よく焼く派?ちょっと生派?
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牛肉はちょっと生でも良いかもしれぬが
豚肉や鶏肉はよく焼いて食べたい。
豚や鶏の加熱不足はリスク高いで…。
あゝ、焼肉食べたいなぁ〜。
今日は近所の映画館がサービスディなので
「雪風 YUKIKAZE」を観てきた。
佐世保で建造された雪風ですが、
呉を母港としていたので、
戦時中はオッサンの住む街が
母港であったことになりますね。
「呉の雪風 佐世保の時雨」
と言われた武勲艦というか、超幸運艦。
映画では雪風艦長は1人しか登場しませんが、
映画でのモデルは5代目の艦長です。
歴代艦長の働きにより雪風は幸運艦としての
実績を積んできましたが、
最も激戦の中を指揮したのは寺内艦長かな。
艦橋天井から身を乗り出して三角定規を使い
襲ってくる爆撃機を避ける操艦方法、
そんな状態で操舵手の肩を蹴って
舵を取る方向を指示していたとか、
そういうエピソードも再現されていました。
映画としては爆弾や魚雷を受けて
戦死者がたくさん、流血シーンが辛い…
みたいなゴリゴリの戦争映画ではなくて、
ヒューマンドラマとして
観ることができるのではないかな。
オッサンは当時生きていたわけではないので
実際の雪風を見たことはありませんが
書物などによりますと、
とても整理整頓がされて清潔感があり、
他の艦艇の乗員からみると人間関係も良く
他所に比べてとても良い雰囲気だったとか。
鉄拳制裁や精神注入棒で殴打されたという
話がたくさんある当時の艦艇の中では
すごいホワイトな職場だったようです。
そもそも雪風みたいな駆逐艦は
戦艦みたいな大型艦に比べて人数も少なく
家族的な雰囲気があったのかもしれない。
なお、当時の日本の戦艦はというと…
鬼の山城、地獄の金剛、
音に聞こえた蛇の長門 日向行こうか、
伊勢行こか、いっそ海兵団で首吊ろか。
地獄榛名に鬼金剛、羅刹霧島、夜叉比叡。
乗るな山城鬼より恐い。
という歌があったそうなので想像できるよね。
これに開戦後に竣工した大和、武蔵が
加われば日本戦艦ほぼ全部鬼とか地獄やん。
(艦隊これくしょんより)
(艦隊これくしょんより)
もし、オッサンが当時生きていて、
海軍でどこかの艦艇に乗せられるなら…
現在の目線から見れば雪風一択。
船酔いとか、狭いとか、どうでも良い。
でも不沈艦とされた大和とかに配属されたら
きっと誇らしかったんだろうなぁ…。
しかし、ただ運が良かった、艦長が良かった、
それだけでは激戦の中をほぼ無傷で
生き残ることはできなかったと思うのです。
海外の停泊地で空襲があった時に
停泊艦艇の中で最も早く機関を起動して
沖合に退避したのは幸運艦である佐世保の時雨。
そこで時雨が見たものは、
空襲があるだろうと事前に予想して
既に沖合に退避していた呉の雪風。
雪風は幸運艦のさらに上を行く。
幸運艦の時雨も残念ながら
終戦を迎えることはできませんでした。
やはり幸運艦としてほぼ無傷で生き残るのは
運任せではなく、人間側の行動によるものも
あるのは間違いないと思います。
そういうところから雪風は
初動がとても早い、
戦闘態勢を整えるまでが超早い、
超機敏艦と言われていたとか。
ほぼ無傷で生還するから
練度も上がり乗員間の連携も良くなる、
好循環で生還する確率がさらに上がる…。
そういう背景や予備知識を持ってみれば、
棚からぼた餅みたいに
幸運はやってくるのではなくて、
自ら動いて手繰り寄せるもの…
と考えさせられた映画でした。
南方からの復員輸送ではお産があったり、
ゲゲゲの鬼太郎で有名な
水木しげる氏を運んだり、
終戦後もエピソードは多いですね。
戦後は賠償艦となり、
その運の良さから戦勝各国は
雪風を希望したとか。
最終的には台湾が獲得して運用し、
台風で損傷した後で解体されました。
今は錨と舵輪が江田島にありますので
興味ある方は訪れてみてはいかがですか。
戦争中の軍艦なので
僚艦が沈むのをたくさん見た一方で、
生存者を多数救ったり
復員時のおめでたい出来事など、
多数の人に幸せを与えた…と言うか、
艦も人も幸運に恵まれたのが
「雪風」なのですね。





















































