牛すき鍋膳、40円値上げで復活 | 小田利徳の<顧客の背中を掻け!>

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おはようございます、

今日もいい天気ですね。

礼江銀六です。



吉野家が29日より、牛すき鍋膳を復活させる

報道 がありました(一部店舗では先行販売を実施しています)

40円の値上げで630円(大盛730円)だそうです。

このメニューは我々おっさんだけでなく、ファミリー層にも

人気があるので、客単価UPのドライバーとして

この時期、必要な武器なんでしょう。


しかし、聞くところによると

牛丼、牛めし類と比較して、牛鍋メニューは、

調理工程がなかなか大変らしく、このオーダーが連続すると

お店が大変な状態となるようです。


お店が大変な状態になるということは、

「品質」「接客」「美化」まで手が回らないことに

なりますから、結局グダグダの商品を、

ベタベタのテーブルで、愛想の無い店員から

ボン!と置かれて、「ま、安いからしゃーないか」などと

自分で自分を納得させながら、食べるという

ちょっと、牛丼屋さんへ行くことが、

わざわざ金を払って

みじめな気分を味わう行為となるわけです。



吉野家は、かなりのオペレーションを工夫して

対策を施したようですが、ワンオペで悪名高い

某店舗は、このメニューが少人数(当然、ワンオペ時は一名)

の配置の時に、「バイト殺し」となり、

退職者が続出したと、メディアは報じていました。

メニューが面倒くさい=退職理由、なんて

にわかに、信じたくはないですが、

「これを一人でまわすのかよ!」という状態が

ずっと続き、さらに人件費圧縮(価格競争、負のスパイラルに

入ると結局ここに、しわ寄せが来ます)のために

「深夜時間帯は、今の1時間→2時間休憩をしっかりとってくださいね!

その分、時給はつきませーん」とか言われたら、

まあ、疲弊して、辞めたくなる人も出てきますよね。


しかし、これは600円台ですき焼き気分が味わえる

冬の人気メニューなんで、他社も追随してくるはずですから

また、アルバイトさんは大変な時期に入るんでしょうか?

牛丼のような、スピーディなオペレーションが開発されるのか

注目されるところです。



最初から「このメニューはお時間かかりますが、よろしいでしょうか?」

って言っちゃってますもんね(笑)







【今日のポッケ】

なし




■■■礼江とは誰か?■■■

大学卒業後、日本マクドナルドで25年、
チェーンストア経営に携わり、後半は
ハンバーガー大学にて、人材育成の全てを
学び、研修設計と講師育成を担当。
卒業した研修生は5000人を超える。

その後、有名パチンコ店&複業商業施設運営会社で、
2年間「接客」に特化したセクションを立ち上げ、
業界NO1の評価を得た。

その後、2014年独立。
同グループ、日本最大級のパチンコ店
含む3店舗の新規開店スタッフ求人プロジェクトを
引き受け、合計300名超の採用を実現させた。

現在は、独立し業種にこだわらず、
「人材」を「人財」と考えられる企業に対し、
業種問わず、接客、教育システム、ツール開発、求人施策
や研修を提供中。

研修や勉強会、ワークショップ開催
承ります。お問い合わせは、お気軽に
⇒ oda@dd-b.jp  (礼江こと小田利徳)




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