椚田のブログ  -48ページ目

なぜ好んで古い道具を使うのか

そうでない方もたくさんいらっしゃるが、スローアクションのロッド、深くオフセットしたハンドル、ABUの丸型といったあたりがトッパー愛用タックルの典型だろう。
名著『ブラックバス釣りの楽しみ方』が源流なのは間違いなく、当時中学生だった私にもしっかりと刷り込まれたものだ。

なのでそれはお約束なのだと言い放っても構わないが、水面愛好家を変わり者と誤解されている向きからは説明不足のそしりを受けよう。

答は釣り人の数だけあると承知した上で、実は理にもかなっている点を強調しておきたい。
私の知るトップのエキスパートたちは凄まじい実釣能力を持っているが、それを支える道具立ては合理性に裏打ちされている。その上でオールド物への歴史的造詣は深く、豊かな審美眼をも備え持つ。

私個人の話をすれば、当然そんな域には達してもいず、逆に普段の道具の方がまだ多少はマシにプラグを扱えるのではなかろうか。
それでもこの釣りに関してブランクスルーを封印しようとするのは『お作法』感覚を面白がっているのと、なによりフェザーウエイトのハンドルを使いたいという衝動に他ならない。

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子供の頃、目に映るなにもかもがカッコ良かったバス釣りの、いわば象徴がこのハンドルだった。
とてもとても「羽毛の軽さ」どころではなくて釣り場でもむやみに存在を主張してくるが、そこはうまく折り合いをつけつつ、かつて憧れたバス釣りを丁寧になぞっていけたらと考えている。








「こんな一本」
ティーチャーズ・ハイランドクリーム
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マッサンが劇中でこだわり抜いたスモーキーフレーバーだが、やはり日本人には合わないのか量販価格帯の国産品にそれを感じることはほぼ、ない。
スモーキーといえばアイラモルトだがそれは通に任せておいて、お手頃スコッチからのご紹介。千円ちょいでピート香を楽しめるウイスキーである。

ボトル、ラベルともにデザインがどうにも垢抜けないのはご愛嬌…とは言いにくい。とても大事な要素だと思うので。






たわみとかガタとか

ペン道楽が続いている。

良いボールペンとはどういうものかを知るために、パイロットのグランセNCを買って使ってみた。単機能の回転繰り出し式としては、ハイエンドとまでは行かなくても、まず上位機種だろう。

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なるほど・・・
若干の調整は必要だが、ペン先のガタが皆無だ。紙に接地したとき、カチリとも鳴らない。このことによってペン全体にものすごい塊感が出ている。黄銅製の軸がまんべんなく重量を分散しているのも一役買っているのだろう。

その持ち心地の良さといったら!
なにも書かず、ただ指でもてあそんだり、手のひらで包んだりしているだけで気持ちいいのである。
複雑な内部機構を持つ多機能では、この世界は無理かもしれない。

一方このソリッドな感じは疲れをも誘発する。もはや標準となった低粘度インクの滑りの良さもあいまって、ブレーキをかけながら書くことになるのだ。下敷きを柔らかくしてペン先が走るスピード抑えるなど、そこそこ長いものを書くときには工夫がいる。

ここに、硬筆中の硬筆であるボールペンの限界を見る。プラスチック軸の安価なものが持つ、ちょっとしたたわみとかガタとかが、実は柔らかい書き味に貢献しているのではないか。ゲルインクではあるが、以前記事にした『ぺんてる・きらり』などがこれに当てはまりそうだ。

海外のボールペンとか、グランセNCの万年筆とか、余計な方向へ興味が広がりつつあるのはいつもの悪い癖である。






こんなプラグ
『バルサ50 ブラウニー 13cm』

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たまに見た瞬間ピーンと来ることがあって、でもそれが当たることは滅多にないのだけれど…
いや、これは間違いなく釣れるな。
飛ぶかどうかが問題だ。
ブラウントラウト用、往年の名作。






初めての湖

いろいろと足踏みしており、バス釣りも例に漏れない。

転機は四年前にあったが、つかみきれないままひとつところで同じような釣りを続けてきた。目立った進歩もなく月日が過ぎたが、ひとまずこのへんでよしとしよう。

今度こそトップウォーターをしっかりやろうと思う。
ただ、縛るのは難しいかな・・・。一応、休日のメジャーレイクでしか釣りができないことを言い訳にしておこうか。




相模湖 1/9(土)

天候:晴れ/午後より強めの東風
水色:クリア
バイト数:0
匹数:0
タックル:
①スーパーストライクGO-102+ABU2500C+スーパーGT-R14lb
②スーパーストライクFO-60+ABU5500C+スーパーGT-R16lb



初めての釣り場はいい。
この日の相模湖は、西日本の碧い水とも異なる、わずかに白を混ぜたような色あいをたたえていた。
ほどよく岩盤が露出したさまに、トップに明け暮れたリザーバーを連想して嬉しくなってしまう。

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なんとなくそんな気分になったので、座って釣りをすることにした。たまに立ってアンダーで投げてみたりもしたが、そうすると途端に攻撃的な心持ちになるから不思議だ。

今回は川筋に限定し、エサを追っている個体を意識して釣りをした。
午後からの東風で湖面が波立ち、ペンシルベイトには厳しい状況となったが、これだけ水が澄んでいれば十分見つけてもらえるだろうと信じてほぼザラで通した。

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頭ではわかっていたが、プラグのアクションが速く、ポーズも短かったように思う。できるだけ広く釣り場を見ておきたいという気持ちが勝ってしまったようだ。
バイトを得ることはできなかったが、最後まで気持ちを絶やすことなく楽しめた。

駐車場で言葉を交わしたアングラーによると、冬の間は減水しているとのこと。岸がオーバーハングに覆われる前に再現したい釣りがある。来月も挑戦してみよう。






『こんな一本』
バランタイン12年

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ストレートでは正直ピンとこなかったが、気まぐれでロックにしてみたら見違えた。氷が解けてもちゃんと旨さが持続するところが偉い。
店によって値段の開きが大きい酒だが、IYでは1,900円台で手に入る。

「ワインは人を饒舌にし、ウイスキーは人を沈思させる」とは開高健の言葉だったか。
華やかな香味で、誰かと喋りながら飲むにはピッタリのスコッチだと思う。