前回に引き続き、膝のセルフチェック方法を説明します。
昨日までチェックは膝関節自体の形が歪になってしまっている例でした。
今回、お話しするのは膝に繋がる筋肉の硬さや動きの制限から起こるものです。
ただしやり方は一緒です。
前回までのように、仰向け(天井向き)で寝て、出来るだけ力まずゆっくり片方の脚の膝をお腹の方に引き上げるように曲げていきます。
ここで今回注目してほしいのは、実は上げた側の足ではなく、反対側です。
この時に伸ばしているはずの反対の膝も曲がっているようであれば、これは腰回りにある腸腰筋という筋肉に硬さがあります。
そして、これが硬いと太ももにある膝のお皿に繋がる筋肉も硬くなっている可能性が高いのです。
このように膝の痛みとはいえ、原因は様々で、それぞれに対処法も異なります。
ここまでで難しいと感じてしまったかもしれませんが、分からなければ治療院までお越し頂ければ更に詳しく診察させて頂きます。