かみ合わせと審美治療のおはなし(顎関節症含む)PART 2
こんにちは。
みなさんいかがお過ごしですか。
今日は、『かみ合わせと審美治療のおはなし。PART 2』
前回、おはなしした審美治療、かみ合わせおよび顎関節症をすべて含む症例です。
主訴:①あごの治療
②歯の治療
③審美治療
このような主訴をお持ちの患者さんでしたね。
まず最初は、あごの治療から開始します。

写真)左:治療前 右:治療後 (かみ合わせと審美治療)
~~あごの治療について~~
普段の生活の中で、くいしばっていないか、歯ぎしりしていないかご自身でセルフチェックをします。ほとんどの方は、これに気づいただけで治ってしまいます。特に、一時的にストレスを貯めてしまった方の場合、これに気づいて力を抜く、肩の力を抜くことを覚えると、症状は緩解します。気づいたときには、あごの症状は消えています。
くいしばり、歯ぎしりを自覚出来ない方や症状の強い方は、マウスピースを夜間装着することで、無意識下でのあごと歯への負担軽減、理学療法などを採用して治療を進めていきます。実際には、セルフチェックのみの時より、症状緩解は早いですね。
あごの症状が取れたら、あごの治療は終了です。
この患者さんの場合、②と③の治療を強く希望されていたので、②と③の治療へと進めていきます。

写真)左:治療前 右:治療後(かみ合わせと審美治療)
では、
あごの治療が終わったら、絶対にかみ合わせを治さなければいけないかというと、必ずしもそうではありません。実は、一日24時間のうちで、上下の歯が合わさっているのは、せいぜいが20~30分なのです。この程度であれば、かみ合わせの影響はほとんどありません。よね!
しかし、
歯ぎしり、食いしばりをしている方は、上下の歯が合わさっている時間も長くなります。そのため、かみ合わせの微妙なズレが、あごにストレスを与え続ける原因となります。かみ合わせは、あごの症状と切っても切れない関係にあります。あごに症状が出やすい方は、かみ合わせに特徴があります。その特徴をしっかりと捉えるのは、歯科医師の技量です!! :>
この患者さんのように、②と③のような希望のある方、もしくは、くいしばりおよび歯ぎしりがとても強く、年がら年中上下の歯がかみ合っている方は、かみ合わせの治療を必要とする場合が生じます。
次回は、
『かみ合わせと審美治療のおはなし。PART 3』
~審美治療に関して~
次回をお楽しみに~!!
落合歯科医院
落合 聡
http://www.odent.jp/
みなさんいかがお過ごしですか。
今日は、『かみ合わせと審美治療のおはなし。PART 2』
前回、おはなしした審美治療、かみ合わせおよび顎関節症をすべて含む症例です。
主訴:①あごの治療
②歯の治療
③審美治療
このような主訴をお持ちの患者さんでしたね。
まず最初は、あごの治療から開始します。

写真)左:治療前 右:治療後 (かみ合わせと審美治療)
~~あごの治療について~~
普段の生活の中で、くいしばっていないか、歯ぎしりしていないかご自身でセルフチェックをします。ほとんどの方は、これに気づいただけで治ってしまいます。特に、一時的にストレスを貯めてしまった方の場合、これに気づいて力を抜く、肩の力を抜くことを覚えると、症状は緩解します。気づいたときには、あごの症状は消えています。
くいしばり、歯ぎしりを自覚出来ない方や症状の強い方は、マウスピースを夜間装着することで、無意識下でのあごと歯への負担軽減、理学療法などを採用して治療を進めていきます。実際には、セルフチェックのみの時より、症状緩解は早いですね。
あごの症状が取れたら、あごの治療は終了です。
この患者さんの場合、②と③の治療を強く希望されていたので、②と③の治療へと進めていきます。

写真)左:治療前 右:治療後(かみ合わせと審美治療)
では、
あごの治療が終わったら、絶対にかみ合わせを治さなければいけないかというと、必ずしもそうではありません。実は、一日24時間のうちで、上下の歯が合わさっているのは、せいぜいが20~30分なのです。この程度であれば、かみ合わせの影響はほとんどありません。よね!
しかし、
歯ぎしり、食いしばりをしている方は、上下の歯が合わさっている時間も長くなります。そのため、かみ合わせの微妙なズレが、あごにストレスを与え続ける原因となります。かみ合わせは、あごの症状と切っても切れない関係にあります。あごに症状が出やすい方は、かみ合わせに特徴があります。その特徴をしっかりと捉えるのは、歯科医師の技量です!! :>
この患者さんのように、②と③のような希望のある方、もしくは、くいしばりおよび歯ぎしりがとても強く、年がら年中上下の歯がかみ合っている方は、かみ合わせの治療を必要とする場合が生じます。
次回は、
『かみ合わせと審美治療のおはなし。PART 3』
~審美治療に関して~
次回をお楽しみに~!!
落合歯科医院
落合 聡
http://www.odent.jp/
かみ合わせと審美治療のおはなし(顎関節症含む)PART 1
こんにちは。
みなさんいかがお過ごしですか。
今日は、『かみ合わせと審美治療のおはなし。PART 1』
顎関節症の内容も含まれますよ~。
写真の患者様が、初診時に希望されたことは!?
主訴:①あごの治療
②歯の治療
③審美治療
①初診時あごの痛みを訴えておられました。
随伴症状として、肩こりなど伴っておられました。
②歯の治療も、だいぶ昔にされたようで、歯を長く残せるか心配されておりました。
③歯のルックス(金属色、歯についた着色など)もかなり気にされておりました。
①~③までありますが、
まずは、①から治療を始めます。基本的には、あごの症状を解決してから、②と③の治療を致します。あごに症状がある場合、まずはあごの治療、その次に必要に応じて、かみあわせ治療や矯正治療などとなります。
顎関節は、かみ合わせの基準になるので、壊れているうちは、かみ合わせ治療や矯正治療は始められません。
この症例は、顎関節症を治してから、審美治療を主眼として(あごに易しい)かみ合わせ治療を行った写真です。

写真は、左が術前のもので、右が術後のものです。
なお、顎関節症だからといって、必ずかみ合わせを治さなければいけないというわけではありません。
このことだけは、初回に付記しておきます。詳しい説明は、PART 2以降でおはなししていきます。
次回をお楽しみに~!!
落合歯科医院
落合 聡
http://www.odent.jp/
みなさんいかがお過ごしですか。
今日は、『かみ合わせと審美治療のおはなし。PART 1』
顎関節症の内容も含まれますよ~。
写真の患者様が、初診時に希望されたことは!?
主訴:①あごの治療
②歯の治療
③審美治療
①初診時あごの痛みを訴えておられました。
随伴症状として、肩こりなど伴っておられました。
②歯の治療も、だいぶ昔にされたようで、歯を長く残せるか心配されておりました。
③歯のルックス(金属色、歯についた着色など)もかなり気にされておりました。
①~③までありますが、
まずは、①から治療を始めます。基本的には、あごの症状を解決してから、②と③の治療を致します。あごに症状がある場合、まずはあごの治療、その次に必要に応じて、かみあわせ治療や矯正治療などとなります。
顎関節は、かみ合わせの基準になるので、壊れているうちは、かみ合わせ治療や矯正治療は始められません。
この症例は、顎関節症を治してから、審美治療を主眼として(あごに易しい)かみ合わせ治療を行った写真です。

写真は、左が術前のもので、右が術後のものです。
なお、顎関節症だからといって、必ずかみ合わせを治さなければいけないというわけではありません。
このことだけは、初回に付記しておきます。詳しい説明は、PART 2以降でおはなししていきます。
次回をお楽しみに~!!
落合歯科医院
落合 聡
http://www.odent.jp/
ホワイトニングの効果は?
こんにちは。
今年も1月があっという間に過ぎ、2月に入りましたね。
みなさん如何お過ごしですか?
今日は、ホワイトニング(ホーム)のおはなしです。
この患者さんは、
マウスピースを作製しホームホワイトニングを始めて1週間のおくちの状態です。
結構、良い感じで変わっております。

が、、、
左上犬歯(水色の→)をご覧下さい。
マウスピースの不具合で、薬が作用しなかった部位です。
マウスピースのフィットが、この部位だけ悪かったため薬が作用しなかったのです。
(*このような不具合は通常、生じません。今回だけ!)
1週間の使用で、これだけ変化がわかる写真でしたので、患者様に同意を得て、
ブログに書かせていただきました。患者様本人もびっくり、そして喜んでおられました。
そして、、、
マウスピースは、左上犬歯部もしっかりとフィットするものに変更しました。
これから薬を作用させれば、他の部位と同じように白くなることをお伝えして
本日の診療を終了しました。
~ホームホワイトニング~
夜間就寝時に、マウスピースにくすりを付けて、上下の歯列に装着します。
続けて、20日前後で満足いただける白さを手に入れられます!!
患者様によって、起床時にしみる症状が出る型もおられますが、
装着時間を各個人で調整することで抑えられます。
歯を削らずに、白く出来るとてもスマートな治療法ですね。
落合歯科医院
落合 聡
http://www.odent.jp/
今年も1月があっという間に過ぎ、2月に入りましたね。
みなさん如何お過ごしですか?
今日は、ホワイトニング(ホーム)のおはなしです。
この患者さんは、
マウスピースを作製しホームホワイトニングを始めて1週間のおくちの状態です。
結構、良い感じで変わっております。

が、、、
左上犬歯(水色の→)をご覧下さい。
マウスピースの不具合で、薬が作用しなかった部位です。
マウスピースのフィットが、この部位だけ悪かったため薬が作用しなかったのです。
(*このような不具合は通常、生じません。今回だけ!)
1週間の使用で、これだけ変化がわかる写真でしたので、患者様に同意を得て、
ブログに書かせていただきました。患者様本人もびっくり、そして喜んでおられました。
そして、、、
マウスピースは、左上犬歯部もしっかりとフィットするものに変更しました。
これから薬を作用させれば、他の部位と同じように白くなることをお伝えして
本日の診療を終了しました。
~ホームホワイトニング~
夜間就寝時に、マウスピースにくすりを付けて、上下の歯列に装着します。
続けて、20日前後で満足いただける白さを手に入れられます!!
患者様によって、起床時にしみる症状が出る型もおられますが、
装着時間を各個人で調整することで抑えられます。
歯を削らずに、白く出来るとてもスマートな治療法ですね。
落合歯科医院
落合 聡
http://www.odent.jp/