不思議な被り物 | 小津安二郎『東京物語』の謎解き

小津安二郎『東京物語』の謎解き

今まで誰も指摘してこなかった、小津作品の「秘密の演出」や「謎」を解明していきます。

奇妙な物を頭に被ることがあります。



まずは、ふてくされる平山実。

小津安二郎『東京物語』の謎解き


電灯笠の影を被っています。


影の下に居る、と言った方が正確でしょうか。



次は、紀子の会社の同僚です。 


タイヤが帽子みたいですね。

小津安二郎『東京物語』の謎解き


彼は、紀子に電話を取り次ぎます。


とみが危篤になった、という電話です。



とみ(東山千栄子)です。紀子のアパートにいます。

小津安二郎『東京物語』の謎解き


窓ガラスの割れ跡を、帽子のように被っています。


不気味です。



窓ガラスの割れ跡は、

       

紀子が嗚咽することを解明する、カギになります。




どれもこれも、不吉です。



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