はろ~ しょうちゃんです。
近頃は、インドアな仕事ばかりだったので、今回は「郡上市白鳥」に突撃調査に出かけました~
白鳥地域 は、冬はスキー、夏はアマゴ、鮎釣りと年中遊べる場所で、白山信仰の里でもあります。
特に夏は、「白鳥おどり
」という行事があって、有名な「郡上おどり」よりも、テンポや動きも激しいので
若い方々に人気があるんですよ~
僕も白鳥おどりの方が好きで、毎年徹夜踊りも含め、数回行ってます!!
また、昨年九月に僕らが企画したツアーの 『白山信仰のルートを辿る「美濃禅定道」登山ツアー
』もこの白鳥の長滝白山神社の見学からスタートしました。
実は、僕は白鳥にはもう一軒、なじみのお店がありまして。。。
それはココです。
「いづやこうじ店 」さんです。毎年、味噌と「ど○○く」用に、生糀を購入しています。
ここは、米糀のほかに豆麹や麦麹も作ってくれます。
また、原材料の持ち込みも出来るんですよ。
糀づくり用の種糀も販売してくれます。
自分で糀を作った時はいろいろメールで質問して、親切なお返事をいただきました。
そういった意味でも大変お世話になっております。
お昼は行きつけの「まる味」さん
激安!手作りお弁当のお店です。
素材にこだわった、手作りおにぎり(さけ、うめ、しぐれ、焼たらこ、おかか、ねぎ味噌、シーチキン、カレー)
125円なり。
具だくさんのお弁当もいろいろ種類あり。300円~ お店の方も温かく、うれしくなるお店です。
次は一番楽しみにしていた。「布屋 原酒造 」さん
白鳥の町の中にあります。 あったのは知っていたのですが、いつも白鳥に行くのは夜(踊りに行くので)ばかり
だったので。。。
(すいません。これだけ携帯画像で。。しかも雪が降っておりました。)
「原酒造」さんは1740年創業(270年)の老舗酒造です。
現在のご主人「原 元文」さんで12代目になるそうです。
奥様と原さんに蔵の中を案内していただきました。
(突然の訪問にも対応していただきありがとうございました。)
これまで何回か、白鳥の町は何回か大火事にあって母屋などは何度も建て替えてきたそうです。
でも、酒蔵だけは無事に残ってきたそうです。
酒蔵を作りなおすとお酒の味が変わると聞きますが、それだけの火事があったにもかかわらず、270年間残っ
てきたのは奇跡!守られてるんですね。
蔵の中に入ると、大きな釜が登場。これで約600kgのお米を蒸すそうです。
今、こういう古い道具がある酒造さんは少ないのではないでしょうか?そういった意味でも道具を大事にされているのがわかります。
お酒を仕込む際に一番忙しい時期は、これでお米を蒸して糀を作って、お酒を仕込むまで。力作業もあり人手が必要で、助っ人を
頼んでいるそうです。
次に重厚な扉を開けて中に入ると、「ふぁ~」っとお酒の良い香りが漂ってきました。
「あ~良いにおい~」と思わず言ってしまいました。
ずらりとタンクが並んでます。
この中で、プクプクと酵母たちが頑張っているんですね。
酵母といえば!
忘れていけないのが「原酒造」さんでは「花酵母」という酵母を使ってお酒を作っています。
タンクをみると「なでしこ」とか「さくら」とかの札がついてました。
今回、その話が聞きたくて、お邪魔したくらいなので。。。
いざ! インタビュー!現在、5種類(さくら、カトレア、菊、なでしこ、つるばら)の花酵母
を使ってお酒が醸されているそうです。
それぞれのタンクの匂いを嗅いでみると、やっぱり香りが違う!
花の種類によって、味や香りが変わるとのこと。
いや~奥が深い!!
普通の酒の酵母は、かけ合わせたり、遺伝子操作をしたりして、維持してきたものなのだとか。
天然の酵母を採取、維持することは、難しいものだったそうです。
ご主人が学生の時に研究したテーマだそうで、それが数年前に成功したそうです。
花酵母を使ってお酒を造っているところは、全国に約30か所あるそうですが、花酵母一本で
やってるのは「原酒造」さんただ一か所! 思い入れが違います!!
また、あたらしい花などで新しい花酵母を研究中とのことで、ますますこれからが楽しみです。
3月下旬ぐらいに今年の新酒が出来るそうなので、またお邪魔したいと思っております。
なかなか手に入らない
「花酵母酒 元文」 要チェック!!でっせ~
<情報>
「ふるさと郡上体験プラン 」という、今回の「原酒造」さんの酒蔵見学や、郡上市の魅力を知る体験する
エコツアーを「ふるさと郡上会 」の方々が行っています。
こちらも要チェック!!