samuidesu
寒いです。
久しぶりではないでしょうかね、こんなに雪の降る年は
と言っていたのも束の間。
本日は雨です。
ということで暖かい(気温12℃ほど)です。
こんにちは
エディです
先日、美濃市に行ってきましたよ
「グリーンウッドワーク」略してGWW(Greenwoodwork)を体験してまいりました。
はて、グリーンウッドワーク とは??
説明しよう
ヒトのチカラで
生木を削る。
電気をまったく使わない。
どんな木だって材料になる。
場所を選ばず、どこでもできる。
新しい時代の木工の楽しみ方、
グリーンウッドワーク。 ※(グリーンウッドワーク協会
HPから引用)
ということなのです。
もうすこし教えてっっという方は、グリーンウッドワーク協会のブログ
をご覧ください
今回はしょうちゃんと行ってきました
岐阜県立森林文化アカデミーが会場です。
参加者はわたしたちを含め、8名参加していらっしゃいました
コーヒーを飲んでからゆっくりとした雰囲気の中でスタートです。
GWWでなにを作るかといいますと、
「木のスプーン」
GWW協会代表の小野さんから
いろいろとGWWについてお話をお聞きしたところで、
早速木を切るところから始めました
そして、
写真のような道具(名前は・・・・忘れました。笑)で、
このときに反りや木の性質などはもちろんのこと
木目や色合いもどのようにスプーンに表現していくかを計算しながら
割っていきます。
頭使いますでしょ
ちなみにこの道具は海外のものらしいのですが、
おなじような道具が近いところだと高山あると小野さんがおっしゃっていました。
次に
「チョッピング」確か・・
大きいままでは、削ることができないので、
粗方 斧で
ダン、ダン、ダダーーン
と削ってしまいます
この作業結構たのしいです。
そんなこんなで言い忘れましたが、
「生木」
を使っておりますので、すごくサクサクと
木が削れていくわけです
気持ちがいいですよ
そしてっ
削り馬にまたがり、
荒く削った木を台に乗せ、
銑(せん)という道具で削っていきます
これもまたシャッシャッと。
このように粋な前掛けをした方(しょ○ちゃん)でも、
うまく削っていくことができます。
無心になって、取り組むことができるのですごくリラックスしながら
木工が楽しめますよ
そうこうしているうちに
お昼になっていました。
なんと、おひるごはんはごちそうのおもち
佐久間さん夫妻特製のおもちです。
11種類ほどの味付けが用意されていまして、自分の好みで食べていいよ
というスタイル
とても美味しくて、ほんとうにいい時に来たなぁとしみじみ。
佐久間さんありがとうございます
さて、おもちで幸せになった後は
いよいよ足踏みろくろで削ります
手づくりの足踏みろくろでしゃぁしゃぁ削り、
形を整えていきます
この作業もとても楽しい。
2人組で行う作業なのですが、交代するのが惜しいほど笑
粗く削っていくところは私がおこなって、責任重大な部分はしょうちゃんにやっていただきました。
ほんとに気持ちがいいですよ
調子に乗って削りすぎてしまうほど
削る作業が終わったところで・・・
緊張する一瞬。
パカッと。
今回の樹木はくるみでした
比較的きれいに割れました。
次に最終工程のさじ面を彫っていく作業。
スプーン削り専用ののみで、彫っていくのですが、
さじ面って意外と難しいんです。角度とか深さなど微妙に違うだけで
使い心地が・・・ということになってしまいかねないので何度も確認します。
すごく慎重に彫っていきました
なんども確認しながら削っていき、ときには口に入れて見ながら
自分のスプーンを作り上げます
同じ工程でつくってできたスプーン。
ふたつとして同じものはありません。
色も違えど、形も違う。
いいですね。
山から木を切ってきてすぐに木工に使うことができる。
と
グリーンウッドワーク協会の代表の小野さん
がおっしゃっていました。
昔は薪などに使っていた木ですが、
現在は、というと・・・。
新しい森林の利用法としてもグリーンウッドワークという手もよいのではないでしょうか。
などといろいろと考えてしまいましたとさ