こんにちは
スタッフのよしだです
空梅雨の6月下旬
早くも35℃の予報が出ています
どうかお米に影響が出ませんように・・・
今年に入ってからの木曜日としては最高人数ではないでしょうか? 8名の参加者+主催者、合わせて9名での練習会。
木曜夜の即興&フリースピーチ練習会です。
今日は、特別養護老人ホーム、いわゆる“特養”で働いているKさんの、深く考えさせられるお話をご紹介します。
「食」と「老い」をめぐる気づき
Kさんの職場には、認知能力が大きく低下した高齢の方々が多く入所されています。
日々の暮らしの中では、私たちの想像を超えるような行動に出る方も少なくありません。でもKさんは、そんな方々でも、特養では衣食住が整い、安心して暮らせる環境があると話します。
けれど ー入所されている多くの方々が、口をそろえて「家に帰りたい」と願うそうです。
平均で、男性は8年、女性は12年という長い入所期間。
その年月を過ごしながらも、心は「帰る場所」を求めているのですね。
Kさん自身も、「できることなら特養には入りたくない」と素直な気持ちを語っていました。
そんなKさんのお話は、“老い”の話にとどまらず、“食べ物”の話へとつながっていきます。
今の日本では、亡くなる原因の多くが「がん」「心筋梗塞」「脳卒中」。これらだけで約半数を占めるそうです。ところが、Kさんが調べたところによると、戦前までは「感染症」と「怪我」が主な死因だったとか。
では、なぜ変わったのか?
原因のひとつは「食生活の変化」だとKさんは話します。
戦後、日本の食文化は欧米化し、肉や脂っこい食事が増えました。かつての粗食(玄米や雑穀、野菜、小魚中心)から、随分と変わってしまったのです。
そこでKさんが紹介してくれたのは「マクガバンレポート」。アメリカの政府機関が作成した報告書で、「日本の元禄時代の食事こそ健康に良い」とされた内容が含まれているそうです。
昔の日本人が食べていたもの。それは、玄米、雑穀、野菜、海の幸。そして、そんな食事で驚異の体力を持っていたのが“車夫”たち。ある西洋人が「もっと肉を食べればさらに走れるのでは?」と考えて試したところ、逆に走れなくなった…という話には、思わず「やっぱり自然の食べ物ってすごいな!」と思わされます。
Kさんはさらに、日本の“農薬事情”にも触れました。実は日本は農薬の使用基準が海外と比べてゆるく、私たちは意識せずにたくさんの農薬を摂取している可能性があるそうです。
ヨーロッパの人たちは、安全な野菜を求めて高くても買う。でも日本では、「安さ」と「見た目」が重視され、安全性への意識がまだまだ薄いというのが現状。気がつかないうちに「食べてはいけないもの」を体に入れているのかもしれません。
だからKさんは言います。
「現代の“病”の多くは、“食”から来ている。これは“食源病”と言えるんじゃないか」と。
Kさんのスピーチは、今の私たちの暮らしを見直すヒントに満ちていました。健康や老後を考えるとき、「食」は決して無関係ではありません。
ちょっと立ち止まって、「自分が何を食べているか」「どう生きたいか」を見つめ直す時間があってもいいのかもしれませんね。
皆さんも、今日のごはんから少しだけ、体にやさしい選択をしてみませんか?
今日は沢山お集まりいただきありがとうございました。
ひとりひとり、しっかりとお話をして下さいました。
それぞれお互いに良い所を見つけられて、とても充実した時間だったと思います。
「この夏にしたいこと」★即興
「阿闍梨に会いに行った話 ~貴重な体験!」
「万博・予約争奪戦で意気消沈(笑)」
「万博でのラッキー、人との接し方」
「本紹介 "パン屋ではおにぎりを売れ"」
「コンビニは必要か否か」
「今推している人物」★即興
今日のひとこと
「コミュ力の高い人は中身のない話ができる」
プレゼン道場の開催日程は以下の通りです
★即興 & フリースピーチ練習会
その場で出されたお題でスピーチしていただく即興スピーチ、あらかじめご用意されたお題でのフリースピーチ、どちらかお選びいただけます
6月29日(日) 14:00~16:00
7月10日(木) 19:00~21:00
7月13日(日) 14:00~16:00
7月17日(木) 19:00~21:00
7月19日(土) 14:00~16:00
7月24日(木) 19:00~21:00
★司会&フリートーク練習会(座談会)
ひとりの進行役のもと、皆さんが自由にお話をする座談会です。
7月 3日(木) 19:00~21:00
7月 5日(土) 14:00~16:00
7月27日(日) 14:00~16:00
7月31日(木) 19:00~21:00
初回体験(¥1,000.-)承っています!
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