日本語教師には

「日本語教育機関の告示基準」というのがあり

多くの語学学校で日本語教師を採用するにあたり条件とするのは

  1. 大学または大学院で日本語教育の主専攻あるいは副専攻
  2. 大学卒で日本語教師養成講座420時間以上を受講
  3. 日本語教育能力検定試験に合格(学歴不問)
 
今のところ、この3つがあります。
 
この中の
 
大学または大学院で日本語教育の主専攻あるいは副専攻
 
ですが、
 
 
主専攻 と 副専攻
 
どう違うのでしょう?
 
 
大手前大学の説明によると
日本語教育として定められた科目を
 
主専攻は45単位以上の修得
 
副専攻は26単位以上の修得
 
なのだそうです。
 
 
大手前大学通信で
日本語教師養成課程を選んだ場合
 
必修 14 単位(教育実習を含む)および選択必修 2 単位を含む 27単位以上
(うち日本語教育実習 をのぞくスクーリングまたはメディア授業(ライブ型5 単位を含む)
 
となっています。
 
これは、新基準と言われる
法務省出入国在留管理庁が定める「日本語教育機関の告示基準」に記載されている条件に沿っています。
 
この新基準は2017年に施行され
その前は
同じ大手前大学の日本語教師養成課程でも
単位数が少なかったり、教育実習がなかったりと
ちょっと負担が軽かったようです。
 
実際に日本語教師養成課程のシラバスを見てみます。
 
日本語や日本に関しての科目だけでは27単位になりません。
 
必ず取らなくてはいけない科目を黄色
日本語、日本に関する科目をピンク
メディア授業と言う必ず5単位取らなくてはいけない科目を水色
その他、取った方が良いと思う句科目を紫
色分けしてみました。
 
 
これだと45単位以上になるので
主専攻と言う事になるのかな?
 
または
このシラバスの中から必修科目27単位だけ選んで
あとは
別のシラバスから大学卒業に必要な単位数を選べばいいです。
 
私は、なるべく
上記のシラバスから日本語や日本関係の科目を取ろうと思います。
プレゼンテーション概論とかコミュニケーション論
なんてのも
生徒さんに日本語を教えるには知っておいた方が良い科目だと思います。
 
教育実習をするには
日本語教育に関する決まった単位数を終えていなくてはいけないので
先にこれらの科目を習得していき
 
大学の学位を取るのに
私は62単位が必要なので
45-46単位をこの日本語教師養成課程から
残りを
社会福祉主事に必要な法律系の3科目や
在学中の終わりに受けようかと思います。
 
スクーリングに行けたら二日で終わり
先生にも直接質問が出来るので
通えるなら行きたかったので残念。
 
このコロナ禍で
いつ日本に行けるかもわからないけど
機会があったら参加してみたいです。