ネットの動画などで気になっていたロボコン、ヘボコンへ初参戦してきました。

この競技はヘボさを競う大会で、勝ったら負け、優勝などしようものなら謝ってまわらなければなりません!

 

私たちは電動ドライバーで発電し走るロボットで参戦!

前進のみで方向を制御できず、自爆!!!

我々のヘボさをみせつけてやりました!

 

トーナメント結果はこちらー。自分のロボット名を忘れてしまいました・・・(汗)確か1回戦負け!

 

南港で話題のヒアリロボも参戦!動力が風!

うちわで仰いでも重くて動きません!ナイスヘボコン!

 

20177月2日に大阪電気通信大学で開催された近畿学生2足ロボットリーグという大会に出場し、個人で優勝、準優勝、3位に入賞しました。

 (図1)出場ロボット(左:Ver.e 中央奥:ダークマター 中央前:クラージュ 右:補欠機体)

 

■大会ルール

電通大ステージのルールはヒト型レスキューロボットコンテストをもとにしています。2足歩行ロボットで災害時を想定し様々な障害物を通り越してガレキの下敷きになっている人形を救出する大会の簡易版です。人型レスキューロボットコンテストにあるガレキなどの障害物はなく、また、迂回路が用意され、ヒト型レスキューロボットコンテストに比べかなり簡単になっています。

 

■大阪工業技術専門学校ロボット研究部入賞ロボット(図1)

・クラージュ

背面移動の速度を上げるために踵にグリップを取り付け、背中に滑りやすい材質を取り付けました。また、人形を掴むためのアームを取り付けました。

 

Ver. e

一年生が二人で一から組み立て、モーションを作りました。市販機のロボザックを改造したものです。一年生はいままでロボットを作ったことがありませんでしたが、二年生の先輩方に教わりながら自分たちのアイデアも取り入れ、非常に戦力となるロボットを作りました。

 

・ダークマター

今回の競技に向けて、人形を掴めるアームを設計しました。また、市販の機体ではなく改造した機体を使用したので、移動速度が速いモーションを作りました。

 

■結果報告

  順位    学校名            機体名         得点
第1位  大阪工業技術専門学校   クラージュ      476
第2位  大阪工業技術専門学校   Ver. e         474
第3位  大阪工業技術専門学校   ダークマター       440

第4位  大阪工業大学         ボックス          434

第5位   大阪電気通信大学      ♭              430

第6位   大阪産業大学         ニャコ           410

第7位  大阪産業大学         ウィングG        398

第8位   大阪電気通信大学      PRAZMA       376

第9位  大阪電気通信大学      PNKT          370

10  大阪工業大学         ヤクトエール    342

11  大阪産業大学        プロトン          127

12位  大阪工業大学         ジュツルムイェーガー     棄権

 

■次回の目標

歩行のモーションを改善し移動の速度を可能な限り速く、また、歩行の精度を上げます。

今回は、プログラミングの組み込み、調整作業に時間を取られ、思いのほか練習ができていなかったので、次回からは計画的に進めていきます。

本家のヒト型レスキューロボットコンテストにも出場予定です。1年生、2年生共に正確で丁寧な救助を目指します。

 2017年2月25日26日にバンドー神戸青少年科学館で開催されたMISUMI presents30ROBO-ONEMISUMI presents14ROBO-ONE Lightに出場しました。

ROBOONEは50万円クラスのロボットが主流ですが、OCTロボ研ではそのクラスのロボットは作れないため、製作費10万円程度の安価なロボットでの出場となりました。

 

低トルクの安価なサーボモータでも動けるように、リンク機構などを用いサーボモータの数を減らすことで軽量化を図り機体の重量を1.8kgに抑えました。そのため、パワーウエイトレシオが向上し歩行速度が向上しました。

フクちゃんも一緒に~

テレビにも…‼