メロディを奏でること | フォークシンガー「おだしょう」〜落ち葉拾いの小径で

フォークシンガー「おだしょう」〜落ち葉拾いの小径で

日々の暮らしのなかで、拾い集めた落ち葉に火を灯すように…歌っています。

メロディを奏でるってことは

楽器を弾いたり歌ったり

そんなことばかりじゃない


自分の人生を生きること

そのものがきっと

メロディを奏でることなんだ




ーーーーーーーーーーーーーー

生きてりゃ、いろんなことがある…

おっさんの常套句ですが、それを今実感しています。

以前のように演奏をする機会が減り、その分だけ日々の暮らしに追われ、新たにやらなきゃならないことが出てきました。

先日、久しぶりにギターケースを開けました。

いつも傍らにいたMartin-d35を取り出し、弾いてみましたが、かつてのように鳴りません。

d35は、低音より中高音がよく鳴るギターです。自分の演奏スタイルにぴったりだと思い、十数年前に手に入れました。

それが、全然鳴らない。ギターはしばらく放っておくと、こうなります。

ギターは鳴りたがっているから、きちんと構ってあげなければ拗ねるのです。

たから、今度は思いっきり弾きました。


演奏への情熱を失くしたわけじゃありません。

ただ、今は演奏よりもやらなきゃならないことが目の前にたくさん散らばっていて、それを拾い集めなきゃならない。

生きてりゃ、いろんなことがあります。

自分の人生を生きることは、自分だけのメロディを奏でること。

そう思いながら、日々を暮らしています。