今日

新たな本を上梓した。


タイトルは


おちまさとオフィシャルブログ Powered by Ameba


『人間関係は浅くていい。』(扶桑社)


このタイトルには意味がある。


短絡的にはとらえて欲しくない。


本書は

旧世代が作り上げた

『人間関係』という得体の知れない

呪縛からの解放をし


わかりやすい言葉で言えば


「楽になれる」


これを読めば


人間関係から解放され


「楽になれる」


のではないだろうかという思いから

作り上げた一冊である。


時代は変われど

社会の大きな問題として

長年に渡りランキング上位に

常に鎮座し続ける


『人間関係』


「私超人間関係よくてー」


「俺人間関係マジ最高っス」


という人は

あまり聞かない。


いるのだとしたら

それはそれでいいだろう。


この本を

手に取る必要はない。


しかし

多くの人が

人間関係で悩み

人間関係と格闘し

人間関係にもがいている

という話も聞くし

データもたくさんある。


それでは

なぜ人間関係は

こんなにも人を困らす魔物として

近代文明史と共に

いや人類史と共に

もののけの如く

生き続けているのだろうか。


「人間関係は深くしなさい」


それが

長年に渡る常識的な

教えではないだろうか。


そうだ。


人間関係は深くなければいけない・・・。


絶対深くなければならない・・・。


しかし

それは

時に大きなプレッシャーや

ハードルとなってはいないだろうか。


「まずい。

今日もランチ一人。

私人間関係深くない」


「やばい。

今日も飲み会行かなかった。

こんなんじゃ人間関係が深くならない」


そんな風に常に


人間関係=深い


という図式からの

大きなプレッシャーと向き合い

本来の仕事や学業などとは別に


「人間関係という難解なパズル」


を解き続けているのでは

ないだろうか。


また


ネットは浅い人間関係を作る


とよく聞く。


果たしてそれも本当だろうか。


かつては

絶対他人いや

親にも見られたくなかった


日記を世界に公開し


つぶやきを世界に公開し


スケジュールや


今どこにいるかも世界に公開し


ある種

完全ガラス張り状態で


他人の

いや親しい人間たちの

まさに人間関係と言われる方々の

今まで見ることの

できなかった部分まで


見ることができ

知ることができている現代


本当にそれは浅いのだろうか。


実はネットにより

人間関係は深くなっている

のではないだろうか。


また

一年に一度だけ

七夕に会う

織姫と彦星を

誰が人間関係が浅いと

言い切れるだろか。


ここからは

僕の妄想に過ぎないが

彼らは他の364日

何かテレパシーのような

超能力で会話が成立し

お互い何をしているかが

わかっているのではないだろうか。


それは

今で言えば

ネットではないだろうか。


2012年


14年連続

3万人以上の自殺者がいる国で

その多くの理由が

人間関係だと聞く。


「人間関係は深くなければならない」


という

誰が言ったかわからない

いつから言われたかもわからない

直線的な言葉は

果たして今もその通りなのだろうか。


仕事終わり

上司や部下と

飲みに行かなければ

人間関係は深くなれないのか。


つきあいが悪いと

人間関係は浅くなるのだろうか。


もちろん

ブログや

ツイッターや

フェイスブックだけで

人間関係を賄えばそれでいい

という短絡的な話ではない。


しかし

時代は変わっている。


ネットが定着して

10年以上が経ち


「人間関係は深くなければならない」


ということは


スポーツ中は水飲むな

うさぎ跳びをしろ

肩は温めろ


という

ある日ひっくり返って行く

直線的な言葉たちとは

何か近いものはないのだろうか。


旧世代は

もっと人間関係を深くしろ

と言い

もしかしたら

新世代は

ソーシャル含め

「これ以上どうやって深くしろってんだ」

という食い違いもあるかも知れない。


どちらの世代も

お互いを理解し


できるだけ

お互いを解放し


「楽にする」


ことはとても重要な気がしている

ということから

誤解を恐れず言うならばと


このタイトルをつけさせていただいた。


このタイトルをつけることに

躊躇や迷いを生むこと自体が

人間関係における

強烈な既成概念の強迫が

ある気がしてならない。


つるむことが正義ではなく

孤独でいることも正義ではない。


それは

数日前に

書いたように

卵か鶏かではなく


時には孤高に

時にはチームワークに


の両面をフットワークよく

偏ることなく

重んじればいいのではないだろうか。


もちろん

人間関係は時に

深くなければならないことがある。


しかしそれは

もはや多角的にとらえるべきであり

付き合いが悪い

飲み会に来ない

親友がいない

友達が少ない

などが人間関係が深くないという

ことではないのではないだろうか。


だとするならば


ビジネス上では


「人間関係は浅くていい。」


もちろん

このブログだけでは

その真意は伝わらない。


もしも

今人間関係に行き詰まり

疑問や悩みをかかえているならば

是非本書を読んで


「楽になって欲しい」


決して

本書は

一匹狼を薦める本でもなければ

孤独死は悲しくないというものでもない。


逆に

孤独こそ現世の地獄であり

人間関係の最小単位である

「家族」こそはより深くならなければ

ならないという本である。


人間関係は浅くていい。


この意味を

実際にこの本を読んで

体感していただきたい。


この本が


『人間関係解放の書』


となることを願う。


その本当の意味は一体何なのか。


全ては本書の中に。



おちまさとオフィシャルブログ Powered by Ameba


『人間関係は浅くていい。』(扶桑社)

おちまさと

4月に入社して

5月のGWを越え

6月に突入し

ただでさえ

初めての社会

初めての会社

初めての仕事

に翻弄され

その上

「人間関係は深くいろ!」

と言われ

迷っている新入社員の方々!

この本を読んで

是非精神的な解放をして

楽になっていただきたい。

それが

この逆張りタイトルをつけた

理由であり

この本を作った目的である。

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