こんにちは、しょうちゃんです。
今回は東濃の恵那へ調査に行きました。
行き先は「NPO法人奥矢作森林塾」さんと「恵み自然農園」さん。
「NPO法人奥矢作森林塾(以下奥矢作森林塾)」は、岐阜県、愛知県、長野県のほぼ県境にある、恵那市串原 奥矢作レクリエーションセンターに事務所があります。
岐阜に来て6年になりましたが、上矢作はずっと行ってみたいところでした。
天気も良く、恵み自然農園の長江さんも誘って、現地に到着。
奥矢作森林塾で行っている、『古民家リフォーム塾』
僕自身、こういうのにすごく興味があり、理事長の大島さんと事務局の片山さんに、いろいろお話を聞きました。
塾は今回で2回目。 始めたきっかけは、現在この地区に150件もの空き家があり、なんとかしたいということ、また、田舎暮らしをしたい都会の人は沢山いるのに、住んでもらえる場所が無い、そして、自分で作り、直す喜びを知ってもらいたいという思いで、始めたのが、「古民家リフォーム塾」だったそうです。
今年のリフォーム塾に参加されている方は、愛知県、岐阜県などから参加していて、なんと!神奈川県からも来ている方がいるとか!
1回目の塾の参加者の方々も、こんどはボランティアスタッフとして進んでお手伝いしてくれるそうです。
人気の秘密は、塾の魅力もありますが、やはり、奥矢作森林塾のお父さんのような、理事長の大島さんの人柄のためではないでしょうか?
大島さんは、とてもバイタリティあるれる方で、「思い立ったら即行動!」でなんでもこなしてきたそうです。
理事長の大島さん(右)事務局の片山さん(左)
今年ですでに4名の方が、串原地区に移住してきたそうですが、一人の方は、出会った2カ月目には、
「そちらへ移住しますので、なんとかしてください」と連絡がきたそうです。大島さんは、すぐ役所に掛け合い、住むところと、仕事を見つけてあげました。
移住された方の行動力には驚きましたが、「いやーまいった(笑)」と言いながらも、それに応える大島さん行動力と実現力に感動しました。
そして現在、串原地区への移住希望の方が14件待ち状態だそうです。
空き家はある、しかし、なかなか手放してくれない現状。 家は閉め切って5年も経つと土台が痛むそうです。
大島さんはそんな空き家を「負の遺産」とおっしゃっていました。
しかし、解体金額を考えるともう住まないのなら手放した方がお得だということを、地域の方々が理解してきているようです。
僕を始め、田舎暮らししたい人は増えてきていると思います。不安なのは住むところや、収入源をどうするか。
そして、その土地に馴染めるかということだと思います。
でも、奥矢作なら「NPO法人奥矢作森林塾」の大島さんがいるので、安心です。
大島さんは「田舎に来たら自分で家を直し、野菜を育て、ここで起業してほしい」とおっしゃっていました。
田舎には雇用が無い。それであきらめていたら田舎暮らしは出来ません。
僕自身、すごく刺激を受けた一日でした。
大島さん、片山さん ありがとうございました。
現在開催中の「古民家リフォーム塾」 情報 体験活動ぎふ.com
「NPO法人奥矢作森林塾」のHPはこちら
耳より情報!
「恵那市ふるさと活性化協力隊」の一環で、3年間(1年契約)「NPO法人奥矢作森林塾」で地域活性に活躍してくれる25歳~45歳ぐらいまでの人員を2名募集しているそうです。
「3年間で自立して起業できることろまでフォローしたい」と大島さんはおっしゃってました。
興味のある方は、今すぐNPO法人奥矢作森林塾 までご連絡ください。
1回目にリフォームした「結の炭家」。
今は2回目の宿泊場所、移住希望者の一時宿泊場所などに利用
これから、一般にも貸しだしを始める予定
こちらが今、リフォーム中の古民家。土台が腐ってたので、家自体をジャッキアップして。補修したそうです。
あーその技術見たかった~。