“食べるお茶”って、知っていますか
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日本では、“お茶は飲み物”のイメージが強いですが、
玉露のお茶を蓋碗(がいわん:蓋つき茶碗、急須)で飲んだ後、ポン酢やドレッシングをかけて、食べたり・・・
摘んだお茶をてんぷらにしたり、お茶として飲んだ茶葉を佃煮にしたり・・・
実は、抹茶は「碾茶」・・・
まるごと粉状にしているので、実は、お茶そのものを食べていた・・・んです
世界のお茶では、おやつ・食事・おもてなしの場にかかせない民族的“食”となっている国が。
ミャンマーでは、いつも生活の中で欠かせない存在になっている「ラ ペェ トゥ」
摘み取ったお茶の葉を蒸して、竹かごを使って土の中に埋めて、半年~1年発酵させて作ったもの。
どんなものなのか 知るべく、東京、恵比寿駅(中央東口)から徒歩7分にある「びるまの竪琴」へ
ミャンマーは約135の民族と約77の言葉の違いのある日本の約1.8倍の広さの国。
東北部のシャン州の山の中でお茶が作られていて、飲料用だけでなく、食用としても生産されているそう。
ミャンマーの人々はみんな良くお茶を食べる習慣がありますが、生産地域のシャン州の人たちにとっては、お茶は飲むもので、食べるものではないそう。
この点はおもしろいですね。
ミャンマーでは、食材ごと豪華なおせちのように仕切られた器にバラバラに並べられた「ラ ペェ トゥ」の素材を、自分好みに好きなものを好きな量だけ小皿に取って、味付けをしながら食べるそう。
お店では、食べやすいように最初から混ぜて味や量のバランス考えサラダに。
(お茶の葉と揚げ豆のサラダ)750円(税抜き)
発酵させたお茶の葉の苦み、揚げ豆の香ばしさが特徴のミャンマーの伝統的なサラダ。
そのまま食べても、レタスに巻いて食べても、ご飯にかけて食べても・・・お好みで。
お茶請けやご飯のおかず、お酒のおつまみとして。
また特別なお祭りのとき、大事な会議のとき、結納のときなどには、コミュニケーションツールとしても使われてきたのが、「ラ ペェ トゥ」
こんなとき、使っている食材、特にエビの大きさでその家柄も出てしまうとか
大きいエビは、3cm~5cmもあるそう
干しエビ、お茶の葉、ごま、ピーナツ、7種ヒヨコ豆・グリンピースなどの揚げた豆とキャベツなどの入った「びるまの竪琴」風の「ラ ペェ トゥ」。
これらの食材を使用。
干しエビは、形のあるエビと、味わい深くするための粉を使用。
食感がとても良くて、歯ごたえが楽しいサラダ。
噛めば噛むほど、味の深みが増します。
発酵させたお茶の葉が入っているので少し酸味とほろ苦さがあり、ちょい辛な味。
添えてあるトマトは、フルーツのようにとても甘く感じます。
トマトは最初から混ぜると水っぽくなるので、トマトは混ぜずに出しているのもこのお店のこだわり。
「ラ ペェ トゥ」のように茶葉そのものを食べると、カテキンやビタミンCなどに加えて、ビタミンAや食物繊維などもまるごと摂取できます。
イタリア料理やフランス料理、アメリカ人に合うアジアン料理店を経験後、このミャンマー料理店「びるまの竪琴」をオープンさせたココさん
ミャンマー人のシェフのココさんと日本人女性の佐野さんの2人でお店を切り盛り。
味付けは、ミャンマー人のココさんの好きな味をそのまま出しているそうですが、「日本人向けの味付けにしているのかなぁ 」と思うくらい、とても日本人に合う味わいと食べやすさ
ミャンマー料理はもともとあまり辛くはないそうですが、誰もが美味しく食べてもらえるように、辛さはお好みで調節で。
イギリス領地だったということもあり、紅茶に近いような、ほうじ茶に近いような、優しいまろやかな香りの煮出しのお茶。
ミャンマーでは、昔お酒は禁止されていたので、よくお茶を飲んでいたそう。
今は、お酒は解禁されたので、お酒を飲むようになったそうですが、お茶は今でもよく飲むそう。
「びるまの竪琴」のお店のドアを開けるとウッディ―調な温かく落ち着いた雰囲気のお店。
ミャンマーを感じるタペストリーや絵が。
あなたもミャンマー料理・食べるお茶を食べてみません
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★びるまの竪琴★
〒150-0013
住所:東京都渋谷区恵比寿2-8-13
アクセスビル1階
TEL:03-5420-1686
営業時間:【平日】ランチ 11:30~14:00
ディナー 18:00~23:00
【土・祝祭日】18:00~23:00
定休日:日曜
http://www.towntown.jp/item/Biruma/Tategoto.htm
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しずふぁん!!オチャヤプラプロジェクトでは、静岡県内の楽しいお茶屋さんをご紹介しています♪
【記事作成:広報 赤堀】
『お茶に恋をしています・・・。』
広報 赤堀
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■世界お茶まつり2013■
<春の祭典>
平成25年5月2日(木)~5月5日(日)
会場:県内各地、富士山静岡空港、
茶文化関連施設 他
<秋の祭典>
平成25年11月7日(木)~11月10日(日)
会場:静岡県コンベンションアーツセンター
“グランシップ” 他
URL:http://www.ocha-festival.jp/
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