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At "SWING Mita Club", December 2000


越智順子 トリビュート Blog

MIKIYUKI SPECIAL DUO tour

お薦めライブのお知らせです。


かつてオチジュンさんのアシスタントも務めていた大分出身、現在は関西を中心に活躍しているジャズボーカリスト河野美紀 さんと、あのユキ・アリマサさんがデュオで【MIKIYUKI SPECIAL DUO tour】を行います!


大阪だけでなく、今回は東京、横浜でもライブが予定されています。

特に東京は、あの【Sometime】が会場。

しかも、お二人にサックスの鈴木央紹さんという、これまたオチジュンさんに縁の深いミュージシャンが加わるとのこと。


注目のライブです!



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9月5日(日)大阪・ミスターケリーズ Tel 06-6533-0262 

OPEN: 12:00
1st:   13:00~
2nd: 14:30~

http://www.misterkellys.co.jp/



9月6日(月)吉祥寺 Sometime Tel 0422-21-6336 

7:30/9:00/10:30

http://www.sometime.co.jp/sometime/



9月7日(火)横浜 KAMOME Tel 045-662-5357 

 8:00からみたいです


http://yokohama-kamome.com/index.html

ゴウさんよりのメール

早いもので、来週、オチジュンの3回忌です。

丸2年経っても、彼女の不在は、日に日に大きく、ポッカリと広がっていくように感じます。


当ブログをご覧頂いたゴウさんという方よりメールを頂戴しました。

同じように感じているファンの方は少なくないだろう、と思い、ご了解を頂き、メール内容を以下転載させていただきます。



(以下転載)

はじめまして。ゴウ(ペンネーム)と申します。
オチジュンのトリビュートブログを見て、メールをさせていただきました。

私はもともと関西の高校でJAZZのビッグバンドメンバーをしていました。
そのとき、たまたまオチジュンと共演させていただく機会があり、
そのときからオチジュンの虜となってしまいました。

まずは見た目が衝撃的。
当時は「大仏みたいなオバハン」(超失礼!)と影では呼んでいました。
そして、オチジュンはなんと言ってもあの声量とソウルが衝撃的。
そのときはまだゴスペルを歌っていらっしゃり、私が聞いたナンバーは
「It's good to know Jesus」と「Oh,happy day」でした。
たった2曲で完全にハマり、魅了されてしまいました。

高校を卒業して東京に出てきてからはJAZZを続けていたものの、
ライブに出かける時間はありませんでした。
でもオチジュンの予定を確認すると、赤坂でライブ予定があったため
何年かぶりにオチジュンを聞きたくなり、会いたくなり、赤坂の
「B♭」へとバンドメンバー数人で足を運びました。

当時はまだ関西で活躍しておられ、東京では無名だったため
認知度が低かったのですが、東京のメンバーを連れて
「めっちゃいいから、聞きに行こう!」と言って誘ったのを今でも覚えています。

本当に数年ぶりですが、やはりオーディエンスを巻き込むライブで、
オチジュンの楽しさ・良さが充満しているライブでとても満足でした。
しかし、そのときに歌っていらっしゃったナンバーが全てJAZZだったため
私は「ゴスペルも聞きたかったな・・・」と思っていました。
ライブ終了後、オチジュンを話をさせてもらい、ぶしつけながら、
「ゴスペルも聞きたかったです!」と伝えました。
すると、オチジュンから「実は去年、ニューヨークのグラウンド・ゼロに行ったんよ。
そこでね、本場のゴスペルを聞いて、ゴスペルを大事にしている人たち・
ゴスペルを作った人たちのホンモノのゴスペルを聞いて、私なんかが
歌ったらアカンなぁと思ってゴスペル歌うんはやめたんよ」
というお話を聞かせていただきました。
そのとき、私はなんて無礼な質問をしたのだろうと反省すると同時に、
ミュージシャンとしてのオチジュンの考え方に感銘を受けました。

それから数年。今ではすっかりJAZZからも離れ、演奏からも
離れてしまっていましたが、ふとオチジュンの歌声が聞きたくなり、
久々にHP「Junko box」をのぞきました。
東京でのライブがあるといいなぁ・・・と思って見たのですが、
HPが更新されていないことに気付きました。
そして、Topページには「できるだけ残していきたい」という
メッセージがあり、私はそれを見て音楽業界も厳しいから、
オチジュンは引退したのかなぁと考えてしまいました。

しかし、よくよく調べてみると子宮頸がんで亡くなっていたと・・・。
今ではもっと早くオチジュンの歌をいっぱい聞いておけばよかったと
後悔ばかりが積もります。
まさかあんなパワフルで、大仏みたいなオバハンが急逝するとは
夢にも思っていませんでした。
だから、亡くなったことを知ったときはとてもつらくなりました。
それが、つい3日前の出来事です。

「美人薄命」ではないですが、才能のある人ほど早く逝くのかと
思うと、残念でなりません。
また、オチジュンが急逝したこと・懸命に闘病していたことを
全く知らなかったこともとても悔やまれます。

でも、こうして今でもあの歌声が、あの風貌が音楽を離れた
私の脳裏に焼きついていると思うと、やはりオチジュンという
人は本当にすごいシンガーだったな、と思います。
私に音楽の面白さ、元気を分けてくれたことに本当に感謝しています。

つきなみな表現になってしまいますが、オチジュンのご冥福を
心よりお祈り申し上げます。

ゴウ

越智順子、永遠に!

まだまだ先のこと・・・と思っていましたが・・・

オチジュンのバースデイ・フィルムコンサート、本日、彼女の第2の故郷とも言える大阪で開催ですね・・


時が経つのは、本当に早いものです・・・


ご葬儀にも参列できませんでしたので・・・

今回のバースデイのお祝いには何としてでも参加したかったのですが・・・

仕事の事情で、大阪に馳せ参じることが叶わなくなってしまいました・・・

とても残念でなりません・・・


何か記念に・・・と思い・・・

覚えたてのPhotoshopで・・・

オチジュンに捧げるスライドショーを作ってみました・・・






越智順子 永遠に・・・



ケヴィン・レトーさんと

米国のボーカリスト、ケヴィン・レトー(Kevyn Lettau)さんと越智さんのツーショットです。

$越智順子 トリビュート Blog



ケヴィンさんは、ブラジル出身の音楽界の重鎮セルジオ・メンデスのバンドのボーカリストを長く務めた後に、ソロ・デビューを果たし、今までに沢山のアルバムを発表しています。
日本でも、ジャズ/フュージョンのファンの方にはお馴染みでしょう。
又、開設当初のFM局J-WAVEのステーションジングルを歌っていたので、その歌声は、日本の音楽ファンに広く耳馴染みがある筈です。






このツーショット写真は、2001年の5月、当時のブルーノート大阪の楽屋で撮影させて貰ったものです。 私が個人的にケヴィンさんを知っていたということもあっての陣中見舞いとなりました。

お互いのアルバムを交換し合って、短い時間でしたが、ボーカリスト同士の談義に花が咲きました。

ケヴィンさんが以前にNHK TVに出演した際に伴奏を務めたのが、越智さんも度々共演していたピアニストの野力奏一さんだったということが分かり、「彼は凄い!」と意見が一致したり。

ケヴィンさんも、越智さんも、ボーカリストとしてだけでなく、後進の育成に熱心という所でも共通項があります。

彼女達の歌声が、色々な形で広がっていくことを楽しみにしています。


日本国内でのケヴィンさんの最新CDは、初のジャズスタンダード集ですよ↓


バイ・バイ・ブラックバード/ケヴィン・レトー

¥2,548
Amazon.co.jp

デビッド・キコスキーさんよりのコメント

2002年に発表されたニューヨーク録音のアルバム“What do you want for LOVE?”。



越智順子 トリビュート Blog-what love


このアルバムでオチジュンと共演し、アレンジャー、プロデューサーとしても大活躍した、ニューヨーク在住の“鬼才”ピアニスト、デビッド・キコスキーさんより、オチジュンの思い出についてコメントを頂戴することが出来ました。



越智順子 トリビュート Blog-davide




junko was a great singer with a very soulful voice.....

she really studied the american jazz style....

her personality was very friendly and she loved to laugh.....

it was a pleasure producing and arranging her cd........

we had a lovely tour together......david kikoski


順子は非常にソウルフルな歌声の素晴らしいシンガーで・・・

本当に良くアメリカのジャズのスタイルを勉強していました・・・

彼女の性格はとてもフレンドリーで、いつも笑っていました・・・

彼女のCDをプロデュースし、編曲が出来たことは私にとって喜びです・・

そして、素敵なツアーも一緒に行うことが出来ました・・・ 

                                デビッド・キコスキー





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キコスキーさんの最新作“Live at Smalls”は、日本でも購入可能です。 

オチジュンと丁々発止を繰り返した切れ味鋭いプレイをご堪能ください。

ライブ・アット・スモールズ(LIVE AT SMALLS)(直輸入盤・帯・ライナー付き)/デヴィッド・キコスキ-(DAVID KIKOSKI TRIO)
¥1,800
Amazon.co.jp

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バースデーメモリアルフィルムコンサート

既にご存知の方が多いかと思いますが、公式ウェブページからの情報を転載させていただきます。



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2010年4月12日(月)

  • 開場:18 : 00
  • 開演:18 : 30
  • 会場:メルパルク大阪ホール 
  • チケット発売日:2月21日(日)
  • 前売:1000円/当日:1200円 全席自由:1010席
  • チケット販売:チケットぴあ
  • 予約番号:0570-02-9999
  • Pコード:348-333
  • 取扱店舗:チケットぴあ店舗/ファミリーマート/サークルK・サンクス

チケットの発売は、2月21日(日)から、ということです。





SPAIN


12月の雨を思い出す。

地面に落ちた色あせた枯葉も。



スペインで、私は貴方を深く愛した。

喜びに満ちた夜は今では過去のもの。

でも、明日になれば、貴方は私の近くに..。



今でも、あの気持ちを思い出す。

全ての夢想が燃え上がり、

昨日の面影が蘇る。

あのスペインの調べが聞こえれば、スリルが体に呼び戻される。



12月の雨を思い出す。

地面に落ちた色あせた枯葉も。



私達の愛は、スペインの祝祭のようだった。

明るい光と歌に満ちた喜びの毎日。

そして、夜は切ない思いで燃え上がる。



今でも、あの気持ちを思い出す。

全ての夢想が燃え上がり、

昨日の面影が蘇る。

貴方が私を見つめてくれさえすれば、スリルが体に呼び戻される。



あの一瞬一瞬が今でも見える。

貴方と私の視線が絡み合う、あのメロディに沿って踊りながら。

そして、私達は生きていく、まるで夢見続けるかのように。



二人の鼓動はカスタネットのように刻み続け、

永遠に語りを止めない。



チック・コリア作曲の名曲【SPAIN】に、アル・ジャロウが詩をつけたものです。
オチジュンのデビューCD“Exposure”のトップを飾った曲。






Youtubeの映像は、1990年の「ライブ・アンダー・ザ・スカイ」のセッションより、アル・ジャロウの熱唱。 ピアノはジョー・サンプル、ドラムはスティーブ・ガッド。  

壮絶なソロを叩くガッドの背後で熱くビートを送り続けるのは若き日のレニー・カストロさんです。

オチジュンとレニーさんは、大阪でのセッションを通じて交流を深めていましたね。


この「ライブ・アンダー・ザ・スカイ」から20年、オチジュンのデビューCD発売から10年・・・

時が経つのは早いですが、素晴らしい音楽は何年経とうとも色あせることはありません。




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グラビア・アイドル!!!

久しぶりの更新です。


今年最初は、笑激的に・・、いやいや、衝撃的に可愛らしいジュンちゃん・・・。




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確か、2001年の“Jesse”発売に合わせたプロモーション写真撮影のヒトコマだったと・・


2010年、本年も宜しくお願い致します。

4月12日のオチジュン生誕祭に向けて、鋭意更新して参りたいと思っております。


(管理人 totorom)

マリーナ・ショウに会ったかい?

ジャズの歴史に残る名ギタリストで後世に多大な影響を及ぼしたウェス・モンゴメリー。 彼には、べーシストのモンク、そしてピアニスト兼ビブラフォニストのバディという二人の兄弟があり、“Montgomery Brothers”としての録音も残している。 


3兄弟のうち、唯一存命であったバディは、80年代に活動の拠点をサンフランシスコ・ベイエリアに移していたが、今年5月に惜しまれつつ此の世を去った。 享年79

多くの人に愛されたバディの生涯と音楽的な業績を記念して、この7月22日にサンフランシスコのジャズクラブ“Yoshi’s”にてトリビュート・セッションが開催された。 セッションの司会はあのクリフォード・ブラウンの忘れ形見であり、御当地ではラジオDJとして著名なクリフォード・ブラウン・ジュニア氏。 そして、セッションのリーダーは、バディ・モンゴメリーに息子のように可愛がられたというべーシストのジェフ・チャンバースが務めた。

地元サンフランシスコ・ベイエリアのジャズ・ミュージシャンを中心に3時間に亘って繰り広げられたセッション・・、最大の見せ場はマリーナ・ショウの登場だ。  ジェフ・チェンバースがマリーナのレギュラー・バンドのメンバーという事だけでなく、生前のバディとマリーナの共演作もあってのご縁で今回参加となった模様。





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ステージ脇から中央に歩みだしたマリーナは、杖をついている。 怪我をしているのか、あるいは流石のマリーナも歳には勝てないということか・・。  しかし、ステージ中央のマイク・スタンドまで到着すると、今まで支えにしていた杖をピアノの脇に置き、ニタ~ッと笑う。 途端にシャキッとしたマリーナに早変わりだ。



エリントンの“Don’t get around much anymore”を歌いつつ、「私、もう50年も歌っているのよ! ハッ、ハッ、ハッ!」と豪快に笑い、徹底的にスイングし、観客を扇動する。 幾つになっても、衰えることを知らない“Bitch”ぶり。

50年か・・・。 50年ね。  

「オチジュンも、50年、歌わないといけないシンガーだったのに。 ナンでやねん?」

ステージ上で奔放に歌うマリーナの姿を眺めながら、そんな想いが何度も、何度も、私の頭の中を巡る。




2001年の夏、オチジュンと一緒に、東京のB flatというライブハウスで、マリーナのライブを見たことがある。 マリーナ・ショウは、越智順子が最も敬愛し、影響を受けたシンガーの一人だ。

あの時、オチジュンは束の間の夏休みを東京で楽しんでいた。 自身のウェブページのエッセイにも書いていたが、上野で落語を鑑賞したり、安西さんの【ジャズ・タクシー】に乗って下町観光をしたり・・。

B flatという店は、ステージに向かって45度に配列された長テーブルに観客が座るようなレイアウトだった。 確かマリーナのライブの時は、オチジュンのお友達を挟んで、3人並んでステージ直下に座ったので、ステージで歌うマリーナを見上げると、私の視界には、やはりマリーナを見上げているオチジュンの後頭部が見える・・という格好。

今から8年前のマリーナは、今以上に、それはそれはパワフルで、エッチで、本当に凄まじいパフォーマンスだった。  この頃の彼女の絶好調なパフォーマンスは、“Live in Tokyo”という実況録音CDで追体験することが出来る。 




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60年代に自身が在籍したベイシー楽団の18番「パリの4月」を始め、スタンダード曲や、お馴染みのヒット曲の数々を、これでもか、これでもか、と歌い倒すマリーナ。 その凄まじさをヒシヒシと感じているであろう、オチジュンの後頭部。 ズキン、ズキン・・と動くオチジュンの後頭部。  

ライブ終演後、マリーナのサイン会がある、とのアナウンス。 あのマリーナに直接サインが貰える! あわよくば、お話しも出来るかも知れない。 一緒に写真を撮らせて貰えるかも知れない。


素晴らしいライブの余韻に酔っ払い気味だった私は、オチジュンに、無邪気に話しかけた。  

「ねえ、ねえ、マリーナに会えるよ。 お話ししてみようよ」

「うんん。 そやね・・。 いや、今日は止めとくわ。 次にしとくわ。 今日は帰るわ」

オチジュンは、自分の受験番号を合格発表のボードに見つけられなかった受験生のように帰っていった。

残った私は、マリーナにサインを貰い、ツーショット写真を撮らせて貰い、興奮、興奮、また興奮! 高揚した気持ちで独り盛り上がっていた。 オチジュンが、何故、あんな風に、まるで逃げるように帰って行ったのか、その時は理解出来なかった。



2009年7月。 オチジュンの一周忌を直前したこの夜、私は8年ぶりにマリーナのステージに接した。 やはり凄まじかった。 やはり素晴らしかった。 

果たして、オチジュンは、マリーナに会ったのだろうか? 

実際に会えたのか、会えなかったのか、私にはオチジュン本人に確かめる機会がなかった。


会っていたにしろ、会っていなかったにしろ・・オチジュンは、胸を張ってマリーナと対峙出来るシンガーだった。 

50年歌い続けることは出来なかったが、マリーナに負けない感動を、聴く者に与えることが出来る稀有なシンガーだったのだから。