突然の長期海外出張!! ~シンガポール滞在日記~ -18ページ目

突然の長期海外出張!! ~シンガポール滞在日記~

渡航準備・生活・コスト・グルメ・英語

気を取り直して再びハイキングコースに戻ってきました。

Henderson Wavesです。分かりにくいですが一番迫力があって一番高かったです。落ちたら死ぬなという恐怖心が消えません。高所が苦手でなければ最高なスポットだと思います。

 

恐怖を感じながらも斬新なビルを撮影。オフィスビルなのかコンドなのか?

 

しばらく進むとセントーサ島へ行けるケーブルカーの乗り場に到着。キティちゃんと50周年コラボをしており、ケーブルカーはキティちゃん仕様になっています。去年はポケモンとコラボしていたらしく、日本のキャラクターはがシンガポールに凄い浸透していることを感じます。私が行ったときは、30分くらい待ちそうなかなりの行列が出来ていました。どうせなら夜に乗ってみたいですね(大人$31.50、子ども$22.50と15分程度にしてはやたら高い...)。

 

リンク先のYouTubeは結構面白かったです。360度回転してケーブルカーからの視点が楽しめます。

 

実際に乗ったら恐怖で楽しむどころではない気がします...。

 

マーライオンは少し戻った見晴らしの良い場所にいました。観光客がそこそこいて、代わる代わるマーライオンの写真を撮影していました。

Haw Par Villaを後にしMRTで、Labrador Park駅へ向かい、Southern RidgesHenderson Wavesを経由してMount Faber Parkを目指します。今日は最近なかった晴天で久しぶりに日焼け止めを塗ってきました。

 

最初は低いですが、意外に高いところに上がっていくみたいです。ここまで来た手前引き返せません。

 

分かりにくいですが結構高いところを歩いています。しかもミシミシいうし、下が微妙に見えるしかなり怖い。

下から見るとこんな感じ。

 

頑張って進んできましたが、まさかの通行止め。一旦下に降りて別ルートでMount Faber Parkを目指します。

バードパラダイスやシンガポールフライヤー、LEVEL33などまだ行っていないところもありますが、ガイドに載っているようなところは半年かけて結構行ったと思います。

 

バードパラダイスはコーポレートパスを使って春休みに家族で行く可能性があること、シンガポールフライヤーは魅力的だが一人で乗って30分間高所を楽しめるか疑問があること、LEVEL33は絶対行ってみたいけど、かなり高いし、一人で食事というのも少し寂しい。

 

久しぶりにお天気だったので、軟膏薬のタイガーバームで財を成した胡文虎が作ったというHaw Par Villaを見てからMount Faberでウォーキングに出かけることにしました。

 

MRTの同名のHaw Par Villa駅の目の前にHaw Par Villaはあります

。物珍しさを追求する観光客やローカルがちらほら。入場無料は助かります。壁のデザインがすでに気持ち悪く、入場前からメルヘン感はゼロです。

 

どう見ても日本のお相撲さんです。直前には自由の女神もあり、カオスとしか言いようがありません。

 

左手には頭部から血を流して倒れている男がいたり、右手の半魚人の男がいたり、ひたすら気持ちの悪いジオラマが展示されるエリアで気になる言葉を見つけました。「士農工商」と上部に書いてあります。士農工商は江戸時代の身分制度で、なんでここで描いてあるんだろうと思って調べたら思わぬ事実が...。

 

「士農工商」はもともと古代中国の四字熟語で、「全ての職業」「民衆一般」という意味であったということ、そして、今の教科

書では「士農工商」は使われなくなってしまったこと、そしてその理由が歴史研究の進展によって百姓と町人は身分の上下関係ではなく、単なる居住区別や職業別の区分に過ぎなかったことが明らかになってきたこと。

 

なんと、私たちの世代は誤った歴史教育を受けてきたようです。だとしてもジオラマの世界観は理解不能ですが。

 

熊に見つかり死んだふりをする少年、木の上に逃げる少年、熊に足を噛まれる少年。これは説明があったので理解できました。

 

怖すぎる。もはや完全に理解不能の世界だ...。日本人の親子を見かけましたが、小さい子はここに連れてきたらいかんでしょ。トラウマになりそうです。この公園で楳図かずお氏を何回も連想しました。今年亡くなられたんですね。