ホルモン療法ゾラデックス3.6㎎デポの23回目投与日。
予約時間の2分前に到着。待つこともなく即ベッド→腹冷やし→注射。所要時間10分。
ケモ(化学療法)室のふくよかな看護師さんが(あれ?)と思うほどほっそりされていたので、
「痩せはりました~?」と聞きたかったが、その間もなく退散。
同じ病院で胃のバイパス手術を受け、がんもみつかった老父の診断書ができている頃なので、
ついでに外科外来に立ち寄り確認。「できてますよ」で受け取りの初診受付窓口へまわって受理。
診断書作成手数料は4200円也。会計を済ませ、病院滞在時間23分ほどで早くも帰路につく
老父の診断書は生保会社へ提出すべく主治医へ依頼していたもので。
受理時に内容確認を促されて密封されることもなく受け取った内容は…
傷病名の欄に【癌性腹膜炎】と【十二指腸狭窄】の記載があり、
悪性新生物の最終病理組織診断名には英語表記。
「受け取ってきたよ~送っとくね~。」「みせて~コピー取っといてくれや~。」
早速電子辞書で調べる老父。「載っとらんな、アンタもみてくれや【癌性腹膜炎】…」
確かに電子辞書の医学事典にそのものズバリでは載っていない。
こっそり腹膜炎の項目で調べるとあった…予後はキビシイ内容のことが。
まんま読みあげるにはためらってしまい「癌性胸膜炎はあるけど腹膜炎のほうは…
載ってないねぇ…」と。嘘じゃない。し、退院前の面談でそれらしいことも言われている、し。
一時おいてから「お父さん、〝今更〟やで。」と声をかけると
老父も「そやなぁ、80年も生きとるしなぁ。なにがあってもオカシクないなぁ。」と明るく返す。
「でも、どんなキビシイ状態でも個人差はあるから。本や、先生の説明が全てじゃあない。
先生に診てもらいながらお父さんにとってイチバンいい治療をしてもらぉな」と老父にも自身にも
言い聞かせ。
ちなみにその翌々日「朝市で買うてきた~食べて~」と、ここんとこ週イチペースで差し入れ訪問
してくれる叔母のハナシ。
「同じ団地の同じ階段に住んではるひとは、肺がんでだいぶ具合悪くてお腹に水もいっぱい溜って、
何度も抜いたりしはったんやけど、出来るだけ安静にして過ごしてはったらしいけど、そしたら、
なんと、治りはってなぁ~今、元気にしてはるでぇ」…ひとの治癒力は誰にもわからない
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