突然の長期海外出張!! ~シンガポール滞在日記~ -9ページ目

突然の長期海外出張!! ~シンガポール滞在日記~

渡航準備・生活・コスト・グルメ・英語

戦争記念館は一つの建物ではなくいくつもの展示館から構成されていて、見どころが多すぎました。息子君が歴史を学んでもう少し大きくなったら連れてきたいなと思いました。

 

ある展示館の入り口に置かれていた日本軍の飛行機の部品です。

 

第二次大戦中にイギリスの植民地であったシンガポールを山下奉文中将が率いる日本陸軍が1942年2月7日に攻撃開始、2月15日にシンガポールが陥落しました。

シロソ砦は陥落し、終戦まで日本軍の捕虜強制収容所として使われていたようです。侵攻にあった1942年2月は見学している間に説明するパネルの中で何回も目にしました。

 

展示されいてるのは当時の日本政府が発行していた紙幣です。本物だとしたら凄い貴重ですよね。

 

砦を利用して色々な資料が展示されています。どこまでが復元されたものか分かりませんが、普通の博物館と違って迫力があります。

 

当時は実際に、ここから北部を見張っていたようです。ジョホールバルから日本軍が南下しシンガポールを侵攻したようです。

 

Surrender Chambers」という展示館ではマダムタッソーのような精巧な蝋人形を沢山目にしました。座っている左手前から2番目が山下奉文中将です。

 

歴史をシンガポールの視点から史料とともに学ぶと、日本人として色々考えられます。国立博物館のときも同じように感じましたが、シンガポールの人(職場の人だけかもしれませんが)は、フレンドリーな気質で、未来志向で、日本人でも暖かく接してくれるのが非常にありがたいです。

 

バスでBeach Stationまで来て、セントーサ島内を走る無料のシャトルバスAに乗り換えてSiloso pointにやって来ました。

今日の目的はビーチでもアトラクションでもなくシロソ砦(Fort Siloso)。まずはFort Siloso Skywalkを出発し散策します。

ジョホールバルのスルタン・イブラヒム・ビルディングに行ったときに第二次大戦中日本軍の司令部が置かれていたことを知り、歴史繋がりで来てみようと思いました。

リフト(午前9時から稼働)で上にあがるとSiloso Beachやケーブルカーが見えます。なぜか下が透けて見える部分もありました。無駄に怖い。

 

Skywalk自体は透けていないし揺れないし、高所の割には恐怖を感じませんでした。1月は雨と曇りが多く過ごしやすい日が多かったですが今日は暑いです。この暑さがないとシンガポールにいる実感がしないんですよね。

 

Skywalkの終点。分かりにくいですが砲台は結構大きいです。

 

セントーサ島はシンガポール屈指の観光地ですが、西部に当時のシロソ砦の跡を生かした展示館があり、日本ではなくシンガポールの視点から歴史を学ぶことが出来ます。

 

シロソ砦の敷地は結構広く、豊かな自然の中に展示館も散在していて、内容もさることながら自然も楽しめる面白いつくりだと思いました。至るところで砲台を見ることが出来ます。

 

見どころが多かったので次に続きます。

Tiong Bahru Bakeryのパンを堪能した後は、シロソ砦に向かうためバスでセントーサ島へ移動します。これまではSentosa Expressでしか行ったことがありませんので、バスからの景色が楽しみです。

 

素人写真なのでうまく伝わっていませんが、木がとても大きいです。ティオンバルからのセントーサ島へのバスのルートは緑が多く癒されました。

 

HDBなのかコンドなのか分かりませんが、木の存在感が凄いです。シンガポールらしい風景だと思います。

 

セントーサ島からVivocityに向かうSentosa Express

 

自家用車の人はここで入島料を支払っているのでしょうか。

 

Beach Stationでシャトルバスに乗り換えます。シャトルバスも初体験です。無料というのが嬉しい。