【方向性】 今期の状況、来期の方向 | 2代目設計屋・仕事っぷり

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金型設計屋の2代目の日々、思うこと・気になること

うちは10月締めなんです。

Finish Line / jayneandd

というわけで、明日が締め日となります。
自分が跡を継いでから2回目の締め。

結果は。。。まぁ、1年目よりはいいけどさ(涙)


1年間の仕事状況を簡単に振り返ってみると
次の2点が顕著でした。

1.既存顧客の仕事量激減
2.新規顧客の増加


2.は、かなりいいことで、
うちとしては過去最大の取引先数を
記録させていただいた。

が、いかんせん2の増加量よりも1の減少量の方が大きく
結果的には残念な結果となりました。

正直なところ、
1については、今後も現状では増加する希望は薄いかなと。
やはり、金型は高価で作るなら安い国で
というのは止められない動きなんでしょうか。
非常に残念ですが。。。

ちなみに2の傾向としては、
従来のお客様である金型屋さんではなく、
場合によっては製造業でもなく、
製造業以外の企業や個人でモノを作りたい人。
からのご依頼がかなり増えました。

どうやら、モノを作りたいという願望は
多くの方の中にあるようです。

こういった『モノが作りたい』という希望を
設計屋目線でお聴きして対策。
具体的な図面化、3次元化を行い。
必要に応じて、製品手配を行う。

商社的というよりは、コンサル的な立ち位置で動く。
『作る』前の『創る』段階に付加価値を設ける。

今後の方向性として、
そういう方向を狙っていた自分としては
この傾向が見られ始めたのはありがたい限り
ただ、まだ安定的な受注には結び付かない。

というわけで、来期の方向性としては、

金型の設計、モデリングは従来通りメイン業務としておきつつ。
設計屋の目線を生かしたものづくり相談・コンサルを実施。
さらに、製造業仲間との連携を生かして最終製品の提供。

を、今よりも前面に押し出していきたいと思います。

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そんなことを思いながら今読んでいる本。
今さら感満載ですが。。。(汗)

ブルー・オーシャン戦略 競争のない世界を創造する (Harvard business school press)
W・チャン・キム レネ・モボルニュ 有賀 裕子

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キーワードは『創る』だな