東京駅開業100周年記念suica販売トラブル | 小田利徳の<顧客の背中を掻け!>

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ご存知かと思いますが、東京駅開業100周年記念限定suicaが、

販売トラブルのために急遽中止になりました。

にわかファンがJR側の予想を超えてきてしまった事=

危機管理の甘さ、が原因だと思いますが、個人的には、

この前の衆院選の投票率の低さ(関心の無さ)と記念Suicaへの

関心の高さ、のコントラストが気になります。



詳細は報道でご存知かと思いますので、省きますが

下記のように、非常に洗練されたデザインでした。

なんでも、現役の女性車掌さんがデザインされた

ということで、今回の騒動が無ければとても

イイ話だったのになあと。

この騒動での、ポイントを自分なりに過剰書きしますと、

何より、JR側に「入場オペレーションのノウハウがなかった」

ことに尽きると思います。


前回の同じような記念カードの販売時の実績をもとに、今回の

「並び」人数を想定したらしいですが、<100周年>という数字の重さの

捉え方にJR側と購入者の間に大きなギャップがありました。


「ファン」+「ニワカファン」←こちらがでかい、に人数予測が十分でなかったわけです。

100周年の後は、もう150、200周年ですから、もう無い!と多いですよね。


しかし、思うに8000人以上の並び客が、JR側の誘導もなしに

よくあれだけ整然と並んだもんだと、感心もしました。

決まりを守って、朝から並んだ方には、恐縮ですが、

「コントロールなしに人々は、何人、何メートルまで整列をし、我慢ができるか?」

を奇しくも実験できたようなもんです。


この騒動と比較して、パチンコ店や家電「量販店の新規開店などの入場operation

は本当に危機管理が良くできていて感心します。しかも、Suicaのように

「買えるか、買えないか?」ではなく、「希望の台が取れるか?希望の商品が買えるか、買えないか?」

公平、公正にさばくわけですから、更に難易度が高い。


JR東京駅側が、最悪だったのはこのトラブルで、購入できなかった人に対し

「再販売おける優先購入権利」を与えなかったこと(当然、危機管理ができていないので、

そのような券などの準備はない)で、再販売の際のトラブル再発は容易に予想できます。

もちろん、販売枚数を増やすことは安易にできませんし(レア度。すでに購入した人に対しての配慮)

もう、八方塞がり。


しかし、あの時、東京駅駅長はどこに居たんでしょうねw



■■■礼江とは誰か?■■■

大学卒業後、日本マクドナルドで25年、
チェーンストア経営に携わり、後半は
ハンバーガー大学にて、人材育成の全てを
学び、研修設計と講師育成を担当。


卒業した研修生は5000人を超える。

その後、有名パチンコ店&複業商業施設運営会社で、
2年間「接客」に特化したセクションを立ち上げ、
業界NO1の評価を得た。

その後、2014年独立。
同グループ、日本最大級のパチンコ店
含む3店舗の新規開店スタッフ求人プロジェクトを
引き受け、合計300名超の採用を実現させた。

現在は、独立し業種にこだわらず、
「人材」を「人財」と考えられる企業に対し、

業種問わず、接客、教育システム、ツール開発、求人施策
や研修を提供中。

研修や勉強会、ワークショップ開催
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