King Crimson - In The Court Of The Crimson King | caffetteria RAGTARO

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アナログレコードを引っ張り出して聴いてみるシリーズの第67弾は、2月26日朝のNHK-FM「ウィークエンドサンシャイン」で、イアン・マクドナルドが2月9日に亡くなったのを知って、再び聴いてみることにしたキング・クリムゾンのファースト・アルバム「クリムゾンキングの宮殿」(米Editions EG、EGKC 1、1969年)です。 前回昨年9月末のアナログ盤に関する投稿はキング・クリムゾンの「アースバウンド」でしたが、あれから5ヶ月も経っていたんですね。

 

英国盤CDと並べてみました。

 

キング・クリムゾンとの出会いは、やはりNHK-FMの伝説的番組「クロスオーバー・イレブン」です。 番組内でかかったセカンド・アルバム「ポセイドンのめざめ」からのタイトル曲「ポセイドンのめざめ」でした。 もうメロトロンのサウンドにメロメロになり、すぐさま日本盤を手に入れました。 「ああ、ちょっとジャズのエッセンスをふりかけたプログレなんだな」と。 次に「クロスオーバー・イレブン」で聴いたのが「クリムゾン・キングの宮殿」のタイトル曲と「風に語りて」。 「おお、ええやんか。これも買おう!」

 

そしてレコードに針を落とした次の瞬間、「ジャージャジャジャー、ジャッジャー」。 「なんじゃこれは、狂ってる」。 メロディアスなプログレサウンドを期待していたら、もうワケが分かりませんよ。 こっちが精神異常になりそうな曲の次に「風に語りて」、続いて冒頭からメロトロンの嵐「エピタフ」ですからね。 この落差・・・ これがキング・クリムゾンの面白さですね。