うまく言えないシリーズ① 人を傷つけてしまうのでは、と怖くて思ったことが言えません。 | 心理面接室O.C.WORK『過剰適応あるある。』ブログ

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自分を押し殺し、周囲に合わせすぎて、苦しいあなた。『過剰適応』していませんか? 
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人との関係のなかで、「人を傷つけてしまうのではないかと思い、怖くて、思ったことが言えません」と、感じておられる「過剰適応」傾向の方は、少なくありません。

そして、誰かを傷つけないよう、日常生活上、たえず、いろんなことに気を遣っておられるかもしれません。

 

それが、功を奏して、場がなごんだり、スムーズにことが運んだり、ということも、あるかもしれません。いろいろな方の気持ちや、具体的な事柄に配慮し、ぬかりないプロジェクトの結果、顧客満足につながり、キャリアに結びつくこともあるかもしれません。そうした、細かな配慮ができるのは、「過剰適応」傾向をお持ちの方の、才能のひとつといえるでしょう。

 

ただ、度合いが問題です。シチュエーションの違いもあります。

日常生活で、あなたが、周囲に自分を押し殺してまで気を遣うことが、本当に、人を傷つけないことにつながるでしょうか。

それは、本当でしょうか。

…残念ながら、人は、知ってか知らずか、人を傷つけてしまうことも、ときには、あることでしょう。

 

「過剰適応」傾向をお持ちの方は、相手を傷つけたくない、しかし、傷つけてしまうかもしれない、と強い“恐れ”を抱いているかもしれません。

 

また、「どう思われるだろうか」と“心配”もあるかもしれません。その後の関係性が悪化するのでは、と心配なのかもしれません。

 

しかし、自分の気持ちを、いつでも封印するとしたら、精神的に苦しくなることはあるでしょう。口を閉ざしたまま、それを、お墓まで、もっていきますか?

 

相手あってのことですから、言葉遣いや態度は大切なことです。

どのように、表現できるか、考えていきましょう。

 

相手に伝えたい内容・場面・文脈にもよりますので、この考え方・方法がすべてあてはまるとは限りません。

内容の重さや軽さにもよりますので、今回は、どちらかといえば、少し重めなことを伝えたい場合になるかもしれません。

 

もし、あなたが、相手を傷つけたくない、→でも、傷つけてしまうかもしれない、→でも、伝えたいことがある。そんな場合、その気持ちを、順番に、言葉にしてみると、あなたの正直な気持ちが表現できるのではないでしょうか。

 

例)「これから、私が話すことが、もしかしたら、あなたを傷つけるのではないかと心配です。でも、話をきいてもらえますか/お伝えしてもいいですか」などです。

 

どうですか? メモをして、練習してみてもいいです。 あなたに、合った言葉に書き直してみてもいいと思います。

 

この前置きをして、晴れて、あなたの考えや思いを、相手に伝えたときに、

 

相手が傷つくかどうか、それは、わかりません。

傷つくかもしれないし、傷つかないかもしれません。

【重要ポイント】

相手が傷つくかどうか、それは、相手の自由です。

 

少し、ショックを受けておられますか。それとも、それはわかるけれど、もし傷ついたらどうするの? とお思いですか。…もし、相手が、傷ついたとして、それを、あなたが申し訳なく感じるのでしたら、そう伝えることもできます。

 

例)「ショックだったでしょうか/驚かせてしまったでしょうか/(すみません)」

 

あなたが、話したことで、相手は、そういうことだったのか、とわかることもあります。

そのように、こちらが感じていたことを、相手は知らなかったということもあったりします。

 

逆に、そう言われても、わからない、と言われることも、あるかもしれません。

そのときは、言うだけ言った、自分の行動を認めて下さい。言わなかったときより、心の重さが違うのではないかと思います。

 

親や、きょうだいや、友人関係で、悲しいことがあったが、言えなかった。

腹がたったが、言えなかった。逆に、嬉しいこと、ありがたかったことがあったが、恥ずかしくて、忙しそうだから、怒られると思って、言えなかった。。。

 

人には、たくさんの言えなかったことがあります。

すべてを伝えきれないこともあるでしょう。

 

でも、あなたに、うかがいたいのです。

もしも、あなたが、亡くなることになって、

自分の身体を横たえたベッドで、

 

「あの人に、このことを、本当は伝えたかった…」という思いが、たくさん浮かんできたら、あなたは、どう感じるでしょうか。

 

生きているうちに、伝えなくて、あなたは後悔しませんか。

勇気は、必ず、助けてくれます。 

 

⑤コツ

人は、他者を責めることもあるでしょう。

コツのようなものとして、相手を無自覚に責めないことも、大切です。

 

もし、自分が怒っているときに、自分は、この相手を責めている、と気づいていると、おのずと言葉や態度が違ってきます。

 

自分が怒っていることに気づいていないと、無自覚に、相手を責めてしまいがちでです。責めていることに無自覚でいると、言葉が暴走したり、爆発したり、皮肉になったりする傾向があるかもしれません。

 

その勇気がでないのです、という方。

心理面接室 O.C.WORKは、応援します。心理面接にて、お話をおきかせください。