【歌舞伎と親しむ、大人の和カフェ】 | 世界お茶まつり SNS広報チームのブログ

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本日2月20日 は何の日かご存知ですか?実は・・・歌舞伎の日歌舞伎・定式幕です!

京都の四条河原でかぶき踊りを始めた出雲阿国が、
1607(慶長12)年のこの日、江戸城で将軍・徳川家康や諸大名の前で
初めて歌舞伎踊りを披露したのだそうです。

そして2013年4月、新しくなった歌舞伎座歌舞伎2 が開場します

 
 
建設中の様子。真新しい真っ白な壁が印象的です。
以前の建物は戦後まもなくの1951年(昭和26年)に建築されたそうですから、
約60年ぶりの建て替えになります。

人気の銀座・築地エリアにも近く、ますます注目度が上がりそうな歌舞伎座周辺
おススメしたいカフェがあります!
こちらの鳴神さん。歌舞伎座の真横の小路にあり、徒歩30秒ほどです 

 
 
店名になっている「鳴神」とは・・・歌舞伎の演目の一つ。
主役の鳴神上人(なるかみしょうにん)が天皇から願掛けの依頼を受け見事成就したものの、
約束を反故にされ、怒って竜神龍を滝壷に封印してしまったところからお話は始まります。

seiが降らなくなって困った朝廷は、
内裏一の美女・雲の絶間姫(くものたえまひめ)を送り、色香で惑わそうとして・・・というお話。

鳴神上人と雲の絶間姫の駆け引きの面白さや、
柱に巻きつく大見得歌舞伎隈取などのダイナミックな演出もある人気演目です

と、こんな歌舞伎のお話もしながらゆっくりお茶ができる鳴神さん。

 
 
朱色の柱が目をひく、洗練された和モダンな空間

実はこちらのオーナーさん、前回の世界お茶まつり2010にご来場いただいたそうです
また静岡市のお茶屋問屋さんとお付き合いがあるなど、静岡とご縁のあるお店。

 
 
「お作法などにこだわらず気軽に日本茶を楽しんで欲しい」とのこと。
煎茶は本山・川根・宇治・八女と代表的な産地をそろえ、
玉露も宇治・八女と二種類の産地を用意しています。
またお抹茶や抹茶ラテ抹茶ラテも人気だそうです!

煎茶メニューの中で、ひときわ目をひく「7132」というお茶を発見!
お茶なのに数字ってと思われた方も多いでしょう。

これはお茶の品種名で、正確に言うと系統番号「静7132」といい、
やぶきたなどと同じようにお茶の品種の一つなのです。

 
 ●煎茶 7132 600円(税込)●

7132はほのかな桜葉の香り*sakura*がするのですが、
これは大島桜やヨモギにも含まれる「クマリン」という成分によるもので、天然の香り。

鳴神さんで出される7132は、通常の緑茶を作るような「蒸し製法」ではなく
「釜炒り製法」のものなので、中国茶のような香ばしさも少しあります。

ほわ~っ吹き出しと、あたたかみのある香りが広がります。
桜葉の香りとちょっと香ばしいような香り。両手で包んでほっとした気持ちになります。

また、お湯は鉄の茶釜で沸かしたお湯を使っています。
ちなみに可愛らしいうつわは女性の陶芸作家さんのものだそう

お食事メニューもあり、茶巾寿司などの大阪寿司胡麻うどんなど、
スイーツは抹茶のスフレチーズケーキや数種類あるぜんざいなどがいただけます。

普段あまりいただく機会がないので、大阪寿司の茶巾寿司をいただきました 

 
 ●茶巾寿司と胡麻うどんのセット 1,050円(税込)●
(ランチ 950円)

築地にある八竹という大阪寿司のお店からお取り寄せしているそうです。
卵の色がとてもきれいで、茶巾をとじている三つ葉も端正。ぽってりと美味しそうです

 
 
たまご焼きがふわふわ~穴子やレンコンなど具もたくさん入っていて、
どれも丁寧な下ごしらえを感じさせる、うす味の上品なお寿司です。

茶巾寿司ってこんなに美味しかったんだ~と思いました。
メニューには他にも穴子巻きや鯖ずしなどがあります。

 
 
食事にはこちらの京番茶をつけてくださいます。
香ばしい香りとまろやかな焙じ茶の味がして、苦味は少なく美味しい番茶。
急須サービスなのでおかわりも気兼ねなくいただけるのが嬉しいですね  

 

付け合わせにはお茶の佃煮
ほんのりとしたお茶の風味と苦味で口の中がさっぱりします

 
 
セットの胡麻うどんを上生菓子に変えて、デザートのぜんざいと一緒にいただきました

上生菓子は東京・目黒の太市という和菓子屋さんのもの。
店舗販売はしておらず、予約やお茶席の注文のみ受けているお店だそうです。
この日のお菓子は早春に先駆けて咲く蝋梅(ろうばい)ウグイス

 
 
上品な練りきりの下には、お豆の美味しさを感じる優しい甘さのつぶあん
なかなか手に入れる機会のない和菓子をカフェで気軽にいただけるというのも、
嬉しいですね

 
 
デザートのぜんざいはさらりとした餡で、白玉はもちもち。
さっぱりしていて、食事の後でもぺろりといただけます


八竹さんのお寿司は前日までに予約すればお持ち帰りできるので、
歌舞伎座新橋演舞場でお芝居を観る時にお弁当弁当として持っていく方もいるそうです。

また観劇のあとにゆっくり座って感想を語り合っていかれる方も多いとか。
お茶は一杯のお値段で、お湯を足してもらい二煎、三煎・・・といただけるので、
実はかなりお得なんですよ


 
 
店内ではオリジナルパッケージのお茶を購入することもできます。

お芝居を見た後にゆっくりお茶を楽しんだり、
銀座・築地を歩いたあとに一休みしたりするのにとてもおススメなお店

内装やうつわ、お食事にいたるまでセンスの光る和モダンな空間で、
ぜひゆっくり日本茶を楽しんでください

 


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鳴神
http://www.narukami-cafe.com/main.html
〒104-0061 東京都銀座4-13-3
TEL 03-6226-4360
月~金 10:00~20:00(19:30ラストオーダー)
土・日・祝 10:00~18:00(17:30ラストオーダー)
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【記事作成 広報田渕】