もういくつ寝ると、お正月〜♪

都内のホテルでは、お正月中に宿泊客向けのお正月イベントが催されています。
新年最初のお茶会、「初釜」があるホテルも多いです。
中には、宿泊客でなくても、参加できるところもあります。
 
ロイヤルパークの初釜はおすすめ♪
 
つるは毎年、水天宮のロイヤルパークホテルの初釜にお邪魔しています。


こちらでは、裏千家の先生が一月一日、二日の二日間、小間で濃茶、広間で薄茶の二席のお席を持たれています。
お正月らしさを満喫できる、おめでたいしつらえが毎年楽しみです。
はじめての方も、安心して参加できますよ。

お正月も東京にいるよー、という方、つるといっしょに行ってみませんか?
 
日本庭園の中の素敵なお茶室♪
 
こちらのお茶室「耕雲亭」は、都心のビルの中とは思えない日本庭園の中にあり、つくばいや腰掛け待合もある、本格的な茶室です。

静嘉堂文庫にあった岩崎家の茶室、「釣月庵」の写しだそう。

こちらでの初釜は、ロイヤルパークホテルの創業から、ずっと続けられているそうです。


 
行くなら1月1日がおすすめです!
 
え、1月1日⁈
ハイ、1月1日デス。

初釜は1月1日と2日の11:00-16:00ですが、2日はかなり混みます。
お茶室は狭いので、そんなにたくさんの人は入れません。
となると、かなりの時間、レストラン前のベンチで順番を待つことに…

比較的空いていて静かな雰囲気が楽しめる、1日がおすすめです!

とはいえ、お雑煮を食べたりしなければならないし、11時とは言いませんので、1月1日12時集合としたいと思います。

なぜ12時かというと…

この日は11:00から、1Fロビーでお餅つきがあるからです!
見学はどなたでも自由です。運がよければ、搗きたてのお餅のふるまいがいただけるかも♪

ほかにも獅子舞や縁日、福袋販売など、たくさんのイベントがありますよ。
お時間に余裕のある方は、水天宮に初詣もいいですね。

お申し込みは、FacebookメッセンジャーやLINEで、「お名前(仮名可)」「当日のご連絡先(ケータイ番号など)」をお知らせください。
ご不明の点があれば、お気軽にお問い合わせを♪

当日は、初釜の待合となっているホテル5Fのレストラン「源氏香」の前のベンチで、お待ちしております。

服装はお洋服でかまいませんので、あたたかくしていらしてくださいね。


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【お問い合わせ】
 
お茶でもいっぷくでは、こんな感じの公開イベントのほかにも、
・プライベートお抹茶体験、和文化ガイドツアー(おふたりから5人まで)
・呈茶のご依頼、コラボ企画のお誘い etc..
などなどを承っております。
English available. 日常英会話レベルの英語にも対応します。
 
LINEやメッセージ、メールで、お気軽にお問い合わせください。
 
どうぞよろしくお願いします〜_(__)_
 
by お茶でもいっぷく - 観月つる子
 
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秋はお茶会のハイシーズン!

「文化の日」と前後して、毎年恒例の「東京大茶会」や「銀茶会」も盛大に開催されましたね。



学園祭シーズンでもあり、茶道部のお茶会もあります。お近くの区民センターなどで、区民文化祭のお茶会も。


「お茶券」を買えば誰でも入れるお茶会、「大寄せのお茶会」のお茶券代は一般的に、複数のお席があって5,000円〜。お弁当がついて10,000円のことが多いでしょうか。もっと高いお席もあります。

その点、文化祭のお茶席は、一席500円程度で和菓子とお抹茶がいただけることが多いです。おトクです〜。

堅苦しい雰囲気もなく、度胸をつける絶好のチャンスです! 初心者も経験者も、ぜひ参加したいですね。

 
お茶会のお客さんコースで予習を♪
 

楽しいはずのお茶会で、ときどき、ものすごーく緊張されているお客さまをお見かけします。

「お作法がわからない」とか、「間違えたらどうしよう」と心配なのかもしれません。

せっかくのお茶会。ゆったりくつろいで、お茶とおもてなしを味わいたいものです。


「お抹茶を飲んでみたい」「和菓子が好き」「でも、お作法は何もわからない」という方。

「お茶でもいっぷく」ではリクエストに応じて、オーダーメイドの内容でグループレッスンを承っています。


お茶会のお客さん入門コースは、お抹茶と季節のお菓子をご用意し、いただき方はもちろん、持ち物や服装、お茶室での注意点や、しびれにくい正座のしかたなどを、一回でお伝えしますよ。

お茶会直前の「一夜漬け」、いかがでしょうか?

 
おうちでお抹茶コースも♪
 

つるがおすすめなのは、おうちでお抹茶コース。

お抹茶は、お湯さえあれば作れて、お茶殻やフィルターなどのゴミも出ない。インスタントコーヒー並みに手間いらずの飲み物です。

茶葉に含まれるビタミンCやカテキン、テアニン、食物繊維をすべて摂取できる、健康飲料でもあります。

抹茶碗がなくても、ご飯茶碗やカフェオレボウルが使えますよ。

ご自分でおいしくお茶を点てるコツや、フードペアリングとして和菓子に限定せず、お抹茶に合うお菓子を提案しています。



京都をはじめ、お抹茶文化が根付いている地方では、お寺などの観光地で普通〜のおじさんたちが、普通〜にお抹茶を楽しんでおられるのを見かけます。

そんなふうに気負わずに、気軽においしくお抹茶を味わうことは、心身ともに健康によい気がします。

その証拠に、お茶をやってる年配の方は、お元気で長生きされる方が多いです!


グループレッスンは、おふたりから開催できます。平日の夜および休日の約2時間前後、ご都合の合う日時をご相談で決めましょう。

費用は、諸経費込みでおひとり3,000円が目安です。

ご予約はできるだけ早めのほうが助かりますが、キャンセルなどで直前でも空いていることがあります。

年末年始も承ってますので、つる子まで、お気軽にお問い合わせくださいね♪


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暑かった夏もようやく終わり、朝夕は気温も下がって、熱いお抹茶がおいしい季節となりました。
…すっかりごぶさたしてしまいました。

昨年ご好評いただいた「アイスもなか茶会」をはじめ、夏の間に「お茶でもいっぷく」でやりたい企画もたくさんあったのです、が。
本業が少々忙しくなってしまい、時間を作れずにおりました(つるの本業は、非正規ITワーカー)。
忙しかった現場もめでたく?卒業し、いまは絶賛次のお仕事探し中です。
これから来年のオリンピックイヤーに向けていろんな企画を実現するべく、リベンジに燃えております!

そんな中、非公開イベントとなりましたが、念願の楽茶碗作り体験に行ってきました~。
 
楽陶会 楽茶碗作り体験01
 
やっぱり楽が好き♪
 
楽焼のお茶碗といえば、ごぞんじ千利休が茶の湯のためにプロデュースし、瓦職人長次郎に焼かせたのにはじまり、多くの茶人に愛されてきたもの。
なんといってもまず、手に持つと、驚くほど軽い。
なのに保温性は高く、お茶が冷めにくい。
なのになのに熱伝導性は低く、熱いお茶が入っても、茶碗そのものはぜんぜん熱くならない。
お抹茶をいただくのに、こんなに向いている焼き物って、ほかにないですよね。

これまでにも、絵唐津と備前の抹茶碗作り体験に参加したことはありました。
でも、自称「茶の湯勉強家」のつるとしては、ど~しても、楽のお茶碗を作ってみたい!

楽美術館 楽歴代
 
京都には、楽の脇窯をはじめ、いくつか体験できるところがあります。
が、都内ではなかなかやらせてくれるところがありません。
なんでも、手間がかかる上に、まず楽焼の土を入手するのがむずかしいのだそうです。
楽焼の窯元では、それぞれの家に伝わる秘密の場所から採ってきた楽焼用の陶土が、代々たいせつに受け継がれているのですよね。
 
駒込の陶芸教室「楽陶会」さんへ♪
 
それでもあきらめずに検索してたどり着いたのが、東京は駒込にある陶芸教室、「楽陶会」さんです。

こちらの教室と窯元、吉光窯の創始者の故・高橋一翠さんは、東京都内では珍しい楽茶碗を作られる陶芸家で、故・林晴三先生との交流もあったそう。
現在の代表の高橋和則先生も、お父様の跡をついで陶芸家となり、そのまた息子さんも陶芸家に。
陶土問屋さんも営んでおられるので、教室にもいろいろな陶土が揃っているようです。

吉光窯 高橋和則先生
 
さっそく先生の個展にうかがい、先生作の楽茶碗を拝見して、楽焼体験についてご相談してみました。
以前は教室に楽茶碗のクラスもあったけれど、今はなくなってしまった、でも、先生に時間があるときなら、体験教室の枠で楽茶碗体験も対応していだけるとのこと。「最低5名以上集まれば」と。

ほんとは土を練るところから焼成まで、ぜーんぶ自分でやってみたいところですが、とても1日では終わりません!
釉掛けと焼成は先生におまかせし、午後イチから目標4時間で、手びねりでの成型と削りまでをやらせていただくことに。
黒楽、赤楽、白楽から選んで、ひとり2個作ります!
(所要時間とお値段も通常の体験費用×2個分くらい)

お忙しい先生のお暇をぬって、やっと候補日が決定。
しかし、5名以上から、というのが、友だちの少ないつるには、なかなかハードルが高かった(^-^;
お茶友さんを勧誘しまくりました!
直前キャンセルが出たりもしましたが、まるで運命だったかのようにピンチヒッターがみつかって、予定どおり5名で先生のところにうかがうことができました。
 
同じ土からぜんぜん違うお茶碗に♪
 
楽陶会 楽茶碗作り体験02
 
一般的なお茶碗はひも状のニョロニョロを積み重ねて形を作っていく「ひもづくり」が多いかと思うのですが、今回は「てづくね」での成型です。
超絶不器用なつるは、どの向きに力を入れたらいいのか、「???」の嵐、失敗しては先生に直していただきながら、どうにかこうにか、茶碗らしきものに(^-^;
高台(底の台のとこ)まで自分で成型したのは、これがはじめてです!
 
楽陶会 楽茶碗作り体験03
楽等会 楽茶碗作り体験04

同じ土から、ぜんぜん違うお茶碗ができました。
ご一緒したみなさんの作品、みんな素敵!
繊細で乙女チックなお茶碗、きりっとしっかりものなお茶碗、それぞれ、性格が出るような。

楽等会 楽茶碗作り体験02
つるのは、赤と黒、同じ形の色違いセットにしました。
…はい、みんな大好きな、光悦っぽい感じを目指してみましたよ。
え? 全然違うって?
う、うん…ソウデスネ…これはこれで、つるのいいかげんで大雑把な性格がよく出ております…しゃあなし。
 
まったく思うようにいきませんでしたが、楽しかった~♡
焼成が上がってくるのが楽しみです♪
 
楽焼の唯一の?欠点、「割れやすい」
 
今回先生に「メンバーをネットで募集していいですか?」とうかがったところ。
「お知り合いだけでお願いします」とのことで、シークレットイベントになりました。

楽焼は、とても割れやすい陶器です。
焼成の段階で割れてしまうこともあり、その場合の保障はできないので、と。
もし1個割れちゃっても、最低1個は助かるように、という保険の意味でも、2個作らせていただきました。
 
…もし焼成で割れちゃったら、金継ぎすればいいですよね!
(金継ぎも、やってみた~い)

またひとつ、貴重な体験ができました。
都内近郊で「楽茶碗、作りたい!」という方は、5名以上仲間を集めて、高橋先生にご相談を!
楽陶会さんの陶芸体験のご案内はこちら → http://raku-tou-kai.com/experience.html#anc1

5名集めるのは無理、という方は…
ぜひ「お茶でもいっぷく」のイベントに参加して、つると直接お友だちになってくださいね。
 
次回は、来年の夏かな…?
絶対また行きたい!!

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早くも令和もひと月が過ぎ、二月めを迎えております。早いですね~。
 
さて、平成最後の一日、つるは文京区の施設、肥後細川庭園 松聲閣にて、「つるのお茶会ごっこ♪」に国内外からグローバルなお客さまをお迎えして過ごしました。
 
 
つるのお茶会ごっこ♪お会記
 
2019.4.30
つるのお茶会ごっこ♪肥後細川庭園 於 松聲閣 

<寄付>

香煎……自家製桜シロップのお湯割り

<本席>

色紙……「行雲流水」富士見西行/東福寺住職 故・西部文浄老師 自画賛
香合……隅田川香合

水指……染付 鮟鱇 松聲閣所蔵
蓋置……京焼 雪洞(ぼんぼり)

薄茶器……夜桜塗 中次
茶杓……桜材

主茶碗……黒楽/自作 吉村楽入先生作陶体験にて
替え茶碗……備前/自作 於 鯉淵亮太先生作陶体験にて

主菓子……桜の道明寺羹/HIGASHIYA
薄茶……丸の内店GW期間限定抹茶 春日(かすが)/一保堂 

おみやげ……自家製桜のシロップ
 
桜を愛した歌人、西行♪
 
夜桜棗に雪洞(ぼんぼり)と、桜づくしのとりあわせです♪
あれ? 4月も末になって桜? 遅くない? と思われたかもしれません。

この日は、平成最後の日。過ぎゆく春を惜しみ、過ぎゆく平成の時代を懐かしみながら、時の流れに思いをはせてみようと思いました。

床の間の掛け物は、東福寺のご住職、故・西部文浄老師の「行雲流水」(すみません、工芸印刷です(^-^;)。

海外からのお客さまには、つたない英語でご説明。
"The clouds in the sky, and the stream below."
 
 
さて、この旅姿の僧がふり返ってどこかをみつめるポーズといえば?
みんな大好き♪ 桜と月の歌人、西行法師の東国行きを描いた「富士見(ふじみ)西行(さいぎょう)」です。

西行は生涯で二度、東国、奥州平泉まで旅をしていまして、一度目は、出家後まもない若い頃でした。
そして二度目は、東大寺再建のための大勧進に協力し、親戚筋の奥州藤原氏に砂金の勧進を願うためのもの。
西行が北面の武士だった頃の同僚、平清盛が率いる平氏の南都焼討によって興福寺は全焼。東大寺も大半が消失、大仏殿も焼け落ち、大仏も損傷して野ざらしになっていました。高野山で知古の間柄であった僧、重源が東大寺復興事業の責任者となり、西行はこれに協力したのです。
このとき西行は、数え年で70歳。
おそらくは、死をも覚悟しての旅だったでしょう。

「富士見西行」は、その旅路の半ばで富士山をみつめている場面を描いたもの。
このとき詠んだ和歌も残っています。

「風になびく 富士のけぶりの空に消えて ゆくへも知らぬ わが思ひかな」
 
富士山は何度か大規模な噴火をくり返していますが、この頃も、頂上からもくもく煙が出ていたらしいです。

西行は勧進の大役を無事やりとげ、都に戻って、歌業の集大成として自薦歌合を編纂して伊勢神宮に奉納したのち、世を去りました。旧暦の2月16日のことでした。

「願はくは 花の下にて 春死なむ そのきさらぎの 望月のころ」

"如月の望月"とは、ブッダが入滅した2月15日のこと。
新暦に換算すると、3月の末。
ちょうど桜の季節でした。
 
隅田川と芭蕉と西行♪

香合は隅田川。
隅田川といえば、言わずと知れた桜の名所ですが、ちょっとしたエピソードをご紹介。

 
"俳聖"松尾芭蕉は一時期、松聲閣にもほど近い関口芭蕉庵に住み、俳句を作りながら水道工事監督として生活していたことがあります。
俳諧師として身を立ててからは深川に移りますが、あるとき深川の自宅も処分して、隅田川にほど近い草庵から、あの「奥の細道」の旅に出ています。

実は、芭蕉は西行の大ファンでした。
「奥の細道」の旅の動機については諸説ありますが、西行の平泉行きの行程をなぞったものという説も。
つまり、西行ヲタクの"聖地巡礼"の旅だったとも考えられるんですね。

時代は移り、世の中は変わっていきますが、1000年近く昔の西行の歌ごころは、300年前の江戸時代の芭蕉へ、そして現代の私たちへと、時代を超えて、変わらず伝えられています。
 
食べる桜と見る桜♪
 
主菓子も桜ですが、Welcome Drinkで使った桜の花びらのシロップは、ブルーベリーガーデン旭 さんに八重桜を摘みに行き、大磯の 湘南雑貨屋Sara(サラ) さんで aromateabase さんに教わって作ったもの。
4月はまだ肌寒かったので、桜湯にしましたが、炭酸水で割ったり、かき氷シロップにしてもいいとか♪
また来年も摘みに行きたい!

さてさて、お客さま方には、楽しんでいただけたでしょうか?

次回「つるのお茶会ごっこ♪」は、7月の開催を予定しています。
 
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平成から令和にまたがる10連休のまんなか、関西の旅のつづきです。
 
MIHO MUSEUMの次は、もちろん、アレを…見てきました♪
 
 
国立博物館は夜間開館の日がねらいめ♪
 
奈良といえば、天平時代からの美仏が集う、仏像ファンのホームグラウンド…行きたいところがいっぱい…!
なのですが、今回の奈良行きは、目的地を絞っています。
 
奈良国立博物館での、国宝の殿堂 藤田美術館展。「蔵の美術館」として知られる藤田美術館の大規模改装にともなって実現した、特別展です!
ここに、藤田美術館所蔵のもうひとつの曜変天目、通称"藤田天目"が出品されています。
 
これは絶対混むだろうな~、と思い、今回の関西の旅の最後、夜間開館の金曜日の夜に寄りました。
美術館ってなぜか、朝イチが一番混んでいて、夜は比較的すいてます。
奈良博は、毎週金曜、土曜は20:00まで開館(最終入館受付は19:30)。トーハクの21:00までにはかなわないものの、社会人にはうれしい配慮です。
 
ネットで見ると、かなり待った人もいたみたいですが、奈良博に着いた時点で、入館待ちはありませんでした♪
 
曜変天目のまわりを一周(^-^;
 
曜変天目は個室(?)で単独のケースに入っていて、ロープが張ってある「曜変天目見学コース」に入り、一列に並んで順番を待ちます。
 
警備員さんが「はいはい、立ち止まらないでくださーい」なんて言ってる中、みんなで展示ケースのまわりをかがんだり、背伸びしたり、角度を変えて一周してるところは、なんかおかしかった(^-^;
 
ここでも家族連れやカップルが多くて、一人で来て単眼鏡でガン見してる(つるみたいな)ヲタの人は少数派でした。NHKの「日曜美術館」とかでも特集してたし、お茶碗って、お茶やってない人にも人気なんだなあ。
 
8K映像で360°鑑賞できる♪
 
本物を見に来てなんだか本末転倒ですが、会場でも上映されていたNHK大阪が撮影した8K映像が、すばらしかったです!
 
館長の藤田さんが手にした藤田天目にズームインして、前から横から後ろから、あらゆる角度から360°なめるように写しています…
 
お茶碗の見込み(内側)は、曜変天目ディスコでおなじみ、静嘉堂文庫所蔵の稲葉天目が一番派手ですが、藤田天目は胴から腰(外側)の窯変がキレイですね~。
 
NHKの8K動画はこちら↓で見れます♪ 関西では上映会イベントもあったそうな。
 
 
そういえば、MIHO MUSEUMの龍光院展では、龍光院の国宝茶室「密庵(みったん)」で、遠州流の御家元、小堀宗実宗匠が曜変天目でお濃茶を練って出されるところまでの映像が流れていたのですが…あのお茶、どなたかが召し上がったのでしょうか? 
 
おいしそ~な濃茶でした…あぁ、いただいてみたい♪
 
かくして、10連休中関西の旅を満喫し、東京に戻りました。

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