小津安二郎『東京物語』の謎解き

小津安二郎『東京物語』の謎解き

今まで誰も指摘してこなかった、小津作品の「秘密の演出」や「謎」を解明していきます。

前3回の続きです。
 

前3回のどこかで述べましたが、
私は2011年以降に出版された
小津関連の本をまったく読んでいませんでした。

日常生活に余裕ができたため、

今年の4月頃から

2011年以降に出版された小津関連本

図書館で借りて読んでいます。


借りた本は、
以下2点を念頭に置きながら

全ページに目を通します。

 

(1)「私が知らなかった事」が書いてあるか?

(2)「私が指摘したのと同じ事」が書いてあるか?

今回は

最近読み終えた2冊に関して述べてみます。


『小津安二郎への旅』伊良子序
      河合書房新社 2014.1.30


この本には、
私の知らなかったことがいくつかありました。

1.宮前尋常小学校に関して

小津監督は若い頃、

 小学校で代用教員として働いたのですが、
私は、その詳細をよく知りませんでした。

『小津安二郎への旅』には
その小学校についての内容がありました。

松坂市飯高町宮前の集落の、宮前尋常高等小学校

そこで若き小津監督「オーヅ先生」と呼ばれていたらしいです。

 

 

2.北鎌倉の小津邸に関して


駅から徒歩15分~20分、ということが書かれていました。
 

けっこう遠い。
夜、酒宴帰りで酔って歩くには面倒な距離かも。

 

 

3.北鎌倉の円覚寺に関して


小津監督以外のお墓もある、と書かれていました。
 

田中絹代、佐田啓二、木下惠介、開高健。

これは知りませんでした。
こんど行ってみようかな、と思いました。



さて、
もう1冊は『小津安二郎の喜び』という本です。

『小津安二郎の喜び』前田英樹
    講談社選書メチエ 2016.2.10


この本の『麦秋』に関しての記述で、
「宇宙自身の眼」というのがありました。

 

そこまで書いているんだったら、
宇宙人のことも書いてほしかった。

 

この場面の襖の汚れは、明らかに宇宙人です。

     
      赤い□で囲んでみました。


空飛ぶ円盤暗→明の電灯笠)にも言及してほしい。

 

 


喫茶店の名前がルナ(月)です。

『麦秋』は空(宇宙)がサブテーマです。


『麦秋』宇宙人空飛ぶ円盤について
誰か本に書いてくれないでしょうか。