「外からより、自分で自分にかける暗示の方が、はるかに強い。」

              丸山弥生 先生 (日本メンタルヘルス協会 講師)


他人から、


大丈夫だよ!

君なら出来るよ!


なんて励まされても、やっぱり自分が本心からそう思っていないとだめ。


自分の本心が思っていること、感じていること。


それが自分にとって一番強い暗示。


周囲の人の言葉もチカラになるのは間違いないけど、やっぱり自分が本心から思っていることが暗示として掛かってしまう。



わざわざダメな暗示を、自分自身でかける必要はない。


どうせなら前向きないい暗示を自分自身にかけていこう!








採用担当者に求められることのひとつに、「採用ミスマッチ」の撲滅。

大量採用の時代から、少数精鋭・厳選採用へとこれからもますます移行が進むと思います。


ところが、優秀な人材を厳選して採用した(つもり)にも関わらず、特に新卒者については入社後3年間で約3割が退職してしまうという傾向は、以前とさほど変わりはありません。


ただ、以前と違い新卒者たちも厳しい就職活動を乗り越え入社したのですから、学生気分がいつまでも抜けずに・・・ 入社してみたはいいが、社風に馴染めず・・・ といった理由は以前と比べると少なくなったような気がします。


また、1年目で退職してしまう人の割合も、以前に比べ、少なくなったようです。

その分、入社後3年目で退職を決断する割合が高くなりました。



今年、入社3年目のある社員は、入社したときに

「何があっても3年は頑張ろう、3年は耐えよう・・・」

そんな風に決意したといいます。


また、今年4月に入社した社員は、

「せっかく入ったんだし、3年は頑張ります。」

そんな風に言っています。


石の上にも3年のことわざの影響??かどうかは知りませんが、3年がひとつの節目であることは間違いがないようです。



3年経つと、どんな感情が湧いてくるのか・・・


・自分の思い描く将来とは少しずつズレはじめたことに気がついた。

・尊敬できるような上司や先輩がいない。

 (○年勤めてもあの程度?、ああはなりたくない・・・)

・結局がんばってはみたが、やりたいことが出来ないので環境を変えよう・・・



良いか悪いかは別として、こんな風に思ってやめていく人も多いと聞きます。



これって、しっかりとした将来へのビジョンや自分のやりたいことがハッキリしている、ある種「優秀な人材」なのではないでしょうか?

そういう「優秀な人材」ほど節目を迎えたときに決断・行動をするように思います。



中途採用でこれに類すると見られる人が応募してきたときは、前職を退職した理由をしっかりと本音で話してもらう工夫をし、たとえ能力があっても、配属予定先にその能力を使いこなす組織力がないと判断した場合には、採用しません。



採用担当者は応募者を見極める能力を磨くのと同じくらい、社員が能力を発揮できる組織にするために、組織力を上げることにチカラを注がなければなりません。





「やると決めて、どうしたら出来るかを調査せよ。」

                   西堀 栄三郎 氏 (第一次南極観測隊 副隊長)



何かを 「やる」 と決心する前に、いろんなことを調査しすぎていないだろうか?

調査をしすぎた結果、やめておいたほうがよいという結果に結びついていないだろうか?


まず、「やる」ことを決心して、どうしたら出来るかを一生懸命考え、調査し、実行することが大切。