～水出し紅茶を楽しむ時のグラスの話～
おいしい紅茶の
”おいしい”は、お茶を飲んだ後、
好みに合うか
料理に合うか
茶葉に期待した風味に淹れたか
・・・など色々考えて
自分が好きだったら
「わ～ おいしい♪」 となるわけで
おいしい！はつまり
正確にお茶の魅力をチャッチするってことですね。
実際
温度や蒸らし時間 お茶の淹れ方 などなど
気を使うべきはいろいろあるけれど
カップやグラスによって風味が変わる ということは興味深い。
これ
本当の話！です。
上のふたつのグラス
どちらも 機能的で使いやすい
大きくすると こんなシェイプのグラスです
同じ紅茶を淹れてみました
右は
一番グラマーなラインまでお茶を注いで
グラスを口に近づけると、
まず 香りの魅力に惹きこまれる
お茶がグラスのふくらみに一旦留まり、
口に流すまでに
もう一度 さらにグラスを傾けるまでの少しの時間に
香りを楽しむ
このグラスで飲みたいのは
ダージリン紅茶のセカンドフラシュ
今シーズン私が惚れた
「ジュンパナ茶園のＳＦＴＦＯＰ ＥＸ－１６ ２０１５」 を
マスカテルの香りと
蜜のように甘く マンゴのようにふくよかな味わい、
まだまだ織りなす複雑な味わいを
ひと口ごとに探しながら ゆっくりといただきたいと思います
左は
持った時の重みがずっしりと心地よく
口に当たる部分が特に薄く作られているので
振り子のようなバランスの良さと
素材がクリスタルガラスである故の緊張感がある。
水色が明るく きれいに映えるのが特徴
上から見ても 美しい
お茶は、自然に すーっと ストレートに口に流れ込んでくる。
これには
スリランカの
「ウバ茶 アダワッテ茶園のビンテージ」を注ぎたい
このお茶は、グラスを持った時からメンソールフレーバーが全力で主張するから
香りを確認するまでもなく
ストレートに口に流したい
だから、上の開いた左のグラス
左はバカラ
右はリーデル
どちらも 良いグラス
どちらのブランドも さまざまなシェイプを持っているから
問題はブランドではない
「形」
こんな風に 大切にお茶を楽しむことって
なんて楽しいのでしょう
１０月１２日のアフタヌーンティーパーティー（吉祥寺）では
着席にて 紅茶の魅力をたっぷり楽しんでいただきます。
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