私的文章論②・本論の書き方 | a depressed and fragile mechanical engineer

a depressed and fragile mechanical engineer

うつ病患者として、機械技術者として生きる小市民が、仕事や治療の日常生活、裏話、ウンチク、経験談、失敗談を綴ります。それと並行して読書で出合った本の紹介と論考を披露します。

  こんばんは、機械技術者「おだぐ」です。

 今回は私的文章論の第2回目。本論の書き方です。

 文章を序論、本論、結論の3つに分ける場合、文章の展開の主要な部分は本論でなされます。従って、言うまでもありませんが、本論を書くということは重要なことです。

 しかし、個人的意見を述べれば、本論は一番自由に書いてよい箇所だと思います。それだけにオリジナリティを問われる箇所でもあるのですが。つまり書き手の「自分」というものが望まなくとも表現されてしまう箇所なのです。ならば思う存分、「自分」を表現すべきだと思います。

 という訳で「本論の書き方」というのを系統立てて論じるつもりはありません。
 基本的には書きたい主張や思いを書きたいように書く。それでよいと思います。

ただし、最低限守っておくべきことを挙げておきましょう。

・体裁が指定されている場合はそれに従うこと。
 文章の字数制限を含めて、体裁が指定されている場合にはちゃんと従いましょう。
 沢山の文書をファイルしたりすると、体裁の違う文書は目立って読みにくく感じます。

・話の筋が論理的であること。
 自由に書いていいと述べましたが、あくまで読者が読んで理解できる範囲での話です。
 読者が理解できるだけの論理的整合性は用意するようにしましょう。

・話題の数が多すぎないこと。
 言いたい事が沢山あるのは判ります。しかし、それらを全て盛り込むのは一般的には無理があります。話題の数が多過ぎると、文章が長くなり過ぎますし、それらの話題を論理的に繋いでいくことの難易度が上がってしまいます。言いたいことはできれば文章を書く前に整理して限定しておくことをお勧めします。文章を書いた後に削る作業は非常に難しいのです。(書いたものを消すのは心苦しいものですよね。)

・話が長すぎないこと。
 前項と関連しますが、過剰に長い文章はそれだけで悪文とみなされる事もあります。何故ならば、読者が読む気をなくす可能性があるからです。読者が飽きない程度の長さにとどめておくのが得策です。そのためには読者層を想定しておく必要も生じます。

※文章の長さについては後日、別記事で改めて取り上げたいと思います。

 以上、本論の書き方について述べましたが、最低限のことを守れば、自由に書いてよい。
 それが本文です。逆に、本文を自由に書くことはオリジナリティ溢れる文章を書く練習になるくらいに思って書いてみてはどうでしょうか。

 今回は何だか突き放したような言い方の記事になってしまいましたね(笑)
 けれども、本文を自由に書く。そのことの楽しさと難しさを皆さん自身で味わって欲しい。それが私の本当の願いです。

 この記事が皆さんのお役に立ちましたら幸甚です。