01_ファミリーコンサート、万貴音参加の入り口。 | 音楽工房「六畳ラボラトリ」

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広島の男女ツインボーカルユニット「万貴音(まきね)」代表、
半体育会系器用貧乏音楽人「小田貴音(おだたかね)」のブログ。

さ、振り返りますよ。

 

 

 

春先にBAMPから万貴音にお話をいただいたのが、

ブルーライブ広島で定期的に開催されている、

「親子ファミリーコンサート」への参加・出演。

 

 

 

このシリーズは今回で9回目の開催で、以前何度か、

万貴音はお客さんとして観たことがありました。

子ども向けイベント、という文章を目にした時、

あなたはどんなイベントをイメージするでしょうか。

 

簡単で(単純で)わかりやすい感じ?

子どもが楽しんでる姿を、親が微笑ましく観てる感じ?

 

うん、間違いじゃないです。

ただ、事前に観客として行った自分は、

そのイメージは答えの何%ぐらいでしかない、

と思いました。

 

めちゃくちゃ楽しいんです。

シナリオ、楽曲、演奏、装飾、全部ワクワクした。

 

子どもって前情報の蓄積があまり多くないから、

目の前で起こることに対して、とても敏感。

有名人が出てるから凄いに違いない!ではなくて、

ただ目の前にあるものが夢中になれるのか、

あまり興味を持てないか、の反応がすごくダイレクト。

 

自分が持ってた音や言葉へのこだわりって、

それはそれで大事にしたいものなんだけど、

それがどう伝わるのか、伝えるためにはどうするのか、

について、今までの頭を全部ひっくり返したくなった。

そのぐらいの大きな気づきでした。

 

で、それだけではなくて、

舞台や衣装の装飾、歌、バンドの演奏も、

すこぶるレベルが高い。

うざいレベルで音の蘊蓄を垂れられる

自分がそう感じたんだから、ね。笑

「音楽は気持ちとテンションさえあればいいんや!」

って気持ちで練習や研鑽を怠ってるタイプの人も、

この世界にはやっぱりいると俺は思っていて、

(そういう要素が自分に皆無だとは言い切れないけど)

そこは自分の目指すとこではないな、

こんな風にみんなでどこまでも磨いて、

あらゆる面を高めていくものが好きだな、

と感じたイベントだったのでした。

 

 

 

そういうことをお客さんとして感じたものに、

自分たちにお呼びがかかった。

ファミリーコンサート、台本のある舞台、

歌のお兄さん/お姉さん、は未体験ゾーン。

自分たちの持ってるもの、貢献できるものと、

自分たちの思い。それらを取り出して並べて、

「やらせてください」とお返事しました。

 

 

 

しばらくして、届く台本の第一稿と、フライヤー。

そして、楽曲リストと、出演者一覧。

 

 

 

台本のタイトルは「ゆめふるからふる」。

 

 

 

 

 

 

おやこファミリーコンサート「ゆめふるからふる」

 

【歌】

BAMP(にかもとりか、木村キョウ)

藤江潤士

万貴音(中原万貴、小田貴音)

 

【演奏】

ギター:福田康作

ベース:田中翔太郎

ドラム:山口陵

キーボード:すみまいこ

 

【バルーン】

ゆめふるバルーン(PIKA、クルット)