コロナでオンライン日本語教師が増えたそうですが
かく言う私も
コロナで生徒さんと対面レッスンが出来なくなり
”仕方なく”オンラインにしたら
これがものすごく使い勝手が良くて
今では１００％オンラインレッスンになりました。
では
フリーランスオンライン日本語教師
どのような事をしなければならないのか
いろいろなやり方があるでしょうが
”ねねの場合”としてこちらに書かせて頂きます。
まず、フリーランスですから
自分で生徒さんを獲得しなければなりません。
広告を出したり、貼り紙をしたりと
少し前はそんな事をしていましたが
今はネット社会
１．ホームページ、フェイスブック 作成 （営業）
まず、基盤となるものを作らなくてはいけません。
それでも作ったからと言って生徒さんが見てくれるわけでもなく
何千人もの方がご覧になって
そのうちのお一人ぐらいが連絡を来る…と言う感じです。
また、関連するフェイスブックに広告を出すと言う事もします。
営業活動ですね。
２． メールのやり取り
お問い合わせのメールが来るので直ぐにお返事をします。
既存の生徒さんやご父兄の方たちからもメールが来ます。
なるべくその日のうちにお返事をします。
そうしないと忘れてしまいそうなので💦
３スケジュール管理
これが私の場合、
皆さん時差があるので算数の弱い私は時々間違えることがあります（涙）
一昨年はダブルブッキングをしてしまったり
時間を間違えてずっとZoomの前で待っていた事もありました。
最近は手帳に棒グラフを使って何とかやっています。
高校生の生徒さんは忙しいので時間変更のリクエストが多いです。
なるべくキャンセルしないようにレッスンを振替るのですが
１月を過ぎると生徒さんが増えてなかなか大変になります。
４．教材探し
便利な世の中になって
動画やネットで教材になるものが沢山あります。
毎月の行事を紹介しているので
使えそうなものを常に探しています。
日本にいると更にいろいろなものが手に入ります。
１月の終わりからコンビニで節分用の鬼のお面とマメが売っていました。
スーパーでは柊の葉が売っていて
生の教材を生徒さんにお見せすることが出来ます。
５．レッスンプラン
アメリカ人の初級レベルの生徒さんは４人
全て違う教科書を使っています。
初級レベルでは習う文型はほぼ同じなので
臨機応変に使える教材は違う教科書のものでも使うようにしています。
AP Japaneseの為のレッスンは
生徒さんに寄って得手不得手が違うので
やはり個々でレッスンの内容が変わってきます。
レッスン代は時給なので
この準備にどのくらい時間がかかるかで時給が変わってきます。
６．レッスン
兎に角、楽しく学んでもらえるように工夫をしています。
私のレッスンは、語学の他に
日本の文化や歴史、行事や習慣などなど
いろいろな事を網羅しています。
レッスンの準備をして、私自身、日本の事を良く知るようになりました。
７．月末から月初め
月末に翌月のスケジュールを確認します。
そして、月の最初のレッスンまでにレッスン代を振り込んで頂きます。
スケジュール確認とレッスン代についてメールします。
８．確定申告
個人事業主となるので確定申告しなければいけません。
必要経費、いつも一年分溜めてしまいます💦
今月はこの確定申告準備をしなければいけません。
日本語学校の日本語教師なら
しなくて良い仕事も
フリーランスだと全て一人でしなければなりません。
特に生徒さん獲得は難しいですが
なんとかここ数年は
まとまった生徒さんがレッスンを受けて下さっています。
いろいろとやる事が多いですが
自分の采配で自由にできるのはとても魅力的です。
例えばレッスン内容は
ノルマはないので、生徒さんと話し合ったりして
自分でやりやすいプランを立てる事が出来ます。
スケジュールも
休みの日やバケーションなど
融通を利かせる事が出来ます。
オンラインでの魅力も大きいです。
日本語学校の教師流行ったことがないので分からないですが
それはそれで魅力のあるところも多いと思います。
いろいろな働き方があるのも日本語教師の良いところかもしれませんね。
＝＝＝追加＝＝＝
これもお仕事の一つにありました。
９．宿題＆採点
なるべくレッスンの時間を有効に使って欲しいので
自習できるものは宿題にします。
その宿題を用意したり
レッスン前にメールで送ってもらい採点すると言うものがあります。
私の場合、個人レッスンなので採点など生徒さんお一人です。