再会 | caffetteria RAGTARO

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カフェッテリア・らぐ太郎へ ようこそ!

 

友人に預けていたスピーカー、伝説のビクターのSX-3IIIです。

 

ずっと雑誌付録の5センチ・フルレンジを、その友人がこしらえてくれた紙ボード製のバスレフ箱に入れて聴いていたけど、低音が物足りなくて、アンプ内蔵サブウーファーも追加して聴いていたけど、メーカー製品のクオリティにはかないませんね。

 

ウーファーといってもツイーターとのクロスオーバーが1800Hzと高く、人の歌声の帯域はウーファーが受け持っています。なんといっても密閉型箱のエアダンパーを活かした粘りある低域と、ソフトドームツイーターの透明感あふれる高域が魅力です。

 

 

長いこと友人宅の物置小屋に入れられていたので、しっかりメンテしないとまともに鳴らないかと思いきや意外や意外、友人宅で数時間ほど慣らし運転した後は普通に鳴ってくれます。アッテネーターのガリだけは仕方ないですけどね。

 

友人はAVアンプじゃなくて、ちゃんとしたプリメインアンプ買えと言いますが、部屋で普通の音量で聞く分には、マランツのNR1501でも全然OKです。7chのサラウンド仕様なのに2chだけ使うという、かなりもったいない使い方ですけど、なかなかいい音で聴かせてくれます。

 

しばらくは、懐かしくもあり、新鮮でもある、このリッチな音を楽しみたいと思います。