そうそう出ないヒット商品 | 小田利徳の<顧客の背中を掻け!>

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礼江銀六です。

今日は、マック時代の話です。

私は1986年に入社しまして、2011年
までお世話になったわけですが、
「本当に、顧客に支持され
バカ売れして、食材が店舗でショートして、
売り切れ続出嬉しい悲鳴止まらず」

レベルのヒット商品というのは、3つだけでした。

チキンマックナゲット


100円バーガー
メガマック


次点で、
ビッグアメリカシリーズ
てりやきマックバーガー

その後で、
グラコロ
月見
てりたま

あたりでしょうか?

あとは、無理やりいろんな戦術で
話題になっているように見せて
その勢いで、スモールヒットしたり
ぽしゃったりで。100円コーヒーも
クォーターパウンダーも、
古くはフィッシュマックディッパーも。



正真正銘、大当たりした商品の成功要因を
今更分析すると、

チキンマックナゲット→骨無しチキンの先駆者的役割、且つ 美味かった
100円バーガー→価格破壊
メガマック→ヘルシーブームの反目狙い

とそれぞれ、納得のいく理由があります。

あの位のモンスター企業になると、新商品も食材の買い付け
とかを考えれば、半年、一年のスパンで開発します。
その間に、食の流行なども変わりますし、
それとバッチリ合って、美味くて、価格も妥当で(安い固定概念)
バズ効果が期待できて、となるとそうそうヒット作は出ません。

サイクルで言えば、8年に一度レベルといえます。

新商品はドンドン開発されますが、その中から
ヒットさせるとなると、芸能界で
売れるタレントを輩出する、確率と並ぶんではないでしょうか?

ですから、なおさら飲食店は、今一番売れている商品の味を常に
一定以上にKEEPしなくてはなりませんし、パチンコ店なら
いま、ロングセラーの機種をいかに延命させるかが、
手腕になるでしょうね。新商品投入が、
ベストセラーを延命させるための戦術になることだってありますから。


【今日のポッケ】
今の売れ筋商品を大切に。ヒット作は宝くじ
レベルに出てこない。かといって、開発努力を
惜しむと、一生出てこない。