はい!かとちゃんです
さて、今日は屋久島の沢登りに挑戦だ!
学生のころから山にのめり込み、そのうち一般登山道では物足りなくなり、より冒険的な沢登りや山スキーに興じるようになった。
(最近は、すっかり山で遊ぶことが少なくなってしまったが・・・)
そして、いつか屋久島の沢に行ってみたいと思っていた。
いよいよ憧れていた屋久島の沢に入る日がやってきた。
案内していただいたのは、YNAC(屋久島野外活動総合センター) の小原さん。
小原さんは、北海道のご出身で屋久島に移住して20数年になるベテランガイドさんだ。
向かう沢は、屋久島南部尾之間の鈴川という沢へ
小原さんによると、
『鈴川と書いて、「すずごう」と読む。この辺りでは川のことを「ごう」という』そうだ。
沢の装備を装着し、いよいよ沢へ降りる。
早速、水に浸かると、私たちがいつも遊んでいる長良川に比べて、冷たさを感じない。
これなら思う存分遊べそうだ。
しばらく、でっかい岩がゴロゴロしている沢床を歩いていく。
これほどの巨岩群の沢は初めてだ。
岩に大量の虫がうじゃうじゃとへばりついているのを発見!
小原さんに聞くと、
「これはヤンバルトサカヤスデといって、また増えてきているな」
とおっしゃった。
「沢の下部はホルンフェルスという変成岩から成り、しだいにホルンフェルスと花崗岩が混ざってきて、上部に行くと花崗岩になる」という話も。
確かに下部は黒い岩が目立ち、上部に行くと白っぽい岩が目立つ。
その場で見られる岩の種類や生き物、植生について、詳しく解説を加えてくれるのが地元ガイドさんによるツアーの醍醐味。
しだいに、ゴルジュっぽい様相になってきた。
へつりをして遊びながら遡行する。
なかなか難易尾が高く、みんな水の中へドボン
岩場と違って、落っこちても安心。
これもまた楽しい!
今回の研修旅行に唯一人、学生参加のがんちゃん
余裕の笑顔かな?
目の前に滝が・・・
滝を見ると泳ぎたくなる我がODSS勇士たち
ぐっさんを筆頭に滝に向かって、突進だ!
が、なかなか手ごわい。
水流に追い戻され、追い戻され、追い戻され
たどり着くことができなかった
難所の岩場では、小原さんにザイルを出してもらいクリア
あやちゃんという女性が初めて成功した「あやちゃんトラバース」など、なかなか手ごたえのある遊べるポイントがいくつもあって、楽しめる。
明るい沢で、へつりあり、泳ぎあり、岩のトンネルくぐりあり、岩登りあり、高巻きありで十分に楽しめる沢だった。
屋久島の沢、期待以上に楽しませてくれた。
ガイドしていただいたYNACの小原さん、ありがとうございました。
小原さんのブログもご覧ください↓
http://canyon.air-nifty.com/forest/2010/11/odss-2010117-d2.html
帰りは尾之間温泉という公衆浴場に浸かって、すっきりして帰った。