菅総理が頼りない

と世間は言う。


それでは

誰がいいのか

一人一人

今この危機的状況に

最も総理に相応しい

現役政治家を

与党野党の垣根を越えて

考えてみた。


それはあとで書くとして


ところで

現在の菅さんの総理大臣

というポジションは

僕の職業から言わせてもらえば

もはや今現在は


『日本救済総合プロデューサー』


と言っても過言ではないのでは

ないだろうか。


過去最も多く

集まっていると

言われる義援金。


その各被災地への

配分や使い道を

速やかに仕切ったり


そこでの使途不明金に

目を光らせたり


海外からの多大なる

援助に対して

配慮しながらも

行く場所の指定をしたり


今回の被害に対する

予算の工面

国債の発行

など被災地への問題を始め


それだけでも

気が遠くなる作業なのにも

関わらず


今回は

福島第一原発の

放射線物質汚染問題。


東電への指示と報連相

次から次と起きる

ハプニングの対処

などこちらも

数限りない。


どちらにおいても

それに伴う法改正や


このままいけば

消費税増税だって

期間限定かもしれないが

あり得ない話ではない。


その場合の

国民の理解を得る

ネゴシエーション。


そして

被災者の方々の

あらゆる保障問題と


これはある種

インフィニティのように

全てが連鎖して続く

果てしなく長い旅路だ。


それを

『血の通ったスーパーコンピューター』

のように数字だけでなく感情も考慮し

仕切り指示し捌いていかなければ

ならない。


道なきところに道を作り

壊滅した被災地に支援物資と

仕事と光を与え

放射能も止めなければならない。


果たして

こういうことを

同時に処理していくことが

得意で総理大臣になったのかと

言えばまさかそこまでは

想定外なはずだ。


実際

今日のYAHOO!ニュースなどで

義援金の配分が遅れている

という報道や

折角の海外支援の方々を

日本政府の対応の遅れで

宙に浮いている場合がある

というニュースもあった。


今回は

最初から

後手にまわっていることが多い。


マグニチュードも

変更された。


原発も12日

菅総理が

「原発を勉強したい」と

視察にヘリで行き

同日15時半頃

第一号機で爆発があったことなどが

初動対応の遅れの指摘さえある。


大体

未解決事件や

迷宮入り事件の原因は

殆どが初動捜査ミス。


初動から

ボタンをかけ違えたことは

かなり大きいのではないか。


それから

東電の発表や

政府の報告

東京都の宣言

など

『情報の振り子催眠』

は今日まで続いている。


今のところ

誰も責任を取らずに済む


自らの発言の気配り


だけは誰もが

ハイレベルだ。


そういうところは

プロだが

しかしさっき書いたように

そんな仕切りは

菅さんもこれまで

やったことがないはずだし

そこの才能はまた違うはず

ではないだろうか。


サッカー選手に

プロ野球で活躍してもらおう

というのはなかなか難しい

気がする。


そこで

最初に書いた文章に戻る。


「では現役政治家で

誰なら一体できるのか」


一人一人

考えても

そういう仕切りができる人は

誰も思いつかないのが

正直なところではないだろうか。


そこで

まず思ったのが

こういう大きな人数が動く

仕切りが得意な


例えば

巨大イベントを仕切ることを

生業としているイベント企業に

協力してもらったらどうかということ。


それも

代理店とかでなく

実際に現場を仕切っている会社。


しかし

そういうところの協力を

得たとしても


一人カリスマ的な存在感で

政治的な経験や

同時に何十兆円という

予算をスピーディーに

処理していかなければ

寒さや空腹に耐える

被災地の現実を救えないので

そんな経営力までもある人材が

やはり必要とされているのでは

ないだろうか。


そして

何といっても

強靭なリーダーシップが

今この瞬間から必要。


時間をかけてなどと言う

暇は一秒もない。


今回は

本当に未だかつて

体験したことがなく

しかも急を要する。


そんな時

ふと思い出したのが


サッカー日本代表監督


のことだ。


日本代表監督は

92年のオフト監督から

ファルカン

トルシエ

ジーコ

オシム

そして

現在のザッケローニと

海外から監督を招聘している。


別に

総理にしろとまでは

言わない。


総理でもいいか

この際。


ある種の


助っ人総理


として

さっき上で書いた

経験豊富な海外の方を

トップに招聘したらどうなのだろうか。


それは

誰なのかはわからない。


どの国の人なのかも

わからない。


しかし

ザックだって

いろいろ言われたが

優勝したじゃないか。


当初

アメリカが

福島第一原発の

冷却案の提案をしてきたところ

断ったとの報道もあった。


もしもそれが

プライドだったとしたならば

もはや

そんな

『余計なプライド』

はいらないし

そんな猶予は一刻もない

のではないだろうか。


ここはどうだろうか。


外国人助っ人総理招聘。


しつこいようだが

今の内閣は

別に大震災と原発放射能漏れ事故の

対策で選ばれた訳ではない。


だから

よく言う


「でもそんな議員を選んだのも

国民だから」


というものは

少し理由にならない。


初動から

掛け間違ったボタンを

元に戻し正確にはめていくのは

ただでさえ時間が掛かる。


だが

結局は

かけちがったボタンを

とにかく早く修正していくことが

早期解決に繋がる気がする。


乱暴な一つの意見だが

今のところそれが早い気がする。


おちまさと


震災後

一発目に書いた

ブログ じゃないが

それぞれ役目があるはずだ。


今の内閣に

突然その未経験の役目を

務めてもらっても

作業着を着たところで

仮面ライダーのように変身はできない

のではないだろうか。


今回の

あの作業着を着て

対策している内閣の姿を見るたびに

いつも走ってないのに


突然子供の運動会で走って

転ぶ典型的なお父さん


を思い出してしまうのはなぜか。


あとよくコメディドラマである

突然不良の前に

お父さんが柔道着着て現われて

「俺も昔は柔道で県大会に」

とか言ってる間に投げられちゃう

設定を思い出すのは

なぜか。


ニットキャップを

かぶったこともないのに

若づくりしてヒップホップに挑戦

したお父さんもなぜか思い出す。


あと誕生日が

昭和50年ぐらいよりも

前の方々だけに。


何か

『マジンガーZ』

のボスボロットを

思い出すのはなぜか。


あのボスが


「俺にもやらせろ!」


と見よう見真似で

作っちゃった感じ。


『マジンガーZ』

『兜甲児』


現われないかなぁ。


沖田艦長だって

古代に艦長の席を

譲ったじゃないか。


それぐらいの

ドラスティックな変革しか

放射能除去装置は

手に入らないんじゃないか。


関係ないが

うちの妻は

「月に変わっておしおきよ!」

でおなじみの

『セーラームーン』ミュージカルで

セーラーマーキュリー役。


決め台詞は


「水でもかぶって反省しなさい!」


必殺技は

シャボンスプレーらしい。


「二番じゃダメなんですか?」

が決め台詞の

セーラー戦士はいないようだ。



関係ないけど

『東京都知事選』

あまりにも報道少なくないか。


水道水が摂取制限が

出たり出なかったり

放射線物質汚染問題で

東京都だって

総理同様

都知事もとても重要な

役職。


それを決める選挙なのに

あまりに報道がないのは

なぜ。


テレビとか

ネットでも

候補者が激論交わすべきでは

ないのだろうか。


もしも

予定通り都知事選やるなら。


これまた関係ないが昨日の

忌野清志郎さんの歌詞とは

また別ベクトルで

ミスチルの

『ALIVE』と『I'll be』の歌詞が

繰り返し流れている。