【久々の路上演奏でのブレイクスルー 優等生と完璧主義を手放した息子】 | 「自然体で自分らしい」心も体も楽になる家族の食と暮らしのヒントをお届け

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「キッチンから未来を変える」
自然派ずぼら料理教室/ホリスティックライフコーチマーシャン祥子です。
自然体で自分らしい 心も体も楽になる家族のライフスタイルを提案します
食も暮らしも「みんな違ってみんないい」新しい時代の生き方を見つけよう!

・はじめましての方へ
オーストラリアの海辺発 食・子育てからライフワークまで、ママの生き方をホリスティックにサポート。
世界を飛び回っていた管理栄養士×シェフが、障害児子育てをきっかけに「キッチンから未来を変える」フードコーチ・ライフワークコーチに!?ハマるの確実。まずはここからスタート→10年間のholisticfoodjourney

 

 久々の路上演奏

 

 久しぶりに息子が路上演奏をしました。


外出控え始めた時期から3ヶ月ぶりくらい。






最初はなんかやりたいかわからないなーって言ってたんだけど、祝日だしとりあえず行ってみて気が乗らなかったら帰ってこようって言って家族で出かけました。



寒くて風が強かったけど行ってみたらやる気が出たみたい。



張り切るのはうちのステージパパ😅



セットアップするのに、なんつーか



使命感に燃えてる???笑



自分でセットアップするシーンを三脚使って撮影してるくらいですからね。



私は、大量のコードとかどこに繋ぐかわかんないし、娘とみてるだけ。一言だけ息子に。



「間違えても想定内」(mistakes are within my expectation っておもえばいいよ)



久々だから、間違えそう、忘れそうってちょっと気が乗らなかったと思うんですよね。知らない人の前で弾くの怖いなとか。



でもその言葉を伝えたら、そっか!って吹っ切れたようでした。





 

 息子の変化

 



演奏を始めたらすぐに感覚取り戻していて、入り込んでる息子。



感情こもってるし、その場で色々ピアノも歌もアレンジを加えていてさすが。惚れちゃう息子!



でもやっぱり、歌詞忘れちゃったり、ピアノのコード間違えたりしたんですね。



以前は間違えると冷静を保って何度も引き直しつつも親から観るとフラストレーションとストレス溜まっていくのが見えたんです。


完璧にやりたい!という気持ちがあるからね。最後まで弾き切って何事もなかったのように次に行くのもそれはそれで子供なのに立派でした。



でもね、今回は違ったんです。






弾き間違えたらお茶目に笑った。



歌詞忘れたらうまくごまかさないで、演奏止めて茶目っ気たっぷりにこう言ったんです。



あー僕はこの曲3日前に覚えたんですけど、歌詞忘れちゃいました。3日前だと言うのに全く、信じられません!!



すると演奏見れた人たちが笑いながら


「それでも最高!」


「すごいいいね!」


って拍手をくれました。



同じく3日前にギターを買って、それも披露しようとしたんですがこんなふうに前置きもしていました。



「ギターを3日前に買ったんですけど、弾いてみたいと思います。完璧じゃないかもしれないけど、僕のベスト尽くします。」



で、実験的に弾いてみる息子。



しかしマイクにギターの音がうまく入らないんです。ステージパパ、ここであたふたw



ルーパーっていうその場で録音した音を繰り返して演奏し続ける機械もうまくいかない。



以前ならここで、涙をいっぱい溜めて「今日はもう帰る」ってステージパパに言ってただろう息子。



しかしマイクでこう伝えました。



「やっぱり、言ったように完璧じゃなかったです。できないのでピアノで行きます。」



もうその一連の動きがすごくありのままでプロっぽくって、人を惹きつけていました。



寒かったし風も強かったし、普段の半分くらいの収入でしたが私からすると今までの路上演奏の中で一番素敵だったと思ったんです。



息子にとっての大きなブレイクスルー。







 

 ホームスクールで気づいたこと

 




この息子の成長には、コロナでのホームスクールが大きく関係してると思いました。



息子は学校でも何でもできるし先生からも好かれてまぁいい子だったんですよねずっと。



宿題とか、やんなくていいよって言っても、自分でちゃんとしたいからやるタイプ。



それっていいことかもしれないけど、完璧を求めるところがあって、優等生気質が仇になることも多々。できないことは絶対見せたくないし、プライドも高くてできない自分が許せない。



だけどホームスクールの期間、学校ってなんのためなのか、何が大切で何をしたら自分のためになるのかを色々考えたんです。






そしたら、学校でやってることの半分以上、大して役に立たないことに気づいちゃった(笑



社会や学校が敷いたレールをちゃんと歩むことより、自分の力でレールを敷いて、いっぱい失敗して経験を積んでいくことが大事だって、なんか感覚でわかったようだったんです。



でね、息子としては珍しく、先生からちゃんとやんなさいってメールが来ても、かなり多くの課題放置してたんです。



優等生と完璧を手放したと言うのかな。



普段は私がやんなくていいよっていうのに、



ちょっとー私が先生に怒られるんだからテキトーにいくつかやっといてよぉ。



というくらい。


 

 完璧を手放してより成長した息子

 




息子も、葛藤あったと思うんです。



ちゃんとすべき?



でも今だから学べること何?



そんな中で、完璧とか「いい子」を自分から手放せていけたんじゃないかな。



それが、路上演奏に現れていました。



自分が決めた完璧とか、社会や学校がが決めた「いい子」に惑わされず



失敗しても想定内


できないは自分、それも自分



それを体現していて、本当にカッコ良かったです。






音楽で人を楽しませるだけでなく、生き方あり方も表現できるミュージシャンに育っていって欲しいな。



もうママにできることはほとんどありませんけど、ステージパパに頑張ってもらいましょう。








 

 

 

 

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