02_悪戦苦闘=抱腹絶倒 | 音楽工房「六畳ラボラトリ」

音楽工房「六畳ラボラトリ」

広島の男女ツインボーカルユニット「万貴音(まきね)」代表、
半体育会系器用貧乏音楽人「小田貴音(おだたかね)」のブログ。

こうして未開の地に足を踏み入れた万貴音。

 

役回りはそこまで劇的な変化は求められてなくて。

俺→「たかねくん」、相方→「まきちゃん」。

じゃあ、いつものテンションでいいかというと、

それもちょっと違う。

「ゆめふるからふる」の世界にいる二人なので、

自分ではない自分、ではないんだけど、

きちんとその世界の中にいる、

大人にも子どもにもわかる存在で、お話でないと、

きちんと伝えられない。

 

FMはつかいちで自分たちのラジオ番組が

6年目に入ってる万貴音ですが、それともやっぱり、

違うんです。

 

セリフを覚えることにも相当の時間をかけたんだけど、

もっと根本の、舞台でどう喋ったら伝わるのか、を、

台本稽古でガツガツ詰めていきました。

 

 

 

 

 

BAMP、藤江潤士さん、そして万貴音。

音楽イベントではたくさんご一緒させてもらってるメンツ。

それがね、台本とにらめっこして、シナリオに沿って

言葉を交わすわけだ。

ここでも思いっきり個性が出るわけで。

ホストであるBAMPのお二方からアドバイスを受けながら、

厳しくも楽しい練習を、それぞれの時間を持ち寄って

進めていきました。

朝一だったり、深夜だったり。時間はバラバラ。

この時間はなんとなかる!ってのを集めてね。

 

 

 

 

詰めるとこはとことん。

 

 

 

 

楽しいとこは楽しく。

バルーン担当のクルットさんも台本合わせに参加して、

どこでどう動けばいいのか、楽しくなるのかを、

念入りにチェック。

 

 

 

同時に、音もがっちり進めていきます。

今回のイベントでは20曲を大幅に超える楽曲数。

歌は基本的にこのキャスト5人が担当して、

バンド演奏は「ゴーゴーマウンテンズ」の皆さんが担当。

朝とも夜ともなくスタジオに集まって、詰める。

 

 

 

 

セリフきっかけからの演奏スタートのタイミングも、

この段階で、はかっていく。

イベント船頭のBAMPから、バンドリーダーに橋渡し。

合わせてみて、確認ポイントをギターの福田康作さんが

メンバーに指示。即反映。

即反映、が出来るって、なかなかできないっすよ。

 

楽しく出来ればいいじゃん、じゃなくて、

きちんとアンサンブル出来た先の楽しさを知ってるから、

だと思います。

 

ド真剣に打ち合わせしつつも、やっぱ爆笑もたくさんあって。

キム兄「まいちゃーん、ソの音ちょうだい」

まいこ「デン!(オーケストラヒットで)」

とか。

劇中(アンコール)ではインスト曲もあったんだけど、

歌のフレンズは休憩してるかというと、

ドラムの山口さんのプレイに合わせて、みんな

エアドラムしたりとか(俺はこれで筋をやらかした)。笑

 

だってまず音楽自体が楽しいんだもんね。

 

 

 

万貴音登場シーンで担当させてもらった曲、

歌い始めた瞬間にキム兄が本気で

泣き始めたこともありました。

「ほら!絶対二人に合うと思ってた!」って。

気合い入らないわけがないよね。

 

 

 

そんな出演者全員の一挙手一投足に触れて、

万貴音はその現場で、そして万貴音のみの時間でも、

歌の練習をしたり、台本を読み合わせたり。

初参加といっても、見習いでは申し訳が立たない。

万貴音の全力をもって、準備を進めていったのでした。

 

 

 

「みんなでいいものをつくりたい。」

 

 

 

まだまだ続きます。

 

 

 

おやこファミリーコンサート「ゆめふるからふる」

 

【歌】

BAMP(にかもとりか、木村キョウ)

藤江潤士

万貴音(中原万貴、小田貴音)

 

【演奏】

ギター:福田康作

ベース:田中翔太郎

ドラム:山口陵

キーボード:すみまいこ

 

【バルーン】

ゆめふるバルーン(PIKA、クルット)