戦争記念館は一つの建物ではなくいくつもの展示館から構成されていて、見どころが多すぎました。息子君が歴史を学んでもう少し大きくなったら連れてきたいなと思いました。
ある展示館の入り口に置かれていた日本軍の飛行機の部品です。
第二次大戦中にイギリスの植民地であったシンガポールを山下奉文中将が率いる日本陸軍が1942年2月7日に攻撃開始、2月15日にシンガポールが陥落しました。
シロソ砦は陥落し、終戦まで日本軍の捕虜強制収容所として使われていたようです。侵攻にあった1942年2月は見学している間に説明するパネルの中で何回も目にしました。
展示されいてるのは当時の日本政府が発行していた紙幣です。本物だとしたら凄い貴重ですよね。
砦を利用して色々な資料が展示されています。どこまでが復元されたものか分かりませんが、普通の博物館と違って迫力があります。
当時は実際に、ここから北部を見張っていたようです。ジョホールバルから日本軍が南下しシンガポールを侵攻したようです。
「Surrender Chambers」という展示館ではマダムタッソーのような精巧な蝋人形を沢山目にしました。座っている左手前から2番目が山下奉文中将です。
歴史をシンガポールの視点から史料とともに学ぶと、日本人として色々考えられます。国立博物館のときも同じように感じましたが、シンガポールの人(職場の人だけかもしれませんが)は、フレンドリーな気質で、未来志向で、日本人でも暖かく接してくれるのが非常にありがたいです。