先日のOCL講座でもお話した『良い姿勢ってなにかね?』を、今日はもう少し詳しくお話します。
良い姿勢と言うと、胸を張って、背筋を伸ばしたりクビレやバストアップなんかをイメージするんじゃないでしょうか?
でも、それって背骨のS字カーブの形から考えたらおかしいんです。
胸の背骨、『胸椎』は後ろにカーブ(後湾)しています。
なのに胸を張ったら、S字カーブじゃなくなっちゃいますよね?
でも、現代の価値観や美的感覚では、胸を張った状態を『良い姿勢』と言います。
確かに『某ザップ』などのビフォーアフターを見ても、背中を丸めているとなんだかションボリした雰囲気になり、背筋を伸ばして胸を張っているとイキイキした雰囲気になります。
同様に、背中を丸めるとバストは垂れるしお腹はモッチャリして、胸を張るとバストやクビレを強調できます。
つまり動物で言うところの『求愛行動』です。
進化の過程で、お猿さんがお尻を強調して雄を誘う様に、人間は胸を強調して男を誘う様になりました。
でも、お猿さんは常にお尻を強調している訳ではなく誘う時だけ。
人間だっていつも胸を強調して男を誘っていたら、ちょっとアブナイ人ですよね?
いざ誘うという時に、自然に振る舞える事が大事なんです。
特に重要なのが『自然に』です。
モテる人は、相手を誘う時にサラッと自然に振る舞います。
逆に、慣れていない人は、緊張感や違和感が出ちゃう。
それと同じで、胸を張る、姿勢を正す、そんな動きを無理なくできる様にすることが大事なのではないでしょうか。
もし、胸を張った状態が万能であれば、その形に進化していくはずですが、人間の身体は胸も張れるし、背中も丸められる。
以前、『骨盤の前傾と後傾はどっちが良いか?』なんて話を書いた時と同じで、『どちらも必要な時があるから、どちらもできる』んです。
ただ、現代社会では、便利になり過ぎたせいで使う動きに偏りができて、背中が丸まりやすいし、骨盤は後傾しやすいってだけです。
そして、背中や骨盤に限らず、肩や股関節、もっと言えば肘なども『なりやすい向き』があります。
それを『どちらもできる』様にすることで、自由度が高く身体に負担のない動きができるようになるんです。
その事については、また今度詳しくお話したいと思います。
今回は、『良い姿勢ってなにかね?』と言うことでお話しました。
僕の結論としては、一般的には胸を張るのが良い姿勢ですが、背中を丸める事も時には必要。
だから、胸を張るのも背中を丸めるのも必要に応じて「自然にできるのが大事!」って感じです。
こんなお話を先日のOCL講座でお話しました。
来年は、もっと面白くしたいと思いますので、ご興味ある方はこちらを御覧ください。




