インタビュー: ユキ・アリマサさん&佐藤ハチ恭彦さん
オチジュン・ファンにとって待望の新作実況録音CD“Live at Sometime”について、ユキ・アリマサ さんと佐藤ハチ恭彦 さんにお話しを伺ってきました。
4月14日(火)、お二人に原大力さんを加えた“ユキ・アリマサ・トリオ”で出演中の三鷹ウナマスにて、ライブの休憩時間での会話です。
このCDのみならず、数え切れないほどオチジュンと共演されてきたお二人ならではのコメントが頂けたと思います。
アリマサさん、ハチさん、有難うございました。 (管理人 totorom)
totorom: あの音源は元々インターネットラジオのJ.Jazz-Net での配信用に録音されたものですが、録音が入るということでライブ当日は何か特別に意識されたことはあったのですか? それとも普段通りだったのですか?
アリマサさん: まったく普段通りでしたね(笑)。 あの日は遅刻ギリギリで入ったんです(笑)。
ハチさん: あれは日曜日の昼間だったんですよ。 日曜の昼に吉祥寺に車で行くなんて俺には有り得ない、と(笑)。 だからバスに乗ってエレベで行くとか言って(笑)。 いつも通りどころか・・(笑)。
アリマサさん: あの時は、そういう理由でエレベだったんです。 物理的な理由ですね。 この(ユキ・アリマサ)トリオでは音楽的な理由でエレベなのですが。
ハチさん: それで、エレベだけじゃ何かな・・と思って、アルト・サックスも持って行ったんです(笑)。
totorom: では、選曲もいつも通りという感じだったのですね?
アリマサさん: 僕が入った時には選曲が出来ていました、確か。
ハチさん: 選曲はいつもアリマサさんから厳しいダメ出しを受けていましたよね(笑)。
アリマサさん: いつも同じだったので、違うものをやれって(オチジュンに)怒っていたんです(笑)。
totorom: 多少は新しいレパートリーを入れろ、ということですね?
アリマサさん: そう言うと彼女は怒るんです。(一同爆笑)
totorom: でも、あのCDは結構色々なレパートリーが入っていますよね。 ラテンもあり、スタンダードもあり・・。
アリマサさん: それは、同じ曲を色々と僕が苦労に苦労を重ねて、違うようにしてたんですよ。 (一同爆笑)
totorom: 違って聞こえるようにしていたんですね(笑)。 そうすると、あのCDは苦労の結晶というわけですね(笑)。
アリマサさん: そうですよ(笑)。 まあ、彼女とはそういう仲だったんです(笑)。
totorom: あのCD化というのは、やはりファンの声から実現された部分が大きかったと思うのですが、そういうファンの熱い要望というのは感じられるところがありましたか?
アリマサさん: これは本当に真面目な話しなんですが、誰の為でもなくて、録音を聴いて音楽が良かったので、形にしたいな・・という、本当にそれだけなんです。 それに、もう一つ、オチジュン自身も、あれだけは気に入っている、と電話してきて言っていたんです。 あれは良かったね・・、と共通して思ったものですから。 それはハッキリ覚えていますね。 勿論、ファンの方に聴いて頂ければ嬉しいですし、オチジュン当人も喜んでいると思いますが、それが動機というわけではなかったです。
totorom: 本当に良いものだったから、CDとして残したいと?
アリマサさん: そうです。 本当に3人で良いものが出来たので、形にしたいな、ということです。
totorom: 丁度、ファンが寂しいなと思っている時にリリースされたので、非常に嬉しかったですね。
アリマサさん: そうですね、良いタイミングで出せましたね。
totorom: あれは、彼女にとっては最後に近いライブになってしまったわけですよね?
アリマサさん: あれは東京で僕達がやった最後でしたね。 あのCDは追悼とかそういうのでもなくて・・
totorom: 純粋に良いものだったのでCDにした、と?
アリマサさん: はい。 ですからジャケットもハチ君に撮って貰って、わざと彼女の顔とかを出すのではなくて・・。
totorom: 確かにファンの中でも、なかなか聞けない、という方も居て・・。
アリマサさん: そういう方が居るだろうと思いますね。 でも、今は辛くて聞けなかったら、10年後に聞いて貰っても良いわけです。
totorom: 長く残る、ずっと聴いていける音になっていますよね。
アリマサさん: 音楽が良かったら、ずっと残っていきますよ。
totorom: 特にここを聴いて貰いたい、というような所はございますか?
アリマサさん: いや、全部調子良かったですから・・彼女は(笑)。 僕はそうでもなかったですけれど・・。(一同爆笑)
ハチさん: 僕も調子は・・・。 (一同爆笑)
アリマサさん: 彼女は非常に調子が良かったですね。
totorom: 本当に良い感じで歌っていますよね。
アリマサさん: そう思いますか? あんまり気張った感じでなくて、素直に歌っていますよね。
totorom: お客さんとの対話、雰囲気も良い感じが伝わってきています。
アリマサさん: そうですね。
totorom: 本当に良いものをCDという形で聞かせて頂いて、有難うございました。
アリマサさん: こちらこそ有難うございます。
オチジュンの思ひ出
北海道の熱心なオチジュン・ファンである【ムッシュ山女魚さん】より、オチジュンの思い出についてお便りを頂きました。 以下にご紹介させていただきます。
「昨年7月に順子さんが亡くなり、ポッカリと穴が開いたような、ボーとしたような、言い様のない表現しようのない虚しさでした。










