バードパラダイスやシンガポールフライヤー、LEVEL33などまだ行っていないところもありますが、ガイドに載っているようなところは半年かけて結構行ったと思います。
バードパラダイスはコーポレートパスを使って春休みに家族で行く可能性があること、シンガポールフライヤーは魅力的だが一人で乗って30分間高所を楽しめるか疑問があること、LEVEL33は絶対行ってみたいけど、かなり高いし、一人で食事というのも少し寂しい。
久しぶりにお天気だったので、軟膏薬のタイガーバームで財を成した胡文虎が作ったというHaw Par Villaを見てからMount Faberでウォーキングに出かけることにしました。
MRTの同名のHaw Par Villa駅の目の前にHaw Par Villaはあります
。物珍しさを追求する観光客やローカルがちらほら。入場無料は助かります。壁のデザインがすでに気持ち悪く、入場前からメルヘン感はゼロです。
どう見ても日本のお相撲さんです。直前には自由の女神もあり、カオスとしか言いようがありません。
左手には頭部から血を流して倒れている男がいたり、右手の半魚人の男がいたり、ひたすら気持ちの悪いジオラマが展示されるエリアで気になる言葉を見つけました。「士農工商」と上部に書いてあります。士農工商は江戸時代の身分制度で、なんでここで描いてあるんだろうと思って調べたら思わぬ事実が...。
「士農工商」はもともと古代中国の四字熟語で、「全ての職業」「民衆一般」という意味であったということ、そして、今の教科 |
書では「士農工商」は使われなくなってしまったこと、そしてその理由が歴史研究の進展によって百姓と町人は身分の上下関係ではなく、単なる居住区別や職業別の区分に過ぎなかったことが明らかになってきたこと。
なんと、私たちの世代は誤った歴史教育を受けてきたようです。だとしてもジオラマの世界観は理解不能ですが。
熊に見つかり死んだふりをする少年、木の上に逃げる少年、熊に足を噛まれる少年。これは説明があったので理解できました。
怖すぎる。もはや完全に理解不能の世界だ...。日本人の親子を見かけましたが、小さい子はここに連れてきたらいかんでしょ。トラウマになりそうです。この公園で楳図かずお氏を何回も連想しました。今年亡くなられたんですね。