平成から令和にまたがる10連休のまんなか、関西の旅のつづきです。
 
MIHO MUSEUMの次は、もちろん、アレを…見てきました♪
 
 
国立博物館は夜間開館の日がねらいめ♪
 
奈良といえば、天平時代からの美仏が集う、仏像ファンのホームグラウンド…行きたいところがいっぱい…!
なのですが、今回の奈良行きは、目的地を絞っています。
 
奈良国立博物館での、国宝の殿堂 藤田美術館展。「蔵の美術館」として知られる藤田美術館の大規模改装にともなって実現した、特別展です!
ここに、藤田美術館所蔵のもうひとつの曜変天目、通称"藤田天目"が出品されています。
 
これは絶対混むだろうな~、と思い、今回の関西の旅の最後、夜間開館の金曜日の夜に寄りました。
美術館ってなぜか、朝イチが一番混んでいて、夜は比較的すいてます。
奈良博は、毎週金曜、土曜は20:00まで開館(最終入館受付は19:30)。トーハクの21:00までにはかなわないものの、社会人にはうれしい配慮です。
 
ネットで見ると、かなり待った人もいたみたいですが、奈良博に着いた時点で、入館待ちはありませんでした♪
 
曜変天目のまわりを一周(^-^;
 
曜変天目は個室(?)で単独のケースに入っていて、ロープが張ってある「曜変天目見学コース」に入り、一列に並んで順番を待ちます。
 
警備員さんが「はいはい、立ち止まらないでくださーい」なんて言ってる中、みんなで展示ケースのまわりをかがんだり、背伸びしたり、角度を変えて一周してるところは、なんかおかしかった(^-^;
 
ここでも家族連れやカップルが多くて、一人で来て単眼鏡でガン見してる(つるみたいな)ヲタの人は少数派でした。NHKの「日曜美術館」とかでも特集してたし、お茶碗って、お茶やってない人にも人気なんだなあ。
 
8K映像で360°鑑賞できる♪
 
本物を見に来てなんだか本末転倒ですが、会場でも上映されていたNHK大阪が撮影した8K映像が、すばらしかったです!
 
館長の藤田さんが手にした藤田天目にズームインして、前から横から後ろから、あらゆる角度から360°なめるように写しています…
 
お茶碗の見込み(内側)は、曜変天目ディスコでおなじみ、静嘉堂文庫所蔵の稲葉天目が一番派手ですが、藤田天目は胴から腰(外側)の窯変がキレイですね~。
 
NHKの8K動画はこちら↓で見れます♪ 関西では上映会イベントもあったそうな。
 
 
そういえば、MIHO MUSEUMの龍光院展では、龍光院の国宝茶室「密庵(みったん)」で、遠州流の御家元、小堀宗実宗匠が曜変天目でお濃茶を練って出されるところまでの映像が流れていたのですが…あのお茶、どなたかが召し上がったのでしょうか? 
 
おいしそ~な濃茶でした…あぁ、いただいてみたい♪
 
かくして、10連休中関西の旅を満喫し、東京に戻りました。

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by お茶でもいっぷく - 観月つる子
 
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