こんにちわ、かとちゃんです。
昨日、1月17日に岐阜県博物館に行ってきました。
入館して間もなく、「これから輪中地帯の案内をします」との館内放送があり、
早速、学芸員さんに輪中地帯の展示説明を聞いてきました。
輪中地帯って?
社会の授業で習ったかもしれませんが、
木曽川、長良川、揖斐川の合流域で周りを堤防で囲まれた地域のことを言います。
昔は、度重なる河川の氾濫で、この辺りは度々水害に襲われたそうです
なんとかしなきゃということで、明治時代にヨハネス・デレーケというオランダ人がやってきて、川の上流部を見に行くと、はげ山ばかりで、降った雨がすぐに流れ込んで洪水が起こるということに気づき、上流部に植林したんだって
そして、木曽三川を分断する治水工事を行い、現在のように木曽川、長良川、揖斐川が分断されたそうです。
今年は、海なし県の岐阜県で「全国豊かな海つくり大会」が開催され、森つくりを進めようとしていますが、
明治の頃に上流部の森をつくることが大切だと分かっていたんですね。
水との戦いの歴史や水害を防ぐ暮らしの知恵も感じました。
県博物館では、岐阜県の自然、文化、歴史などの展示物を見学し、ちょこっと岐阜県について詳しくなりました。
帰りの車の中で、突然、携帯メールが
僕の住んでいる隣の「○○地区の○○○公民館で建物火災が発生」
ひえー、消防団出動か(地元の消防団に入っています)
と、一瞬慌てたが・・・
間もなく「建物火災は鎮火しました」との連絡。
ホッとしながら、車の運転をしていると、ラジオからは阪神淡路大震災の体験話が流れてきました。
で、1月17日は何の日?
もう、お分かりかもしれませんが、
阪神淡路大震災から15年
「防災とボランティアの日」
この日は、日頃の備えについて改めて考えさせられる日になりました。
今日は家に帰って、防災グッズの点検をしようかな