思想の坩堝 -4ページ目

思想の坩堝

ただ意味も意義も価値もない
文字の羅列
何処へも往けない堂堂巡り

私は幸福でした

たとえ貴方が信じてくれなくても

私は確かに幸せだったのです


この狭くて広い世界で

唯一の貴方に出逢えたことが

至上の幸福でした。


それが悲劇の始まりでも

それが崩壊の始まりでも


それでも出逢えた事を後悔しない


慈しんで哀しんで憐れんで

どうしようもないこの命が

枯れてしまえばいいと願う

幸福は遠い日の絶望

愛しい君の声

願ったはずの現在(いま)

叶わない未来


不意に虚ろになる君の表情

誰?と問う視線

次の瞬間には謝ってくれる君



笑えば笑ってくれますか

答えれば応えてくれますか

傍に居るから夢の話を二人でしよう

だからどうか

どうかどうか『君』でいて






いやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだ

どうしてなんで、なんで!

あぁ・・・君が僕を忘れていく

あの人を願うことが罪ならば

どうして出逢ってしまったの

あの人の為に生きるのが罪ならば

どうして私は生まれてきたの













それが犯してはならない大罪でも

私は何度だってあの人を選ぶ
蕩けるような

甘く苦い絶望を

貴方にあげよう







そうして私の本意に気付かなければいい

愛してるの言葉は

偽りではなかったけど

貴方が望んだ愛ではなかった

間違ってなんかない

間違ってなんかないはずなんだ


僕らが夢見た明日は

僕らが描いた未来は


間違ってなんかない

間違っているはずない


正しいとは言わない

正しいと押しつける気もない

けれど

それを間違っていると否定しないで




願えば叶うのなら

どうしてまだ生きているのだろう




どうすれば相手に伝えられるのだろう

思った事をそのまま言えばいいって

思ったことを形にすることが出来ないのに

どうやって言えばいいの

言葉の価値もそれぞれ違うのに

そういった意味でとって欲しい訳じゃないのに

言葉を尽くさない私が悪いのだけど

肝心な事はこの咽喉を通ってくれなくて

絞り出した言葉でさえ違う意味で受け取られた



言葉は鋭利な刃物

どんな言葉だって人を傷つけるから

だからいつだって口にするのが恐ろしくて

頑張って言おうと思っても声が出ない

それが相手を傷つけるって知ってるから


願うように

祈るように

想うように

幾度思い描いたのは

恋情を捧げた彼の闇でした


其処にあの人以外が入ってるから

あまり参りたくないけれど

あの人が入ってることに違いはないから

繰り返し足をはこぶ