【脳性麻痺の娘の成長6歳半 親という安心感の中で挑戦し自信をつけていく子供】 | 「自然体で自分らしい」心も体も楽になる家族の食と暮らしのヒントをお届け

「自然体で自分らしい」心も体も楽になる家族の食と暮らしのヒントをお届け

「キッチンから未来を変える」
自然派ずぼら料理教室/ホリスティックライフコーチマーシャン祥子です。
自然体で自分らしい 心も体も楽になる家族のライフスタイルを提案します
食も暮らしも「みんな違ってみんないい」新しい時代の生き方を見つけよう!

・はじめましての方へ
オーストラリアの海辺発 食・子育てからライフワークまで、ママの生き方をホリスティックにサポート。
世界を飛び回っていた管理栄養士×シェフが、障害児子育てをきっかけに「キッチンから未来を変える」フードコーチ・ライフワークコーチに!?ハマるの確実。まずはここからスタート→10年間のholisticfoodjourney

 

 娘の成長6歳半

 

 先週のセラピーで、娘がなんと4分間も一人で立つことができました。

 

しかも裸足です。

 

これまでは、靴の中にプラスチックの装具(お値段は驚愕の12万円、チーン)を入れないと一人では立てなかったのでものすごい進歩です。

 

手をつないで歩ける距離もどんどん伸びてきて、手をつながずに念のためジャケットの一部を私が後ろから持った状態で一人で歩いたりもできるように。

 

 

 

私が後ろで命綱的ににジャケットを持っていれば25mくらいは一人で歩けます。

 

ちょうど、自転車の補助なしを漕ぎ出すような感じで、

 

娘は

 

「ちゃんと持ってる? let go しちゃだめよ」

 

と言いつつテクテク歩きます。

 

私もついつい

 

補助なし自転車を教える親のように

 

大丈夫、ママがいるからといいつつ、ちょっとずつ手を離してみたり。

 

バランスを崩してしまった時、とっさの動作をしようとすると逆に筋肉の硬直が増すため

 

棒のように倒れてしまうんですが、それをジャケットを背中からぎゅっと引っ張る形で防ぐんです。

 

 

 

 スローモーションで起きた事件

 

 

ある朝、始業のベル前に娘のウォーカーがある教室まで付き添いで歩いてた時のこと。

 

準備をしていた担任の先生が教室から出てきました。

 

「ママからここまで歩いてきて!先生待ってるから!」

 

と両手を広げて教室の扉の前でしゃがんでくれたんです。

 

もう、こんないい先生は二度と会えないんじゃないかってくらいとっても素敵な先生なんですけど。

 

(先生のお誕生日に書いた絵)

 

娘は見て欲しい気持ちもいっぱいで、満面の笑顔で歩き始めました。

 

私も、ほんのちょっとだけジャケットをつまんで、後ろからついていって。

 

このくらいの距離なら手を離して大丈夫だなーやってみようかって思っていたその時。

 

自分の足にからまった娘が棒状になってスローモーションでつんのめっていく・・・・・・・・

 

ジャケットをぎゅっと握りしめてキャッチしなきゃ・・・・・・

 

あぁぁぁぁ 油断していた指の間からジャケットがスローモーションでするっと抜ける感覚・・・・・・

 

ドタ!!!

 

と、娘が顔面から突っ伏してしまいました。

 

 

 

 信頼関係と裏切り

 

ぎゃーーーーー!!!

 

と反射的に叫ぶのは娘ではなく私の方。

 

娘は色んな感情が爆発しそうな顔で私を振り返って睨みつけました。

 

ちゃんと持ってるって言ったじゃない。

 

持ってないじゃない!

 

信じてたのに!!!

 

という目線。だけど無言。

 

そこからギャン泣きする娘。

 

先生に上手に歩けるところを見せたかったのに転んでしまったこと

 

ママを信じていたのに、ちゃんとジャケットを持っててくれなかったこと

 

ぶつけてしまった顔や膝の痛みとショック

 

色んな感情が混じり合って爆発し、ただ泣くしかないという感じでした。

 

 

 

 

 

私はもう、罪悪感でいっぱいで、

 

裏切ったわけじゃなくて指がすべっちゃったんだよ。

 

いつもちゃんと見てるんだよ。

 

だけど結果的にちゃんと支えて上げられなくってごめんねってなんども何度も抱きしめながら謝りました。

 

先生もティッシュを持ってきてくれたりして

 

落ち着くまでちょっと一緒にいたら始業ベルが鳴って別れたんですけど。

 

娘のあの「裏切った!?」という視線が忘れられなくて、1日落ち込んでしまいました。

 

指が滑ったのは事実だけど、だけど私はその瞬間に、手を離しても大丈夫だなって勝手に判断していたのも事実だから。

 

 

 

 安心感と挑戦、そして自信

 

 

思い返すと、娘ははいはいを始めた時も

 

ウォーカーで歩き始めた時も

 

自転車に乗り始めた時も

 

ちょっと進むたびに私を振り返って、ちゃんと見てる?って確認していたんです。

 

 

 

ママがいてくれるから、やってみるよ。

 

ママが見ててくれるから、もうちょっと頑張るよ。

 

そんな風にいつも後ろにいる私を振り返ってくれていた。

 

ママがいてくれるという安心感があるからこそ、ちょっと怖いことに挑戦できるという感じ。

 

なのになんだかそういう信頼関係を、壊してしまったみたいで

 

申し訳ない気持ちでいっぱいだったんですね。

 

頭がごめんねでいっぱい。

 

 

 

でも、はいはいにしてもウォーカーにしても自転車にしても

 

慣れてくると娘は私を振り返らなくなりました。

 

もう、一人で大丈夫なんだって自信がついたら、ママがいる安心感は必要なくなったから。

 

振り返るどころか、

 

ママはあっちから行ってね。

 

って一人で冒険するようになってたり(笑

 

 

 

 

子供って親の安心感の中で挑戦し、自信をつけたら自分のタイミングで親の手を離れていくものなのかもしれない。

 

親がそのタイミングを先読みしたり、押し付けてしまうと、「自分で育てていく自信の芽」を摘み取ってしまうかもしれない。

 

「自分で成長する力」を奪ってしまうかもしれない。

 

だったら無理に私の方から手を離すことなく

 

娘がもう一人で大丈夫っていうまで

 

しっかりと娘に安心感をあげようって思ったのでした。

 

 

 

 

 

 

たくさん転びながらも大丈夫って思える日まで、ママはちゃんと後ろにいるからね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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