憧れの屋久島沢登り(屋久島研修4日目) | 《ODSS》エコツアーと登山で岐阜を元気にする!

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岐阜県を中心に登山やエコツアーで地域を元気にして行こう!と熱い情熱をもって、集まった仲間たちの日記です。

はい!かとちゃんです

さて、今日は屋久島の沢登りに挑戦だ!


学生のころから山にのめり込み、そのうち一般登山道では物足りなくなり、より冒険的な沢登りや山スキーに興じるようになった。

(最近は、すっかり山で遊ぶことが少なくなってしまったが・・・)

そして、いつか屋久島の沢に行ってみたいと思っていた。


いよいよ憧れていた屋久島の沢に入る日がやってきた。

案内していただいたのは、YNAC(屋久島野外活動総合センター) の小原さん。

小原さんは、北海道のご出身で屋久島に移住して20数年になるベテランガイドさんだ。

向かう沢は、屋久島南部尾之間の鈴川という沢へダッシュ

小原さんによると、

『鈴川と書いて、「すずごう」と読む。この辺りでは川のことを「ごう」という』そうだ。


沢の装備を装着し、いよいよ沢へ降りる。

早速、水に浸かると、私たちがいつも遊んでいる長良川に比べて、冷たさを感じない。

これなら思う存分遊べそうだ。


しばらく、でっかい岩がゴロゴロしている沢床を歩いていく。

これほどの巨岩群の沢は初めてだ。


岩に大量の虫がうじゃうじゃとへばりついているのを発見!

小原さんに聞くと、

「これはヤンバルトサカヤスデといって、また増えてきているな」

とおっしゃった。


「沢の下部はホルンフェルスという変成岩から成り、しだいにホルンフェルスと花崗岩が混ざってきて、上部に行くと花崗岩になる」という話も。

確かに下部は黒い岩が目立ち、上部に行くと白っぽい岩が目立つ。

その場で見られる岩の種類や生き物、植生について、詳しく解説を加えてくれるのが地元ガイドさんによるツアーの醍醐味。


しだいに、ゴルジュっぽい様相になってきた。


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へつりをして遊びながら遡行する。

なかなか難易尾が高く、みんな水の中へドボンあせ

岩場と違って、落っこちても安心。

これもまた楽しい!



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今回の研修旅行に唯一人、学生参加のがんちゃん

余裕の笑顔かな?


《ODSS》エコツアーで岐阜を元気にする!-屋久島沢登り1

目の前に滝が・・・

滝を見ると泳ぎたくなる我がODSS勇士たち金h肉

ぐっさんを筆頭に滝に向かって、突進だ!泳ぐ

が、なかなか手ごわい。

水流に追い戻され、追い戻され、追い戻され

たどり着くことができなかったトホホ


《ODSS》エコツアーで岐阜を元気にする!-屋久島沢登り2

難所の岩場では、小原さんにザイルを出してもらいクリアアップ


あやちゃんという女性が初めて成功した「あやちゃんトラバース」など、なかなか手ごたえのある遊べるポイントがいくつもあって、楽しめる。


明るい沢で、へつりあり、泳ぎあり、岩のトンネルくぐりあり、岩登りあり、高巻きありで十分に楽しめる沢だった。

屋久島の沢、期待以上に楽しませてくれた。

ガイドしていただいたYNACの小原さん、ありがとうございました。

小原さんのブログもご覧ください↓

http://canyon.air-nifty.com/forest/2010/11/odss-2010117-d2.html



帰りは尾之間温泉という公衆浴場に浸かって、すっきりして帰った。