか確保の研究がメインだったので、巻いて登って上から懸垂でトサカフランケンの途中のテラスまで下りてプルージックでいろいろとヤる。

トップが滑落した際の制動と確保、脱出までを練習。
錘は結局35kg程度だったがそれでも落下を止めるのには体を持って行かれる。実際60~70kgの人間だったら吹っ飛ばされるというが、本当にそうだろう。セルフビレイの重要さが身にしみた。

ルベルソキューブでの懸垂下降を繰り返して、最良のセットを見つけ出した。ハーネスからルベルソまでの距離をスリングで距離をとってやると、両手は常に制動だけに注力できるので、気持ち的にエイト環より楽。ただし制動のスムースさという点ではやっぱりエイト環だなという印象。

さすがにそんなことばっかりやってるのも何なので、C峰にうつって1本登る。180センチちかい若人がトップで登るが、やっぱ背が高いと届く手も遠くうらやましい。オレはそのあと登ったがとてもじゃないけどハングで立ち往生してしまい、仕方なくスリング仕掛けて鐙にして登った。登れりゃいいんだけどもやっぱスマートじゃないんだよな・・・

結局終日オレらだけで独占した一日でした。

下山後、その180の兄ちゃんの25歳の誕生日ってことで奥多摩駅付近の一杯飲み屋でお誕生会。

こうちゃん、やけどのその後

こうちゃんが火傷を負ってもうすぐ2週間が経ちますが、ほぼ毎日処置に通院していました。今の火傷治療ってのは基本的に乾かさないようにするんですね。アクアセルとかいう不織布みたいなものを患部にあてて、ゴアテックスと同じような防水透湿フィルムを貼って終わり。基本的に取り替えないで皮膚の再生を促すらしいんですが、やっぱり新しい傷なのでどんどん膿が出てきて1日持ちません。子どもなので汗もたくさんかくので、透湿素材のフィルムもその性能が追いつかずに一晩たつと自分の汗でパンパンに膨らんでしまう始末でした。

フィルムの密着部分が汗でかぶれて膿疱化した汗疹にも対抗しながらこまめに傷の手当て。
2週間で治る傷は跡に残らないという医者の話ですが、はたしてどうでしょう。
本人はもう全く気にしてない様子ですが、自分の腕の傷をみてしまうと、なんともいえない悲しそうな顔をしています。
病院の待合室でこうちゃんを抱いていると、年輩の女性は必ずといって良いほどこうちゃんに笑いかけたり面白い顔をしたりして、あやしてくれます。するとこうちゃんも喜んで、「あ~!」と声をかけて手を伸ばしたりして愛想を振りまきます。

「いたいたいしたの?」
とおばさんが問いかけると、こうちゃんは自分の傷のあたりを手で触って、
「ふーんふーん」と、べそをかいて見せます。どうやらここを怪我しちゃったんだと説明しているようです。一人だけじゃなく、何人も、看護士さん相手にもやるんだから、もうわかってるんだろうなと思う。

今日の時点でもう皮膚の段差もほぼなくなり、あとは表面が綺麗になってくれればいいだけ。熱湯の扱いにも充分気をつけております。

一応火傷の具合を画像リンクしておきますが、生々しいので気をつけて。