前回までに引き続き膝の痛みについてお話していきます。
膝を痛めている人のほとんどは外側に捻じれていると繰り返し書きました。
身体や姿勢や動き方には個人差があるのに極論じゃないの?
そう疑われる人もいるかと思います。
しかし、これは直立二足歩行をする動物の物理的な理由から言えることです。
つまり科学的に、具体的に説明が出来ます。
二本足を軸に身体を動かすには基本的にはそれぞれが外側に多く回線運動する必要があります。
本来はその動きを担うのは股関節が基本になります。
しかし、現代人ほどこの十分な股関節の可動域と柔軟性と筋力がありませn。
その為、膝が代わりに捻じれてしまうのです。
なぜ膝なのかというと、ここが最も関節の安定性が弱く、筋力も弱いからです。
また、股関節以外にも足の運びや上半身の動きなど複数の要因が考えられます。
それを理学療法に通じていないお医者さんや一般の方が判断するのは難しいでしょう。
この分野の課題は山積みです。
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