桃太郎が鬼のいない普通の島を、鬼ヶ島とし後世に童話と童謡を残したという視点のお話です。
シビアなシーンもあり、息をするのも忘れるほど。
でもくすっと笑ったりも。
子どもたちは、それぞれ考えることがあったみたいです。
少し政治的な話、「あぁ、このシーンってまるで昔の日本だよね」そんなことも思ったりして。
歴史的、政治的なことを知っているとより楽しめるような気がします。
多角的に物事を見る。
この時代、情報過多で中にはデマもある。
そこにあるものは真実なのか?多角的に物事を見られるようになるといいな…と思います。
舞台はたった1時間ですが、くるくる変わる展開に目が離せませんでした。
友人からもすぐに感想が来た
同じ舞台を見て、仲間と感想を言い合える、共有できることも子ども劇場の魅力
珍しく我が子達も帰ってから、留守番してた夫に見てきた舞台の内容を伝えてました。
子ども劇場では、舞台を見る前に「事前交流会」といって、
舞台を作っている劇団さんとの交流が持てます。
久々に参加した、低学年の事前交流会。
「夢なんてない」「わからない」そんなことを言っている我が家の長女も、
もしかしたら心に秘めているものがあるかもしれない。
「こうしたい」「こうなりたい」
子育てに当てはめてつつ、仲間と言語化し共有できる時間、貴重だなと思いました。
話を聞いて思い浮かぶのは長女の姿ですが、分散会では息子の話ばかり。(笑)
何度やめさせようかと思いましたが、でもふと「あの舞台の背景が面白かったよねー」
「あの劇が楽しかったよ」と言ってます。
いや、あなたあのとき「行きたくないー」と言って、
劇の半分は脱走して外の受付にいたよね?
と親は思うわけですが。(笑)
習い事みたいにすぐになにかの結果が出るわけではないけど、
親子で芸術にふれる機会を大切にしていきたいな…と思います
どのような子どもになってほしいのかと考えたとき、
1つの選択肢になったら嬉しいなぁと思ったりしてます。