今まで

取材や講演で


「スケジュールは

どうやって管理しているのか?」


という質問を

よく受けてきたが

今日まで

秘密にして来た。


それは

ある日

いい形で

言える日が

来るような

予感がしていたから


としか言いようがない。


また

僕の場合

ある一定の長期間

続けることができて

やっと世の中に発表したい

というところもあるからかも

知れない。


それが

本当にとてもいい形で

巡って来た。


僕のスケジュールは


『サイボウズ』


によって管理している。


昔は

スケジュール帳に

鉛筆で書いて管理

していた時代もあったが 笑


5年前から

サイボウズを使用している。


御存知のように

サイボウズは

スケジュール管理ソフト界の

もはや老舗的存在だが


サイボウズを使い始めてしまうと

サイボウズ以外が考えられなくなる。


それ程

今や僕のビジネスに

欠かせない存在となっている。


仕事は

結局は

どんな仕事も

プロジェクトである。


僕の仕事の場合

このプロジェクトが

様々な企業を越境して

たくさんの方々が集まり

運営されているものが多い。


これも

僕の場合だが

そのプロジェクトが

同時に100個は

進行している。


それは

全て静かに隠密に

進行するものが多く

やっと発表できる日に

ゴールテープを切っていく

という感じである。


そこで

僕の場合の

サイボウズの使用法は

まずは

『サイボウズOffice』

で大きく管理する。


そこには

仕事のスケジュールはもちろん

同行する娘の予防接種の日など

プライベートの外せない

スケジュールも書き込まれている。


さらに

上で書いた

多数のプロジェクトは

20名までであれば

無料で使用できる

プロジェクト単位の

『サイボウズLIVE』

で細かく管理していく。


その『サイボウズLIVE』の

スケジュールの卵を

僕としては本体の

『サイボウズOffice』で

まとめているという感じである。


サイボウズOfficeも

いくつも進化し

今やサイボウズOffice9

を使用中。


これらを

PCとiPhoneとiPadと

ガラ携帯

全てから関係者

誰もが書き込むことができ

どれからもチェックできるのがいい。


今回

そんなサイボウズさんが

さらなる進化を遂げるべく

『クラウド』事業に

大きく踏み出すということで


今日

メディアや企業向けの

『クラウド事業戦略発表会』

のゲストとして呼ばれ

登壇して来た。


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これが

いつか


「僕のスケジュールは

サイボウズで管理している」


ということを発表する

タイミングが来ると

勝手に予想していた

場所だったのだ。


しかも

やはり

マラソンも同じだが

何でも5年ぐらい続けることが

できてから初めて

いろいろ書いたり言えたりする

タイミングといつも考えている

僕としては


すでに

5年以上使っている

サイボウズのことを語るには

とても機が熟している。


そう。


いつも

僕は

情報のリリースタイミングには

「機が熟しているか熟していないか」

が大きなポイントとなる。


だから

今日まで

取材や講演で聞かれても

答えることをしなかったのかも知れない。


そこで今日

メディアの方々の前で

しかもサイボウズの公式イベントで

しかも青野社長の前で

5年使って

初めて言えたのは

とても嬉しかった。


さて

今日の発表会のメインは

サイボウズはここから

クラウドへ進むということだ。


クラウド。


説明する必要もないだろうが


簡単に言えば

PCやスマホ本体でなはく

インターネット上に保存する

使い方やサービスであり

それをどこにいようとも

PCやスマホや携帯など

あらゆるツールから

閲覧、編集、アップロード


そして何と言っても


『共有』


できるグループウェア的

使用法も可能

とでも言えばいいだろうか。


それが

例えるなら

イメージしやすく

雲の上。


クラウドである。


サイボウズさんの

今回の取り組みで

僕は本当に共感するのは


「全てはクラウド化されるべき」


という目標である。


もはや

仕事を自分のデスクでする

という時代は終わったのでは

ないだろうか。


どこにいようと

自分が必要なものは

クラウドで管理し

必要な時だけ必要なものを

取り出して

PCやスマホで進行し

管理する。


それは

まるで

水が必要な時だけ

蛇口をひねるように。


ネットの先にあったものは

以外やクラウドという

インフラ的で

ある種一周回って

アナログ的とも言える構造

だったのではないだろうか。


自分の家の

自分の会社の水道しか

使わないという人は

いないだろう。


僕は仕事を始めて25年間

自分のデスクなど持ったことがない。


そう考えれば

元々クラウド的ビジネス人生

とも言えるかも知れない。


僕は東京の家以外に

ハワイにも

沖縄にも家があるが

どこにいても

PCでiPadでiPhoneで携帯で

仕事ができる。


デザインのチェック

企画書の再構築

映像の確認


そこからの

指示そして依頼

基本的なことは


全て


『クラウド』


で可能である。


もちろん

直接会って

打ち合わせをしなければ

進まないことは多い。


それは

日本にいる時にやればいい。


しかし

それでさえも

スカイプはもちろん

テレビ会議も今や普通に

なりつつある。


僕はテレビ番組も

制作して来ている経験からか

カメラの前も何も全く関係ないので

何の抵抗感もなし。


もっとこの感覚が進めば

世界中どこにいても

何の不自由もなく

仕事ができる。


そして

ライフスタイルも変わる。


その原点となるのが

クラウドであるのでは

ないだろうか。


日本人は今まで


夜遅くまで働いた人が偉い


というところがあった。


しかし

クラウドは

仕事を可視化してしまった。


夜遅くまで残業しようが

いつも5時に帰る人間の方が

仕事ができていれば問題ないのだ。


今まで週5日掛かっていた仕事を

1日でできてしまう人間は

5倍稼ぐもあり

4日休んで自由に使うもあり

家族と暮らすもあり。


以前も書いたが


もう


多忙自慢


は終わったのだ。


これからは


ワークライフバランス


が重要となる気がする。


仕事と自分の

時間のコラボレーション。


ビジネスとライフスタイルの

タイムシェア。


そこには

クラウドによる

スケジュール管理

プロジェクト管理

時間管理が

必要不可欠。


ただ

この話

多分

20代の方の方が

すっと入るはずなのだ。


なぜなら

彼らは

ネットネイティブ。


彼らの世代を

「草食系」

などと大人は一言で

カテゴライズしているが

5年後10年後20年後

とんでもなく

彼らは仕事ができると

僕は思っている。


なぜなら

ネットネイティブとして

クラウドを縦横無尽に駆使し

世界の誰とでも

自分が上がる存在と

今日にもコンタクトを取り

それも実名で取るのだ。


それを

果たして

これからの管理職の人間は

できるのだろうか。


パラダイムシフトは

常に起き

人間もマルチタスクを

要求されているのだと

思っている。


今までのように

自分のデスクで

頭を抱えて

夜遅くまでいれば

たくさんの報酬を貰える時代は

もう現存しないのだ。


僕は

サイボウズさんにも

もちろん黙って

今日まで5年間

サイボウズを使用して来た。


そして


今日


サイボウズは

新たな誕生日を迎え


その時間を僕は

『共有』でき


さらに

実は

僕のスケジュールは

サイボウズで管理している

ということが言えたのは


とても幸運なことであった。


おちまさと


また今日のイベントでも

御紹介させていただいたのだが


ちょうど今週発売だったので


『「気づく」技術』

(ダイヤモンド社)


にも

気づくためのスケジュール管理

として僕なりのサイボウズ使用法を

書いた。


おちまさとオフィシャルブログ Powered by Ameba

これも合わせて

読んで欲しい。


書店には

10日には配本予定。


来年の今日

もっととんでもない変化が

訪れているはず。


その変化を察知し

次なる手に気づくしか

道はない。


道は

クラウドに聞け。