けれども昨日は勤務でした。そうそう休んでばかりじゃいられません。(ひがみか?)
高齢者福祉の相談機関に勤務しています。昨日もいつものように出勤し、気だるさを抱えながら書類を作っていると、電話が鳴って隣の同僚が受話器を取りました。
「おだしょうさん、○○さんから電話です」
高齢者サロンを自ら運営する、92歳の女性からでした。
「新年おめでとう!お昼にいつもの集会所でサロンやるから。ぜんざい作るけん、食べにおいで」
ぜんざいか…餅は苦手なんだけれど、ぜんざいなら食べられるから、行きます!と返事をしました。
「さあ、集会所へ行くで!」
正午近くになり、若い職員連中と出かけました。
集会所には、いつものメンバーがずらりと揃っています。
席に着いたら直ぐにお碗が出てきて、中身に目をやると…
これは一体、ぜんざいなのか…
モチがてんこ盛りにされ、小豆がまるで見えません。
まあ一杯だけならどうにかなると、かぶりついたのです。
モチはなかなかに旨いのです。それもそのはずで、この辺りは旧くからの農家が多く、自家製の餅米を杵でつくのですから。
さらっと平らげて箸を置こうとしたら、後ろから手が伸びてきて、お碗を奪われました。
わるい予感がします。
予感は的中し、また小豆の見えない、モチがてんこ盛りのお碗が出てきたのです。
二杯目はキツいな…
そうは言っても、食べないわけにはいかないから、どうにか平らげました。
そうしたらまた直ぐにお碗が奪われ、さっきよりもモチてんこ盛りのぜんざいが、出てきたのです。
三杯目はさすがにキツい。でも、食べなきゃならない。もう必死でモチにかぶりつくしかありませんでした。
背後に気配を感じて振り返ると、ぜんざいに誘ってくれた92歳の○○さんがいました。
「あんたはモチが好きじゃねえ!もう一杯いきんさい」
いいや、好きじゃないしもう無理です!そう断りましたが、一緒にきた若い連中が、○○さんにこう言ったのです。
「ウソですよ。おだしょうさんは、本当はモチが大好きなんです!遠慮してるんですよ」
「あぁ…」
その後どうなったかは、ご想像の通りです。
モチはカロリーが高いんだよな…。ご飯に換算したら、余裕で十五杯は超えてる…。
今朝の体重は、昨日の+2kg。
さようなら(@_@)/~~~
